河治良幸 新着記事

“王者のスタンダード”を取り戻した神戸。強い縦志向も、後ろからのつなぎも。切り替えがより明確になった

 2月24日の開幕戦。昨シーズンのJ1王者であるヴィッセル神戸は、ヤマハスタジアムで昇格組のジュビロ磐田に2-0で勝利し、幸先の良いスタートを切った。 神戸はプレシーズンマッチのインテル・マイア... 続きを読む

代替地で北朝鮮にドロー...なでしこJの歯車を狂わせた要因は? 目に見える不安材料は左サイドからの攻撃。ピースを効果的にはめ合わせたい

 パリ五輪出場を懸けたアジア最終予選の第1戦目は、なでしこジャパンにとって非常に苦しい戦いになった。 試合は、当初の平壌ではなく、代替地であるサウジアラビアのジッダで行なわれた。日本で調整してい... 続きを読む

0-3敗戦の名古屋に希望の光。森保監督も注目の倍井謙が放った強烈なインパクト「推進力は負けたくない。そこは僕の生命線」

 豊田スタジアムで行なわれた名古屋グランパス対鹿島アントラーズのJ1開幕戦では、順調に鹿島が得点を重ねて、62分の時点で3点差に。勝負の大勢は決してしまったが、その後に試合の見せ場が待っていた。... 続きを読む

なぜアジア杯で中東勢は勝ち残れるのか。日本に足りなかったものとは? イラン戦後に“熱量の差”を指摘されたが...

 アジアカップの決勝は、ヨルダンと前回王者でもある開催地カタールというカードに決まった。いわゆる“中東対決”になるが、中東勢の躍進と言っても、ベスト4の顔ぶれを見る限り、... 続きを読む

「若い選手から学ぶこともある」“40歳のチャレンジャー”川島永嗣は新天地ジュビロに何をもたらすか「ピッチの中では厳しく、外ではみんなと笑顔で」

 川島永嗣のジュビロ磐田への加入がリリースされたのは、1月12日だった。翌日に行なわれた新体制発表、その席には川島もいた。公式会見の後、テレビやラジオの映像収録とペン記者の囲み取材の場がセッティ... 続きを読む

十分に回避できたイラン戦のPK献上。だがそれ以上に問題だったのは...三笘は孤立、久保&前田を交代させた対価は得られなかった【アジア杯】

[アジアカップ準々決勝]日本 1-2 イラン/2月3日/エデュケーション・シティ・スタジアム 最終的に勝敗を分けたのは、大きなミスだった。 ロングパスをワイドで折り返されたボールの処理を巡り、センタ... 続きを読む

イランはどれだけ強い? 日本がこれまで対戦してきたどの相手よりも...タレント力はアジア屈指、左サイドのガエディは要注意だ【アジア杯】

 アジアカップの準々決勝で、日本代表はイラン代表と対戦する。2019年の前回大会では準決勝で相まみえ、日本が3-0の完勝を収めている。 当時の主力だった長友佑都をして「スーパーゲーム」と言わしめ... 続きを読む

象徴的だったバーレーン戦の1点目。外側にステイで“陰のアシスト”。カギ握る久保・堂安・毎熊のトリオ【アジア杯】

 アジアカップのラウンド16でバーレーンに3-1で勝利し、準々決勝に進んだ日本代表。前向きに評価できるのは、選手間のイメージ共有が高まり、各エリアで距離感やコンビネーションにアップデートが見られ... 続きを読む

左サイドは“イトウ”のタッグ、旗手&久保の打開力にも期待。森保J、バーレーン戦で推奨したいスタメン11人【アジア杯】

 グループステージ(GS)第3節のインドネシア戦から、中6日で行なわれるアジアカップのラウンド16のバーレーン戦。ここを勝ち上がれば決勝まで中2日、中3日、中2日と過密日程の戦いを強いられるため... 続きを読む

鳥栖の川井監督が追求する“究極のバランス”。リーダーの存在も重視。「子どものヤンチャな部分は持ち、時には誰かが親代わりに」

 サガン鳥栖は川井健太監督が就任して3シーズン目を迎える。2022年が11位、昨年が14位と成績面を見れば、決して高い評価はできないが、チームの基盤としては徐々に築かれている手応えがあって、勝負... 続きを読む

ガンバ遠藤保仁コーチがもたらす2つの効果。倉田秋は実感「空気感は去年とは違う」

 沖縄県の中城でキャンプを行なっているガンバ大阪。昨シーズンは16位という結果で、“降格枠は1”というレギュレーションに救われたところもある。今季はダニエル・ポヤトス監督... 続きを読む

インドネシア戦は突破を決めるだけではダメ。先を見据えて流れを良くする選手起用が必要。推奨スタメン11人は?【アジア杯】

 カタールで開催中のアジアカップに参戦している日本。初戦のベトナム戦は苦しみながらも4-2で勝利したが、続くイラク戦は前半に2失点し、反撃も1点にとどまり、1-2で屈辱的な敗戦を喫した。 これで... 続きを読む

苦い経験も「結果的に過程でしかない」。札幌復帰の鈴木武蔵が思い描く成長曲線。「ここから行くぞという気持ちです」

 ベルギー、ガンバ大阪とそれぞれのクラブで2シーズンを経て、約3年半ぶりの札幌帰還となった鈴木武蔵は、明るい表情でキャンプに参加している。 元々そこまでグイグイ引っ張っていくキャラクターではない... 続きを読む

合言葉は「ブラボー」。ポポヴィッチ新監督が鹿島にもたらす新風。要求はシンプルで、矢印は常にゴールに向けられている

「ブラーボー!」 鹿島アントラーズの練習後、ミックスゾーンで他選手を取材している時に、こちら側にそう呼びかけてきたのは鈴木優磨だ。つまりは“ポポさん”ことランコ・ポポヴィ... 続きを読む

攻撃以上に難しさがあった守備。ベトナムの例外的な仕組みに、日本は前からハメに行く枚数が足りず、セットプレーの落とし穴にはまる【アジア杯】

[アジア杯GS第1節]日本 4-2 ベトナム/1月14日/アルトゥマーマ・スタジアム 色々な意味で、アジアカップ初戦の難しさが出た試合だった。 アジアの戦いというと、一般的には引いた相手をどう崩すか... 続きを読む

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