加部 究 新着記事

キーパーソンはカズだった――「セリエAダイジェスト」からネット配信までサッカーメディアの30年

 どうやら世界は、野球よりサッカーに熱狂しているらしい――。  実は日本人が薄々そこに気づき始めたのは、ほんの半世紀ほど前のことである。55年前の東京五輪を控え、各メディアが世界各地に特派員を送り... 続きを読む

識者が選ぶ、平成の日本代表ベスト11!「弱小国から変貌を遂げる過程で大半の貴重なゴールを記録したのは…」

 平成の時代もあと1週間足らずで幕を閉じることになるが、この30年余りで日本サッカー界は大きな進化を遂げてきた。とりわけ日本代表は苦難の道のりを経てワールドカップ初出場を果たし、3度のベスト16... 続きを読む

【識者が考えるコパ・アメリカ予想布陣】前線は鎌田、中島、香川のトライアングルか? アジア杯組不在なら4バックは無理!?

 南米2か国との3月シリーズを終えて、コパ・アメリカに臨む陣容を識者はどう考えるのか? 代表チームとクラブ間の様々な状況も考慮しながら、同大会へ臨む森保ジャパンの布陣をリアルに予想してもらった。... 続きを読む

森保采配に浮かび上がるスタメンと次候補の“断層”。指揮官の優しさ、配慮がもたらす幾つかの矛盾点

 森保一監督が就任し、日本サッカーは明確に新しい時代に突入した。  アジアカップ決勝ではスタメン全員が海外組だったが、今回のボリビア戦のスタメンは香川真司と乾貴士を除けば、すべてのフィールド・プレ... 続きを読む

【コロンビア戦・10番検証】香川真司が森保Jに持ち込んだ日本の「伝統的長所」。出場前後で崩しの質の違いは明白に…

 香川真司の最大の特徴は、時間とスペースを限定された局面での解決能力なのだと思う。ユルゲン・クロップ監督が、ドルトムントに加入したばかりの香川をトップ下に据えたのも、相手に最も警戒されるバイタル... 続きを読む

堂安律を凌ぐ久保建英の成長曲線――長谷川監督も驚愕した“1年の成長”の価値

 3月14日に発表されたU-22日本代表メンバーにも、飛び級ながら当然のように名を連ねている。今季、久保建英の成長が著しい。13歳でスペインから帰国後も、その能力の高さを随所に発揮してきたが、成... 続きを読む

【識者コラム】森保Jで見たい「未招集プレーヤー」。いま試すべき旬なアタッカーは? 高評価を得る二人の17歳も候補に

 ハビエル・アギーレ、ヴァイッド・ハリルホジッチと続いた前任の外国人監督に比べ、さすがに森保一監督は日本人選手たちの状況を掌握し、サプライズの少ない妥当な人選で世代交代を進めて来た。堂安律、南野... 続きを読む

香川、中島、乾に東京五輪世代も動いた冬の移籍。ロシアW杯後、日本人選手の市場評価はどう変化した?

 日本代表選手たちの海外移籍が加速したのは、2010年南アフリカ・ワールドカップを終えてからだった。大会時点で海外でプレーしていたのは登録の23人中4人。しかし大会後には、長友佑都、内田篤人、岡... 続きを読む

【アジア杯検証】想定外の試練に致命的ハンデも… 森保Jはいかなる状況下で7試合を戦ったのか?

 終幕に警鐘が鳴り、日本サッカーの将来を思えばハッピーエンドだったのかもしれない。 今回のアジアカップは、中東勢の絶対有利が動かない大会だった。地理的な条件以上に、ほぼ全員を国内組で固め、決勝の... 続きを読む

【イラン戦検証】なぜ相手は転がるボールより主審へのアピールを優先したのか? 勝負を分けた選手個々の成熟の違い|アジア杯

 大陸内のライバル国側の見地に立てば、落胆の結果だったかもしれない。確かにイランの解説者が表現した通り、日本は「アジアのドイツ」のような存在に近づいている。 20世紀後半の西ドイツは、今回のイラ... 続きを読む

地球の裏側には体罰、苛めのない別世界があった…アルゼンチン留学の橋渡しをする日本人コーディネーターの想い

 部活が怖くて引きこもった高校生にとっては、同県内の6つ先の駅が最寄りの学校より、地球の裏側のほうがずっと近く感じられた。極めつけの強豪校に進学した四方浩文は、早々に新入生を振るい落とす「しぼり... 続きを読む

【ベトナム戦検証】森保監督はなぜターンオーバーを採用しなかったのか? 浮かび上がるリスクと人情味|アジア杯

 五輪世代との兼任監督らしい判断だった。 ベトナムについての認識は、現場とそれを取り巻く周囲との間に大きな乖離があった。 ベトナムのエース、グエン・コン・フォンは、J2の水戸で5試合出場無得点の... 続きを読む

韓国のエース、ソン・フンミンを超える逸材も!? アジア杯で台頭した衝撃のライバルたち

 トーナメント(大会)が広く認知され、出場国が増えると底上げ現象が起こる。これはどのレベルでも変わらない。 ワールドカップも出場枠の拡大に伴い、逆に大陸間格差が解消されワンサイドの試合が減った。... 続きを読む

かつて“水を運ぶ”ボランチだった森保監督の冨安抜擢に見えた深謀遠慮|アジア杯

 現役時代の森保一監督と一緒に戦った日本代表メンバーは、今でも「ポイチ」のニックネームを通している。ハンス・オフト監督に選ばれた際に、多くのチームメイトが姓名の区切りに戸惑い、それがそのまま呼称... 続きを読む

アルゼンチンの強豪クラブで研鑽を積む19歳の逸材、島村優志が面白い!

 少年は早々と未来へのロードマップを描いていた。「小学6年生の時に、東京都立久留米総合高校が全国選手権に出場しました。あそこに入学して活躍したいと思いました。中学に進む頃には、その後は海外へ行こ... 続きを読む

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