エル・パイス紙 新着記事

スピードとインテンシティが全盛の時代に、信じ難い滑らかな動きで多大な影響を与える。マドリーの元指揮官が感服するバルサ戦士【現地発】

 最近、フットボールの試合を見ていると、記憶に基づいてプレーする選手や、悪魔に憑かれたように走る選手が多い一方で、狡猾さを持った選手が減っていることに気づかされる。 背景にあるのはストリートの文... 続きを読む

「クオリティを2度炸裂させただけ」クラシコで衝撃2発のベリンガム、スペイン人記者が感嘆した“凄み”。「敵サイドはたった2回のチャンスをモノしただけだと口にするが...」【現地発】

 レアル・マドリーのジュード・ベリンガムは、様々な顔を持ったオールマイティだが、私の一番のお気に入りは、先日のクラシコで見せたバージョンだ。 この意見を巡ってすでにいろいろな人と議論を交わしてき... 続きを読む

「効率性と美しさを兼備した真のクラック」マドリーで躍動するベリンガム。アルゼンチンのレジェンドが“マラドーナ級”と絶賛する理由【現地発】

 庶民の心を捉えることができる選手がいる。ディエゴ(・マラドーナ)にミステリーは存在しなかった。天才ぶりから非業の最期まで、我々は彼のすべてを知っている。長所は賞賛され、短所は愛された。 現役時... 続きを読む

「スペイン代表入りは彼女のコネ」バッシングの標的にされたフェラン・トーレス。「人生で一番辛かった」どん底からいかにして這い上ったのか【現地発】

「(彼女の父親が)ルイス・エンリケというコネを使って代表でプレーしているって言われていたわけだからね。もう笑うしかない」 スペイン代表への復帰戦となったキプロス戦で2得点を決めた後、ヌエボ・ロス... 続きを読む

“純粋なアンカー”が一人しかいない...マドリーとバルサが抱える共通の課題【現地発】

 アルキメデスは「支点を与えてくれば、世界を動かしてみせよう」と宣言した。サッカーにその言葉を当てはめれば、中盤、もっと言えばアンカーに相当する。現にバルセロナのセルヒオ・ブスケッツ、レアル・マ... 続きを読む

デコを彷彿させるプレーとメッシのような“無反応な性格”。バルサの超逸材ガビの素顔に迫る「9万人の前でプレーするより、16歳の女の子と話をするほうが緊張する」【現地発】

 バルセロナのガビは、フベニール(U-19)に所属していた頃、「好きなものを3つあげるなら」と尋ねられると、こう答えた。「サッカー、女の子、マクドナルドのマックフルーリーのアイスクリーム」 それ... 続きを読む

「天からの贈り物だ」シャビ監督が絶賛するMFに2人の“ジョアン”。新戦力が躍動するバルサに見られる戦い方の変化【現地発】

 シャビの発言内容が変わった。昨シーズン、ラ・リーガにおいて11回繰り返された1ー0という勝利を手にするたびに選手たちを擁護していたのが、立て続けに相手を5-0で粉砕したベティス戦とアントワープ... 続きを読む

魅力的なサッカーで“リーガ首位”のジローナ。快進撃の理由をスペイン識者が紐解く。「サッカー界のトレンドに名を連ねた」【現地発】

 ラ・リーガというスクリーンにおいて、ジローナがいま最も話題の映画となっている。1部で戦うのは4シーズン目の歴史の浅いクラブだ。2017-18シーズンに初昇格を果たし、2年後に降格。2年連続プレ... 続きを読む

エムバペは「頑なに残留」、パリSG会長は「安価でも売却」。“緊張の綱引き”で立場が弱いのはクラブ側だ。新天地本命のマドリーは警戒心【現地発】

 パリSGとキリアン・エムバペの間で綱引きが続いている。アジアツアーのメンバーから除外するという決断もフリーで退団する意向を持っているエムバペへの圧力強化戦略の一環に他ならない。 エムバペが契約... 続きを読む

ライバルへの侮辱で快楽を得る憎悪が定着。ヴィニシウスへの人種差別問題に元マドリー指揮官が苦言【現地発】

 何千回も「売春婦の息子」と呼ばれることは、フットボーラーが現役を引退した時に持参する荷物の一つだ。なぜなら、フットボールは娯楽ではなく、人々の感情を突き動かすブースターだからだ。 感情には、本... 続きを読む

背が低くてぽっちゃりで不器用...地元クラブに入団を拒否されたベンゼマはマドリーでも同じ歩みを辿った【現地発】

 リヨンの郊外で暮らすアルジェリア系移民の大家族の一員で、背が低くてぽっちゃりしていて不器用だという理由で地元のクラブに入団を断られたシャイな8歳の少年がバロンドールを受賞するには、2本の木が必... 続きを読む

「周囲の偏見で変貌が見逃された」アセンシオの退団に元マドリー指揮官が持論「実が熟した時に収穫するのを忘れてしまった」【現地発】

 2022-23シーズン限りで、マドリーを退団したのがマルコ・アセンシオだ。特大の期待に応えることができないまま去っていくと人は言うが、私の意見は異なる。その能力に見合った環境が用意され、十分な... 続きを読む

「最も賢明な選択だった」メッシのMLS行きに元マドリー指揮官が見解「今回の移籍は6度目のW杯挑戦を後押しする」【現地発】

 バルセロナのファンの想像の中では家路に着く途中だったリオネル・メッシは、カタルーニャから、スペインから、ヨーロッパから遠ざかっていった。 現実には、カタールで映画さながらの演出でワールドカップ... 続きを読む

不信感を持たれていたベンゼマの転機となったC・ロナウドの退団。末っ子気質の選手が父親のような存在に...【現地発】

 10番の魂を持ちながら、レアル・マドリーで14年間にわたって、9番のシャツを着続けるには、相応の気品と勇気が必要だ。 このミスマッチの背景には、長い間サンティアゴ・ベルナベウに巣食っていたカリ... 続きを読む

マドリーが手塩にかけて育てる18歳MFニコ・パス。リュディガーがフィジカルの強さに着目、クレバーさでも一目置かれる存在に【現地発】

 レアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)に所属する18歳のMFニコ・パスは、90年代後半にテネリフェ(当時は1部に所属)で4シーズン、DFとして活躍したアルゼンチン人のパブロ・パスの二世選... 続きを読む

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