加部 究 新着記事

【ベトナム戦検証】森保監督はなぜターンオーバーを採用しなかったのか? 浮かび上がるリスクと人情味|アジア杯

 五輪世代との兼任監督らしい判断だった。 ベトナムについての認識は、現場とそれを取り巻く周囲との間に大きな乖離があった。 ベトナムのエース、グエン・コン・フォンは、J2の水戸で5試合出場無得点の... 続きを読む

韓国のエース、ソン・フンミンを超える逸材も!? アジア杯で台頭した衝撃のライバルたち

 トーナメント(大会)が広く認知され、出場国が増えると底上げ現象が起こる。これはどのレベルでも変わらない。 ワールドカップも出場枠の拡大に伴い、逆に大陸間格差が解消されワンサイドの試合が減った。... 続きを読む

かつて“水を運ぶ”ボランチだった森保監督の冨安抜擢に見えた深謀遠慮|アジア杯

 現役時代の森保一監督と一緒に戦った日本代表メンバーは、今でも「ポイチ」のニックネームを通している。ハンス・オフト監督に選ばれた際に、多くのチームメイトが姓名の区切りに戸惑い、それがそのまま呼称... 続きを読む

アルゼンチンの強豪クラブで研鑽を積む19歳の逸材、島村優志が面白い!

 少年は早々と未来へのロードマップを描いていた。「小学6年生の時に、東京都立久留米総合高校が全国選手権に出場しました。あそこに入学して活躍したいと思いました。中学に進む頃には、その後は海外へ行こ... 続きを読む

攻めのマインドを貫いて… 久米一正とニカノール、そして西野朗の捻じれた巡り合わせ

 ロシア・ワールドカップでの日本代表の活躍を見届け、名将西野朗の誕生を“後押し”した2人が相次いで他界した。11月23日に久米一正が、その5日後にはニカノールが旅立った。 ... 続きを読む

ポドルスキを取るか、チャナティップを取るか? 外国人枠の拡大で問われるJクラブのビジョン

 Jリーグは11月20日に、2019年シーズンから外国人枠を現行の「3」から「5」に増枠をすることを発表。併せて若手育成を促すべくホームグロウン制度の採用も決定した。果たして、外国人枠の拡大によ... 続きを読む

【日本代表】森保体制下でついにユース出身者が高校出身者を凌駕! 勢力図の変遷に見える紆余曲折

 年代別日本代表は、概してカテゴリーが下がるほどJアカデミー出身者の占有率が高くなる。今年開催されたU-19アジア選手権では23人中21人、またU-16同選手権では20人中16人を占めた。ところ... 続きを読む

大迫の二番手探しに、移籍への忖度… アジア杯へ向けて森保監督に迫られる悩ましき選択

 キルギスがアジアカップ対策というのは後づけに近い論理だろう。日本代表選手たちにとっては、日常のJリーグよりはるかに楽な試合である。90分間を通して大半がミドルゾーンでボールを回収できて、GK権... 続きを読む

【識者の視点】ザックJ初期を想起させる森保Jの上昇ムード。問題は所属チームの格が上がった時だ

 チームを取り巻く上昇ムードが8年前を想起させる。南アフリカ・ワールドカップでベスト16に進出した日本代表には、アルベルト・ザッケローニ監督が着任。初陣の相手は、今年対戦したベルギーやウルグアイ... 続きを読む

川崎連覇と残留争いの混沌――個のスキル格差が消滅するなか明暗を分けるのは「哲学」だ!

 派手な連勝や連敗が目立つシーズンだった。絶好調と泥沼の明白なコントラストが点在し、だからこそ川崎の安定ぶりが際立った。  例えば、もし2シーズン制で行なわれていたと想定すると、後期は残り2試合で... 続きを読む

ジーコは怒っているのではなく――20冠達成の鹿島に、そのスピリットはいかにして浸透したのか?

 現役時代に才気溢れるプレーで世界を熱狂させたジーコは、その先に伝道師としての運命(責務)が待っていると考えていたようだ。だからスーパースターは、アマチュア時代の日本だけではなく、インド、イラク... 続きを読む

【識者の視点】アジアカップの予想布陣は?2列目の3人は◎! FWとCBに一考の余地あり

 おそらく森保一監督も、現状のベストメンバーを想定してウルグアイ戦に臨んだはずで、この一戦の内容を考えてもアジアカップまで大きな変更はありえないだろう。  特に嬉しい誤算だったのが2列目の若いアタ... 続きを読む

“ハリルの足かせ”を外した西野-森保体制。顕在化したポテンシャルは予想以上だ

 森保一監督は、日本の可能性を見落としのないように丹念に誠実に洗い出している。4年後に向けての出発というより「現時点」を強調している通り、年齢に関係なく、これまで十分にチャンスを与えられなかった... 続きを読む

【コラム】不動のボランチは青山でも柴崎でもない!? 適役を与えられた遠藤航が森保ジャパンのキーマンか

 コスタリカ戦の主役を挙げるなら、ロシア行きを逸した前線の若いタレントになる。それぞれポルトガルとオランダでブレイクした中島翔哉、堂安律はもちろん、南野拓実も、欧州のピッチでもまれ、その自信に裏... 続きを読む

【コラム】フランスが示した“理想像”。日本のW杯8強入りは「8年間も待つ必要はない」と言い切れるか?

 全7試合を6勝1分けで乗り切ったフランスの効率性が際立った大会だった。  ボール支配率は、準決勝のベルギー戦が40%、決勝のクロアチア戦も39%だったが、相手が攻勢を強めても、スピーディーで精緻... 続きを読む

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