加部 究 新着記事

自分たちのサッカーを取り戻し「賭け」に勝利。香川のトップ下復帰が分岐点に【16強、西野ジャパンの評価を問う#4】

 西野ジャパンがロシアでの冒険を終えたタイミングで、サッカーダイジェスト誌ライター陣7名に緊急アンケートを実施。世界の「ベスト16」という結果を残した日本代表への評価、「ベスト8」の壁を超えるた... 続きを読む

早急な監督選びには違和感。日本サッカー協会は、まずこの4年の紆余曲折を総括すべきだ

 ロシア・ワールドカップで、日本代表は2大会ぶり3度目のベスト16入りを果たし、8強とはならなかったものの、FIFAランク3位の強豪・ベルギーを相手に、各国からの称賛を集める戦いぶりも見せた。し... 続きを読む

【"ロシア後"の日本代表11人は?#1】最優先のテーマは柴崎岳、大島僚太の共存だ

 ワールドカップが終われば、また次の4年後に向け動き始める。長年日本代表を追う4人に訊いたのは、“ロシア後”の選択だ。どのような11人を選び、どう戦うか。興味深い回答が得... 続きを読む

【ロシア後】代表刷新へ! GK、DFに楽しみな素材が揃う一方で、長所だった攻撃面が…

 タイトルは奪うより守る方が難しい――。ボクシング界の格言は、サッカー界にも通じる。黄金期を切り拓いても、それを継続するには計画的な代謝が要る。英雄たちの栄誉を満喫し過ぎると、時には取り返しのつ... 続きを読む

ベルギー戦の勝機は? 昨年の対戦では酒井宏が好機を築く。柴崎、長谷部のミドルも有効だ

 オッズは極端に傾くほど番狂わせが起こり易い。それがサッカーの世界だ。  歴史を辿れば、日本代表は期待値と結果が反比例しがちだが、ベルギーも比例して来たとは言い難い。無欲で臨んだ1980年EURO... 続きを読む

「攻め倒す」がテーマの技術委員長が代表監督になり、そのビジョンは最も効果的に全国に発信された

 概して天才肌の異端児は、プライドが高く意固地な天邪鬼だ。常道を嫌い、いつも他人が思いつかない発想で驚かせたくて仕方がない。 西野朗監督が憧れたヨハン・クライフがそうだった。走力に長けても、走る... 続きを読む

【ロシアW杯】ハメスの故障に一発退場、名将の自滅… 猛烈な神風を味方に、ギャンブルに勝った日本協会

 猛烈な神風だった。 好結果を得るなら、少なからずコロンビアに自滅的な条件が要ると思っていたが、想像をはるかに超えて積み重なった。 ハメス・ロドリゲスの別メニューでの調整情報は信じていなかった。... 続きを読む

【コラム】コロンビアも困惑中!? 謎の深まった西野Jがサプライズへのキーマンとすべきは?

 最大の収穫は、コロンビアのホセ・ペケルマン監督を困惑させたことかもしれない。 Jリーグ開幕前夜のアマチュア時代の話だ。まだ日本は、韓国の遠い背中を眺めていた。だがある時、ユース代表戦で、日本が... 続きを読む

【日本代表|GL突破への3か条】8年前の南アフリカ大会のようなツキがないと

 コロンビア、セネガル、ポーランドと難敵揃いのグループH。格上の相手ばかりのグループリーグを、日本代表が勝ち抜くためには何が必要なのか。〝下剋上〞を起こすための3か条を見識のある7人に訊いた。―... 続きを読む

【コラム】西野監督が全幅の信頼を置く長谷部誠。ただし2戦を通じて明らかになったチームの軸は…

 もし西野朗監督が、本当にポリバレントなタイプを優先するなら、長谷部誠は理想の選手だ。浦和レッズからドイツに渡り、ボランチだけではなく、サイドバック、トップ下、センターバックなど様々なポジション... 続きを読む

【コラム】聞き慣れた日本評と想定内の戦いぶり… ガーナ戦の「トライ」で露呈した不安要素は?

 真剣モードのオールスター戦、それ以上でもそれ以下でもなかった。 スタメン平均が29.5歳、26名平均は27.5歳。西野朗監督は、実績のある人気選手を再結集して初陣に臨んだ。満員のスタンドでは、... 続きを読む

【コラム】ワールドクラスにも簡単ではない今のJリーグでも、イニエスタが期待を裏切る姿は想像がつかない!

 バルセロナで華麗なパスサッカーの主軸を担ってきたアンドレス・イニエスタの神戸加入がついに実現した。海外メディアも驚きを持って伝えたスーパースターのJリーグ加入は、果たして日本サッカーにとってい... 続きを読む

【コラム】なぜブラジル撃破後の西野氏はバルセロナへ渡り、代表選手はハリルの方針に異を唱えたのか?

 まずJFA(日本サッカー協会)が明示するべきなのは、「日本らしいサッカーの実現」と「ワールドカップの結果」で、どちらを最優先するのか、である。  ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の方針に選手たちが... 続きを読む

解明すべき検証課題。なぜ宇佐美は、プラチナ世代は日本代表の軸になり切れないのか?

 すでに中学に入学した頃から、宇佐美貴史の名前は全国区になりつつあった。ガンバ大阪の最高傑作との評判は一気に広まり、中学2年時にはU-15のキャプテンを務め、全日本クラブユース選手権で決勝ゴール... 続きを読む

マリ戦で浮上した2つの不安要素…「酒井宏樹の穴」と「中盤の不明瞭なコンセプト」

[国際親善試合]日本1-1マリ/3月23日/ベルギー・リエージュ  チームの守備について、ディフェンスラインだけを切り取って評価するのはナンセンスだ。ラインを押し上げコンパクトな戦いをするためには... 続きを読む

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