【月間表彰】驚異のスピードが話題となった横浜MF仲川輝人の猛プレス→絶妙アシストはなぜ生まれたのか?「サブの時は30分頃までベンチには入らない」
カテゴリ:Jリーグ
2021年12月01日
「ウチは速い選手がたくさんいるので、ランキングをつけるのは難しい」
DAZNとパートナーメディアによる「DAZN Jリーグ推進委員会」では、「Jリーグ月間表彰」企画を実施している。スポーツ・サッカー専門メディアが独自の視点で、その月に印象的な活躍を見せた選手やチームを表彰する同賞。サッカーダイジェストWebは「Jリーグ月間ベストアシスト」を毎月選出している。
10月のベストアシストには、横浜F・マリノスの仲川輝人が第31節の湘南ベルマーレ戦で披露した、驚きのボール奪取から前田大然のゴールを演出したアシストをチョイス。SNS上でも話題となったあのシーンを本人に振り返ってもらうとともに、今シーズンについても振り返ってもらった。
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【動画】月間ベストアシストに輝いた仲川輝人の猛プレス→絶妙パス
10月のベストアシストには、横浜F・マリノスの仲川輝人が第31節の湘南ベルマーレ戦で披露した、驚きのボール奪取から前田大然のゴールを演出したアシストをチョイス。SNS上でも話題となったあのシーンを本人に振り返ってもらうとともに、今シーズンについても振り返ってもらった。
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【動画】月間ベストアシストに輝いた仲川輝人の猛プレス→絶妙パス
――湘南戦にアシストを10月のベストアシストに選出させていただきました。おめでとうございます。
「ありがとうございます!」
――スコアレスの状態で、三枚替えのひとりとして途中出場しました。(ケヴィン)マスカット監督からの指示は?
「試合が停滞していた時間帯だったので、スピード感を持ったプレーだったり、裏に抜ける動きをしてくれっていうことでした」
――アシストは入って2分後でした。「ボールに追いつけるな」という感じで石原(広数)選手を追って行った?
「追いつけるなというよりは、攻守の切り替えの速さは特に徹底しているので、自然と身体が動きました。相手に自由にさせないというか、相手ボールになった時にどれだけ早く相手にプレスにいけるかという気持ちでボールに寄っていった時に、相手がキーパーを見ていたのでその瞬間にコレはいけるなっと。切り替えの速さとか、チームでやってきた事が自然とできるのが、ウチの良さだと思うので、それが良い形で出て、アシストまで行けたと思います」
――いきなりフルスプリントでしたね。
「いつでもフルスピードでできるように、アップも入念にしてやっています。サブの時は、前半30分頃までベンチに入らず、ロッカーのところでアップをしています」
――そういった入念な準備が、あのアシストに繋がったんですね。ボールを奪って持ち込んだ後、パスを出せるタイミングで一度タメたように見えましたが中を見たうえでの判断だった?
「しっかり中は見られていたし、ボールを奪った時のファーストタッチで相手選手の前に入れたので、足を引っかけてきたらPKになるという自分の方が優位な立場だったので、中の人数をしっかり把握できていました。あの時は、マルコス(ジュニオール)と大然と(杉本)健勇がいて、最初はマルコスに出そうとしましたが、相手がコースを切ってきたので、ひとつタメて、ステップで相手の動きをずらした感じですかね。奥の大然が見えていたので、キーパーに当てないように意識しながら合わせました」
――仲川選手の良さが凝縮されたようなアシストでした。
「気持ちよかったですね。相手の逆を突くプレーが好きだし、それが試合でできて、得点につながったのは嬉しいです。ただ、自分が点取ったわけじゃなく、アシストしただけなので、大然がよく決めてくれたなと思います」
――SNSでは、そのシーンでのスピードへ驚きの声がありました、チーム内では何番目ぐらいの速さ?
「ウチは速い選手がたくさんいるので、ランキングをつけるのは難しいですね。チアゴ(マルチンス)も、宮市(亮)も、大然も、エウベルもみんな速いので。前線の選手は特にスピードが武器の選手が非常に多いので、何番目かは決められないですね」
「ありがとうございます!」
――スコアレスの状態で、三枚替えのひとりとして途中出場しました。(ケヴィン)マスカット監督からの指示は?
「試合が停滞していた時間帯だったので、スピード感を持ったプレーだったり、裏に抜ける動きをしてくれっていうことでした」
――アシストは入って2分後でした。「ボールに追いつけるな」という感じで石原(広数)選手を追って行った?
「追いつけるなというよりは、攻守の切り替えの速さは特に徹底しているので、自然と身体が動きました。相手に自由にさせないというか、相手ボールになった時にどれだけ早く相手にプレスにいけるかという気持ちでボールに寄っていった時に、相手がキーパーを見ていたのでその瞬間にコレはいけるなっと。切り替えの速さとか、チームでやってきた事が自然とできるのが、ウチの良さだと思うので、それが良い形で出て、アシストまで行けたと思います」
――いきなりフルスプリントでしたね。
「いつでもフルスピードでできるように、アップも入念にしてやっています。サブの時は、前半30分頃までベンチに入らず、ロッカーのところでアップをしています」
――そういった入念な準備が、あのアシストに繋がったんですね。ボールを奪って持ち込んだ後、パスを出せるタイミングで一度タメたように見えましたが中を見たうえでの判断だった?
「しっかり中は見られていたし、ボールを奪った時のファーストタッチで相手選手の前に入れたので、足を引っかけてきたらPKになるという自分の方が優位な立場だったので、中の人数をしっかり把握できていました。あの時は、マルコス(ジュニオール)と大然と(杉本)健勇がいて、最初はマルコスに出そうとしましたが、相手がコースを切ってきたので、ひとつタメて、ステップで相手の動きをずらした感じですかね。奥の大然が見えていたので、キーパーに当てないように意識しながら合わせました」
――仲川選手の良さが凝縮されたようなアシストでした。
「気持ちよかったですね。相手の逆を突くプレーが好きだし、それが試合でできて、得点につながったのは嬉しいです。ただ、自分が点取ったわけじゃなく、アシストしただけなので、大然がよく決めてくれたなと思います」
――SNSでは、そのシーンでのスピードへ驚きの声がありました、チーム内では何番目ぐらいの速さ?
「ウチは速い選手がたくさんいるので、ランキングをつけるのは難しいですね。チアゴ(マルチンス)も、宮市(亮)も、大然も、エウベルもみんな速いので。前線の選手は特にスピードが武器の選手が非常に多いので、何番目かは決められないですね」