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「リベンジという表現は強すぎる」リバプールFWマネがマドリーとの再戦を前に語った本音。「うちはプレッシングだけじゃない」【インタビュー】

カテゴリ:ワールド

エル・パイス紙

2022年05月28日

「セネガルの夢の実現に貢献できてとても嬉しかった」

CL決勝前にインタビューに応じたマネ。(C)Getty Images

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 今シーズンのFAカップとUEFAカップを制したリバプールは現地5月28日、3冠を懸け、パリ近郊サンドニのスタッド・ド・フランスで開催されるチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝で、レアル・マドリーと対戦する。

 4年前のCLファイナルで敗れた“白い巨人”への雪辱を期すリバプールで、鍵を握る選手のひとりがFWサディオ・マネだ。セネガル代表の一員として今冬に制したアフリカ・ネーションズカップに続くビッグタイトル獲得を狙うアタッカーに、スペイン紙『エル・パイス』がインタビューを実施。大一番を前に語った貴重な声をお届けする。

―――◆―――◆―――
 
――選手というのは時に自分自身に対して何かを証明する必要があります。セネガル代表がアフリカ・ネーションズカップで優勝したことであなたは自分自身に対して何を証明したのでしょうか?

「サッカーを愛していることとできる限り長くプレーしたいということだ。チャンピオンズ・リーグ、プレミアリーグ、アフリカ・ネーションズカップ、ワールドカップなど、その間、1つでも多くのタイトルを獲得したい。プロである以上、毎試合ベストを尽くさなければならない。チームのレベルアップに貢献し、より良い選手になるために行動する覚悟があることを自分自身に証明したい」

――アフリカ・ネーションズカップの決勝では(同僚の)モハメド・サラーを擁するエジプトを破り、あなたは大会最優秀選手に輝きました。セネガルはカタール・ワールドカップ最終予選でも同じくエジプトを倒し、本大会出場を決めました。 サッカーの歴史の浅いセネガルの小さな村、バンバリに生まれたあなたにとって、これはどういった意味を持つのでしょうか?

「簡単なことではなかった。僕のルーツはとてもとても遠いところにある。だからこそここまで来ることができたのは、僕にとってはとても特別なことなんだ。これは夢だ。セネガルの夢の実現に貢献できてとても嬉しかったし、モチベーションの喚起にもなった。そう考えると、チャンピオンズ・リーグで優勝することは、バンバリ生まれの人間がプロ選手になることと比べれば、それほど難しいことではないのかもしれない」
 
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