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左サイドは“イトウ”のタッグ、旗手&久保の打開力にも期待。森保J、バーレーン戦で推奨したいスタメン11人【アジア杯】

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2024年01月29日

サイドをいかに破られないか

バーレーン戦で伊東は“左”で起用したい。相手の弱みを突ければベストだ。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 グループステージ(GS)第3節のインドネシア戦から、中6日で行なわれるアジアカップのラウンド16のバーレーン戦。ここを勝ち上がれば決勝まで中2日、中3日、中2日と過密日程の戦いを強いられるため、総力戦になることは間違いないが、一度リフレッシュしてノックアウトステージに挑んでいることを前向きに捉えたい。

 ここから先は負けたら終わりのレギュレーションで、一つひとつ勝利を目ざしていくことになる。バーレーンはアルゼンチン人のアントニオ・ピッツィ監督が、4-2-3-1をベースに攻守を構築しているが、ボール保持率で相手を上回ったのはGS第2節のマレーシア戦だけ。

 韓国とヨルダンには相手にボールを握られる展開で、自陣で耐える時間が長くなった。ただ、1-3で敗れた韓国戦がボールを持たれた印象の強い試合だったのに対して、1-0で勝利したヨルダン戦は相手に持たせて、効果的なカウンターを繰り出していた。

 おそらく日本に対しては、ボールを握ろうとしても握れないことを想定して、ヨルダン戦のようにあらかじめ、引き気味にブロックを敷いて、カウンターから少ないチャンスに希望を見出してくるのではないか。
 
 前線にアブドゥラ・ユスフ・ヘラルという194センチのFWを擁しているが、基本的にはムハンマド・マルフーンやアリ・マダンを使ったサイドアタックがメインになる。そこに小柄な10番のカーミル・アル・アスワドが絡んでくる。

 カウンターと言っても、一発のロングボールに頼るだけでなく、2、3本のパスにドリブルを織り交ぜてサイドを攻略しようとしてくる。日本はハイラインでボールを支配しながら、守備でサイドをいかに破られないかを共有していく必要があるだろう。

 そうした守備のリスクケアはあるが、できるだけ90分で仕留めるために、森保一監督のスタメンのチョイスは鍵を握る。

 GKはここまで鈴木彩艶を信頼して起用してきているので、そのままだろう。4バックの右SBは、インドネシア戦で好調をアピールした毎熊晟矢の起用を薦めたい。あとはチームリーダーとしての自覚が目をひく冨安健洋、インドネシア戦は体調不良で欠場したが、27歳の誕生日を迎えた板倉滉のCBセットを今大会、初めて起用すると予想する。左SBは、グループステージで1得点・1アシストのアリ・マダンをしっかりと阻止してもらう意味でも、伊藤洋輝が適任か。

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