次世代アスレティックトレーナー育成プロジェクトSOCCER MEDICAL CAMP

SOCCER MEDICAL CAMP 2023は修了式を実施。受講生はニチバン株式会社上席執行役員コンシューマー営業本部長の藤川智氏や中村憲剛氏らと記念撮影を行ないました。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

ご自身の経験談を交えながら選手との向き合い方を受講生に説く中村憲剛氏。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)
「SOCCER MEDICAL CAMP」はJFAソーシャルバリューパートナーであるニチバン株式会社と公益財団法人日本サッカー協会の共催で2019年にスタートした次世代アスレティックトレーナー育成プロジェクトです。ここでは2023年7月22日から始まった「SOCCER MEDICAL CAMP 2023」の最終日の様子をレポートします。
※本記事は2023年12月8日発売のサッカーダイジェスト本誌から転載。一部修正。
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SOCCER MEDICAL CAMP 2023は10月28日(土)に最終日を迎えました。
まず、影山雅永JFAユース育成ダイレクターが、日本サッカー協会が掲げる「Japan's Way」を例にとり、日本サッカー界の目標を解説しました。そして、人口比的にはほんのひと握りの「トップレベルを目指すグループ」と圧倒的に多い「サッカーそのものを楽しむグループ」のふたつの山は、相互に作用する大切な存在であること、トレーナーが必要とされる理由や場所は無数にあることを伝えました。
その後は、4つの班に分かれてグループ発表が行なわれました。育成年代が少ない「AT(アスティックトレーナー)の人口分布」や「怪我からの復帰を目指す選手とトレーナーの映像」には、発表内容を見ていた中村憲剛JFAロールモデルコーチからも「あれがリアルな話です」という感想がこぼれていました。
その後、場所を移して修了式へ。湯川和之JFA事務総長、藤川智ニチバン株式会社上席執行役員コンシューマー営業本部長の挨拶後、中村氏が壇上に立ちました。現役時代に日本代表で前田弘、菊島良介トレーナー、川崎フロンターレで中條智志トレーナーらに支えられた話や、様々なエピソードを披露し「選手に安心感を与えながら、厳しいことも言える」距離感、向き合い方を説きました。
最後に、全員で記念撮影を行ない、全日程を終了しました。
この日巣立った20名には、日本のスポーツ界を支えるATに成長することが期待されます。
※本記事は2023年12月8日発売のサッカーダイジェスト本誌から転載。一部修正。
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SOCCER MEDICAL CAMP 2023は10月28日(土)に最終日を迎えました。
まず、影山雅永JFAユース育成ダイレクターが、日本サッカー協会が掲げる「Japan's Way」を例にとり、日本サッカー界の目標を解説しました。そして、人口比的にはほんのひと握りの「トップレベルを目指すグループ」と圧倒的に多い「サッカーそのものを楽しむグループ」のふたつの山は、相互に作用する大切な存在であること、トレーナーが必要とされる理由や場所は無数にあることを伝えました。
その後は、4つの班に分かれてグループ発表が行なわれました。育成年代が少ない「AT(アスティックトレーナー)の人口分布」や「怪我からの復帰を目指す選手とトレーナーの映像」には、発表内容を見ていた中村憲剛JFAロールモデルコーチからも「あれがリアルな話です」という感想がこぼれていました。
その後、場所を移して修了式へ。湯川和之JFA事務総長、藤川智ニチバン株式会社上席執行役員コンシューマー営業本部長の挨拶後、中村氏が壇上に立ちました。現役時代に日本代表で前田弘、菊島良介トレーナー、川崎フロンターレで中條智志トレーナーらに支えられた話や、様々なエピソードを披露し「選手に安心感を与えながら、厳しいことも言える」距離感、向き合い方を説きました。
最後に、全員で記念撮影を行ない、全日程を終了しました。
この日巣立った20名には、日本のスポーツ界を支えるATに成長することが期待されます。