小宮良之 新着記事

「ボールが彼を愛するように寄ってきた」同僚マラドーナがそう評した伝説ストライカーの“極意”

 ストライカーの資質を語るのは簡単ではない。「ボールを呼び込み、ネットに叩き込む」 単純明快な作業だが、ピッチでは最も困難である。なぜなら、相手もそれを死に物狂いで防ごうとする。そのせめぎ合いを... 続きを読む

「プロでは通用しない」フランス2部でお払い箱→スペイン代表入り。失敗と向き合って成長したソシエダDF

「失敗にどう向き合うか」 それはサッカーだけでなく、人生で成功するために大事なことかもしれない。「失敗は成功の基」ということわざが世間に流布されているのは、それだけの理由があるのだろう。成功し続... 続きを読む

「勝つために良いプレーをする」名将ビエルサが語った“監督の命題”。「90分間、攻め続ける」ための手段は...

「勝利を目指すべきか、良いプレーを目指すべきか。その類の質問がしばしば飛びます。しかし私が思いますに、ここは一つの断定をするべきでしょう。勝つために良いプレーをする、それのみです。二つのうちの一... 続きを読む

「サッカー人生で最悪の瞬間」スペイン代表DFの足を折って輝きを失ったブラジル人MF。危険なタックルは自らも傷つける可能性がある

 敵陣での背後や横からの身体を投げ出すようなスライディングタックルは、よくよく気を付けた方がいい。死角から、全パワーで入るタックルは、控え目に言って危険行為だ。「戦う」 そんな姿勢ですべてを肯定... 続きを読む

ベティス、アヤックス、スポルティング、川崎…。“無形”を貫く「トータルフットボール」

 御大ヨハン・クライフは現役時代、「トータルフットボール」という理念を用いて戦いの変幻を説き、なおかつ高い次元で実践した。彼自身、ポジションを持たず、自在に適時に場所を変え、そこで適切な判断をし... 続きを読む

大不振セビージャを立て直しEL決勝に導いたメンディリバルは“名将”に値。日本人への色眼鏡が残る中で乾貴士の長所を引き出した手腕も見事【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「名将」  その表現で、誰を思い浮かべるだろうか? 欧州王者になったことがある監督は、その枠に入れて文句はないだろう。ジョゼップ・グアルディオラ、ジョゼ・モウリーニョ、ジネディーヌ・ジダン、ユル... 続きを読む

ポルトガルで続く日本人選手の進出は“進化の証し”。10年前はあり得なかったことが…【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 ヨーロッパリーグ準々決勝、ポルトガルの名門スポルティングの日本代表MF守田英正が、イタリアの強豪ユベントスのフランス代表アドリアン・ラビオと互角に渡り合っているのを見ていると、隔世の感があった... 続きを読む

アルテタ、エメリ、アルグアシル…なぜバスクから名将が輩出されるのか。日本にはリーダーが生まれる土壌があるか? 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 国籍や地方で、監督の良し悪しは決まるものではないだろう。どの国であっても、例えば凍てつく寒い土地でも、荒涼とした砂漠でも、あるいは海辺の町でも、どこにでも名将は生まれ得る。何を持って、名将と言... 続きを読む

チェルシーに完勝した王者マドリーの強さ。戦術に縛られないが故に個人が“最適解”を生み出せる【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 欧州王者であるレアル・マドリーは、改めて地力の強さを示した。チャンピオンズリーグ(CL)、準々決勝でチェルシーと対決し、ホーム&アウエーどちらも2-0と完勝。準決勝進出を決め、連覇に向けてまっ... 続きを読む

選手寿命を延ばした“三位一体”。カタールW杯でもベテランが活躍、今後は年齢の捉え方を修正すべきか【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 カタールワールカップは若手の台頭もあったが、ベテランの健在ぶりの方が目立った。それは空調設備が整ったドーム内でのプレーで、ベテランに有利だったのもあるだろうか。むしろ、経験の方が戦いの中で生き... 続きを読む

久保所属ソシエダの躍進を支える“リベロGK”。彼がW杯でスペインの守護神だったら、日本代表のプレスに対応できただろう【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 今シーズン、日本代表の久保建英を擁するレアル・ソシエダが健闘を見せている。ラ・リーガでは4位、ヨーロッパリーグはマンチェスター・ユナイテッドを叩くなどベスト16に進出し、スペイン国王杯は主力に... 続きを読む

最低のマネジメントでバルサを弱体化させた元SDアビダル。出場1試合に終わった「幽霊選手」の獲得は“負の遺産”も…

 Jリーグの新シーズンは開幕しているが、古来か「勝負は戦う前に決まっている」と言われるように、どのように強化し、準備ができたか、で趨勢は決まる。 ゼネラルマネージャー、スポーツダイレクター、テク... 続きを読む

「ゴール前で競り負けるようなCFは要らない」ソシエダのストライカーに求められる“暗黙の掟”

 今シーズン、久保建英を擁するレアル・ソシエダが躍進している。ラ・リーガでは4位。ヨーロッパリーグもマンチェスター・ユナイテッドをグループステージで下し、ベスト16に進出した。 そこでストライカ... 続きを読む

メッシとエムバペを封じ、一瞬のミスを見逃さない。バイエルンの戦術的練度は称賛に値

 チャンピオンズリーグ、ラウンド16。バイエルン・ミュンヘンは、セカンドレグでパリ・サンジェルマンと対決し、2-0と勝利を収めている。敵地でのファーストレグ、0-1と先勝していただけに、完璧な勝... 続きを読む

マドリー下部組織が久々に輩出した規格外の18歳ストライカーは、トップチームに定着できるか

 先月25日、サンティアゴ・ベルナベウ。レアル・マドリーの新鋭ストライカー、18歳のアルバロ・ロドリゲスは終盤、貴重な同点弾を決めている。CKに対し、193センチの長身をしならせて豪快なヘディン... 続きを読む

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