加部 究 新着記事

【コロンビア戦・10番検証】香川真司が森保Jに持ち込んだ日本の「伝統的長所」。出場前後で崩しの質の違いは明白に…

 香川真司の最大の特徴は、時間とスペースを限定された局面での解決能力なのだと思う。ユルゲン・クロップ監督が、ドルトムントに加入したばかりの香川をトップ下に据えたのも、相手に最も警戒されるバイタル... 続きを読む

堂安律を凌ぐ久保建英の成長曲線――長谷川監督も驚愕した“1年の成長”の価値

 3月14日に発表されたU-22日本代表メンバーにも、飛び級ながら当然のように名を連ねている。今季、久保建英の成長が著しい。13歳でスペインから帰国後も、その能力の高さを随所に発揮してきたが、成... 続きを読む

【識者コラム】森保Jで見たい「未招集プレーヤー」。いま試すべき旬なアタッカーは? 高評価を得る二人の17歳も候補に

 ハビエル・アギーレ、ヴァイッド・ハリルホジッチと続いた前任の外国人監督に比べ、さすがに森保一監督は日本人選手たちの状況を掌握し、サプライズの少ない妥当な人選で世代交代を進めて来た。堂安律、南野... 続きを読む

香川、中島、乾に東京五輪世代も動いた冬の移籍。ロシアW杯後、日本人選手の市場評価はどう変化した?

 日本代表選手たちの海外移籍が加速したのは、2010年南アフリカ・ワールドカップを終えてからだった。大会時点で海外でプレーしていたのは登録の23人中4人。しかし大会後には、長友佑都、内田篤人、岡... 続きを読む

【アジア杯検証】想定外の試練に致命的ハンデも… 森保Jはいかなる状況下で7試合を戦ったのか?

 終幕に警鐘が鳴り、日本サッカーの将来を思えばハッピーエンドだったのかもしれない。 今回のアジアカップは、中東勢の絶対有利が動かない大会だった。地理的な条件以上に、ほぼ全員を国内組で固め、決勝の... 続きを読む

【イラン戦検証】なぜ相手は転がるボールより主審へのアピールを優先したのか? 勝負を分けた選手個々の成熟の違い|アジア杯

 大陸内のライバル国側の見地に立てば、落胆の結果だったかもしれない。確かにイランの解説者が表現した通り、日本は「アジアのドイツ」のような存在に近づいている。 20世紀後半の西ドイツは、今回のイラ... 続きを読む

地球の裏側には体罰、苛めのない別世界があった…アルゼンチン留学の橋渡しをする日本人コーディネーターの想い

 部活が怖くて引きこもった高校生にとっては、同県内の6つ先の駅が最寄りの学校より、地球の裏側のほうがずっと近く感じられた。極めつけの強豪校に進学した四方浩文は、早々に新入生を振るい落とす「しぼり... 続きを読む

【ベトナム戦検証】森保監督はなぜターンオーバーを採用しなかったのか? 浮かび上がるリスクと人情味|アジア杯

 五輪世代との兼任監督らしい判断だった。 ベトナムについての認識は、現場とそれを取り巻く周囲との間に大きな乖離があった。 ベトナムのエース、グエン・コン・フォンは、J2の水戸で5試合出場無得点の... 続きを読む

韓国のエース、ソン・フンミンを超える逸材も!? アジア杯で台頭した衝撃のライバルたち

 トーナメント(大会)が広く認知され、出場国が増えると底上げ現象が起こる。これはどのレベルでも変わらない。 ワールドカップも出場枠の拡大に伴い、逆に大陸間格差が解消されワンサイドの試合が減った。... 続きを読む

かつて“水を運ぶ”ボランチだった森保監督の冨安抜擢に見えた深謀遠慮|アジア杯

 現役時代の森保一監督と一緒に戦った日本代表メンバーは、今でも「ポイチ」のニックネームを通している。ハンス・オフト監督に選ばれた際に、多くのチームメイトが姓名の区切りに戸惑い、それがそのまま呼称... 続きを読む

アルゼンチンの強豪クラブで研鑽を積む19歳の逸材、島村優志が面白い!

 少年は早々と未来へのロードマップを描いていた。「小学6年生の時に、東京都立久留米総合高校が全国選手権に出場しました。あそこに入学して活躍したいと思いました。中学に進む頃には、その後は海外へ行こ... 続きを読む

攻めのマインドを貫いて… 久米一正とニカノール、そして西野朗の捻じれた巡り合わせ

 ロシア・ワールドカップでの日本代表の活躍を見届け、名将西野朗の誕生を“後押し”した2人が相次いで他界した。11月23日に久米一正が、その5日後にはニカノールが旅立った。 ... 続きを読む

ポドルスキを取るか、チャナティップを取るか? 外国人枠の拡大で問われるJクラブのビジョン

 Jリーグは11月20日に、2019年シーズンから外国人枠を現行の「3」から「5」に増枠をすることを発表。併せて若手育成を促すべくホームグロウン制度の採用も決定した。果たして、外国人枠の拡大によ... 続きを読む

【日本代表】森保体制下でついにユース出身者が高校出身者を凌駕! 勢力図の変遷に見える紆余曲折

 年代別日本代表は、概してカテゴリーが下がるほどJアカデミー出身者の占有率が高くなる。今年開催されたU-19アジア選手権では23人中21人、またU-16同選手権では20人中16人を占めた。ところ... 続きを読む

大迫の二番手探しに、移籍への忖度… アジア杯へ向けて森保監督に迫られる悩ましき選択

 キルギスがアジアカップ対策というのは後づけに近い論理だろう。日本代表選手たちにとっては、日常のJリーグよりはるかに楽な試合である。90分間を通して大半がミドルゾーンでボールを回収できて、GK権... 続きを読む

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