2017年10月20日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】“振り子を振り切った”ハリルジャパンへの消えない大きな疑問…
「(昨年の)オーストラリア、サウジアラビア戦では、高いレベルでできるということを証明した。しかし現状では、ワールドカップでは通用しない。これから選手と対話し、修正、向上できると信じている」 10... 続きを読む
2017年10月20日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】“振り子を振り切った”ハリルジャパンへの消えない大きな疑問…
「(昨年の)オーストラリア、サウジアラビア戦では、高いレベルでできるということを証明した。しかし現状では、ワールドカップでは通用しない。これから選手と対話し、修正、向上できると信じている」 10... 続きを読む
2017年10月10日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】悩めるハリルジャパンを欧州の新たな「リバイバルブーム」が救う!?
10月6日に行なわれたニュージーランド戦、ハリルジャパンは「決定力の低さ」を露呈。18本ものシュートを乱れ打ちしながら、PKを含めたわずか2得点に終わっている。多くのシュートは大きく枠を外れ、... 続きを読む
2017年10月06日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】“健全な組織”でのみ強さは育まれる。では“健全さ”とは何か?
名将とは、いかなるものだろうか? 「マルセロは臆病なところがあったが、自分の決断に対しては、全くブレなかった」 アルゼンチンの名将として誉れ高い、マルセロ・ビエルサ(現リール監督)と21年も連れ... 続きを読む
2017年09月27日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】ハリル流リアクション戦術を来夏のロシアでも通用させるために
ロシア・ワールドカップ出場を決めたハリルジャパンだが、世界の強豪と渡り合えるのだろうか? ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、選手に「戦闘力」を求める。戦闘力とは、単純な体力、走力のインテンシテ... 続きを読む
2017年09月21日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】バルサがいとも簡単に敵守備網を無力化できる真の理由とは!?
<守備を崩す> サッカーでは、そのような表現が用いられる。 端的には、ペナルティーエリア内でシュートに入る態勢を作る、とも言い換えられるだろうか。相手DFの裏を取るかたちで、決定的なシュートに持... 続きを読む
2017年09月13日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】代表に不可欠な存在、長谷部誠。その不在を想定しておくべし!
ヴァイッド・ハリルホジッチ率いる日本代表は、ロシア・ワールドカップのアジア最終予選、佳境のオーストラリア、サウジアラビア戦で同じシステムを用いた。 4-3-3、もしくは4-1-4-1で、その特... 続きを読む
2017年09月04日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】豪州戦で見えた日本代表の利点、サウジ戦以降で心掛けるべき点
8月31日のロシア・ワールドカップのアジア最終予選、オーストラリアの日本に対する戦い方は、あまりに愚直だった。 「ポゼッションはできたが、効果的ではなかったと思う。(攻守の切り替えの)トランジッ... 続きを読む
2017年08月29日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】ハリルは「本田圭佑をベンチに置ける」利点を最大限に活かすべき!
8月31日、「ハリルジャパン」はロシア・ワールドカップのアジア最終予選の大一番、オーストラリア戦に臨む。「勝てばW杯本大会出場」 大事な切符が懸かった、乾坤一擲(けんこんいってき)の試合になる... 続きを読む
2017年08月24日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】価値観、スタイル、人格…多様性に満ちたサッカー界で持つべきものとは?
サッカーとは、「多様性を受け入れる」ことなのだろう。 「プレーを楽しむ? 試合に負けて、どうやって楽しい気持ちになれるのさ? 美しいプレーと言われても、勝つためにやっているだけだよ」 90年代か... 続きを読む
2017年08月15日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】自由競争のサッカー界において失ってはならない「仁義」とは?
サッカーは、プロスポーツとしての経済活動の側面を持っている。「人に夢を与える」という綺麗事だけでは成り立たない。集客に励み、マーケティングに切り込み、放映権を商品にするということができなかった... 続きを読む
2017年08月10日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】選手と監督の信頼関係とはスタジアムで生まれるものではない!
<監督のマネジメント> それは勝負を左右する要素として語られる。 今季のJリーグ、首位を走るセレッソ大阪のユン・ジョンファン監督は、マネジメント力に長ける指揮官だろう。「ユンさんは、モチベーショ... 続きを読む
2017年08月01日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】A・マドリーの親善試合から見えたJリーグ順位争いのキーポイント
「難しい試合でした」 そういう言い回しがある。これは当事者の感想だが、確かに“情状酌量の余地あり”というような試合は実際にあるだろう。 例えば、それは酷暑という環境だった... 続きを読む
2017年07月27日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】神がかり的なプレーも奇跡の勝利も、結局のところ要因はひとつ
どうやったら、そうなってしまったのか? 論理的に説明できないプレーがある。 「彼自身、あそこからどう出られたか、説明がつかないだろう」 レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、昨シーズンの... 続きを読む
2017年07月19日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】時代遅れの戦術を「最先端」へ――セビージャの挑戦に要注目!
7月15日に来日したセビージャが、17日にヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪と対戦。3-1で勝利を飾ったが、試合内容ではスコア以上の差があった。 彼らの戦い方は、瞠目に値した。C大阪の選手に... 続きを読む
2017年07月12日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】選手は己の海外挑戦が自国のサッカー界に及ぼす影響の程を知れ!
「海外に移籍してダメだったら、日本に戻ってくればいいよ。失敗しても、次があるんだから」 それは正論と言っていい。 海外挑戦において、全てのサッカー選手が成功を収められるわけではない。捲土重来、再... 続きを読む