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「リベンジという表現は強すぎる」リバプールFWマネがマドリーとの再戦を前に語った本音。「うちはプレッシングだけじゃない」【インタビュー】

カテゴリ:ワールド

エル・パイス紙

2022年05月28日

「4年前の決勝とはまったく別の試合だ」

4年前の決勝ではチーム唯一のゴールを挙げたものの、1-3で敗れた。(C)Getty Images

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――マドリーとのリターンマッチとなった今回のチャンピオンズ・リーグの決勝戦にどのように向き合うつもりですか?真っ白な気持ちで臨みますか?それともGK(ロリス・カリウス)が(カリム)ベンゼマにゴールをプレゼントし、セルヒオ・ラモスがサラーの肩を負傷させた2018年の決勝のことを強く意識して臨みますか?

「もうあの決勝のことは頭から振り払った。マドリーは勝利に値した。僕たちはベストを尽くしたけど、勝利することができなかった。それで世界が終わったわけではじゃないしね。もう過去のことだ。あれから4年が経過し、状況も変わった。今、僕たちはより多くの経験とクオリティを持っている。もしもう一度あの試合に臨むとしたら、同じやり方はしないはずだ。いずれにせよ、試合の入りはリバプールのほうがよかったと思う。

 でもサッカーはより多く得点を決めたチームが勝利する競技であり、現実的に考えれば、マドリーが決定力で上回っていたし、パフォーマンスも素晴らしかった。 世界最高のチームの一つである彼らが、いいプレーをしないわけがない。でも今回は僕たちもより準備ができている。どんな試合が待ち受けているのか知っている。それが非常に難しいことであることも含めてね。でも頂点に立ちたければ、最高の相手を倒さなければならない」
 
――サラーはリベンジマッチと表現しています。

「僕にはそういう認識はない。リベンジという表現は強すぎる。4年前の決勝とはまったく別の試合だ。リバプールの最高のプレーを見せたい」

――リバプールはプレッシングの強度、ボールを呼び込む動き、スペースへの走り込み、いずれにおいても近年最もエネルギッシュなチームです。あなたの場合は、(ユルゲン)クロップ監督に鍛えられてそうプレーしているのか、それとも身体が勝手に反応しているのか、どちらなのしょうか?

「リバプールは一人ひとりがよく動く。なぜならそれが僕たちのDNAでもあるからだ。プレッシングの強度だけではない。複数の選手によるマークを外す動きを繰り返し練習することで、実戦で再現できるレベルにまで持って行き、さらにその都度バリエーションも加えている。マークを外す動きは継続して行わなければ意味がないし、意外性が伴わなければ、相手に脅威を与えることもできない。自陣に引いて待ち受ける守備に対しては特にね」
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