小宮良之 新着記事

【小宮良之の日本サッカー兵法書】間もなくJリーグ開幕! スペインの名手に学ぶ、リーグの戦い方

 2017年のJリーグ開幕が間近に迫っている(J1は2月25日、J2は2月26 日の予定)。  1年近い長丁場の戦い。調子の波はあるだろう。  では、監督やプレーヤーはどんな境地で戦うべきなのか? 「フ... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】超攻撃的なスペイン2部リーグの別の側面――柴崎の前にそびえる壁とは?

 柴崎岳が移籍したスペイン2部リーグは、1部リーグ「リーガ・サンタンデール」と同じサンタンデール銀行がスポンサードしており、「リーガ123」(「123」はサンタンデール銀行のサービスの名称)と呼... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】地獄…柴崎が挑戦するスペイン2部の「心身に堪える」厳しい環境

 テネリフェに移籍した柴崎岳の、デビューの時が迫っている。  しかしそもそも、柴崎が挑むスペインの2部リーグとはどのような舞台なのだろうか?  プレーレベルはとても高い。欧州の中堅リーグ、ベルギー、... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】日本人がスペインで輝けない原因・乾がエイバルで活躍できる理由

「サッカーボールは世界の共通語」  かつては海外挑戦を前に、そう公言する日本人サッカー選手が少なくなかった。  さすがに昨今は、そんな楽観論は「サポーター同士の交流レベル」と知れ渡っている。プロ選手... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】答のない世界……選手育成をめぐるパラドックスとジレンマ

 バルセロナにとって、リオネル・メッシは決して“突然変異”などではない。クラブには、メッシのような選手を発掘、育成する明確なビジョンがあったからだ。 「対面する敵に勝てるス... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】試合出場も、移籍も困難……清武を苦しめるリーガの特殊な事情とは!?

 日本代表の中心選手となりつつある清武弘嗣だが、所属するセビージャでは出場機会に恵まれず、今冬での移籍が噂されている。  しかし、リーガ・エスパニョーラでほとんどプレーしていない選手の獲得に、どこ... 続きを読む

【小宮良之の日本サッカー兵法書】“常勝”に向かうチームの前に立ちはだかる“驕り”の危険な罠

「常勝」とはなんぞや?  その境地に辿り着ける人間は限られている。辿り着いたとしても、一瞬にして靄(もや)に包まれてしまう。“常勝”レアル・マドリーの権化で、ナンバー7の起... 続きを読む

【連載】小宮良之の『日本サッカー兵法書』其の百零四「日本サッカーは“左利き”のメリットにもっと注目すべきだ」

左利きの重要性。  欧州や南米のフットボール界で重視されるものであり、それは日本人が考える以上だろう。 「少し劣っている程度であれば、間違いなく左利きを選ぶ」  そう語る指導者も珍しくはない。  では、... 続きを読む

来季J2で指揮を執る3人のスペイン系監督とはいかなる人物か。東京Vは実績十分の名将を招聘

 東京ヴェルディのミゲル・アンヘル・ロティーナ、ジェフ千葉のフアン・エスナイデル、徳島ヴォルティスのリカルド・ ロドリゲス。果たして3人の“スペイン系監督” は、J2で成功を... 続きを読む

【連載】小宮良之の『日本サッカー兵法書』其の百零三「試合に“出られない”のではなく“出られるポジションがない”選手たち…」

「事ここに至っては、このクラブでプレーを続けるかどうかは分からない」  レアル・マドリーの10番、ハメス・ロドリゲスはそう言って移籍を仄めかしている。  優勝したクラブワールドカップの決勝、鹿島アン... 続きを読む

【連載】小宮良之の『日本サッカー兵法書』其の百零二「鹿島の勇敢さとマドリーの驕り――メンタルが生んだ互角の戦い」

 クラブワールドカップ決勝、鹿島アントラーズはなぜ、欧州王者レアル・マドリーと伍することができたのか?  勇敢さ――。  様々な要因はあるにせよ、鹿島の選手が臆さなかったこと。これが一番大きいだろう... 続きを読む

【連載】小宮良之の『日本サッカー兵法書』其の百零一「確信を与える論理 or 論理を超越する勝負運――監督に必要なのは?」

 勝負運――。  それはサッカー指導者にとって、欠かせない素養のひとつかも知れない。  今シーズン、J2でセレッソ大阪を率いて昇格プレーオフを勝ち上がった大熊清監督、同じく清水エスパルスを自動昇格に... 続きを読む

【連載】小宮良之の『日本サッカー兵法書』其の百「大事なのは『何人いるか?』ではなく『どこにいるか?』だ」

「数的優位が大事」  それは日本サッカー界において、「1+1は2」のように、当たり前に語られる。  しかし、いい加減、数的優位などという幻想を打ち砕くべきだろう。  世界標準で、数的優位とはひとつの現... 続きを読む

【連載】小宮良之の『日本サッカー兵法書』其の九十九「サッカーはバランスの上に成り立っていることを再確認すべし」

「大量得点で勝ちたい」  格下を相手にする時、勝利のみでは飽き足らない。"大差をつけて勝つことで正当性を示せる"。その思想が、日本スポーツ界には根強くある。  相手をこてんぱんに... 続きを読む

「速い攻撃を志向? それは精度の悪い攻撃ということか?」名物スペイン人記者が、ハリルジャパンを解析

「率直な感想を言うなら、岡田、ザッケローニ時代と比べ、大まかな印象は変わらない」  ロシア・ワールドカップアジア最終予選、サウジアラビア戦を検証したヘスス・スアレスは感想を語っている。 「攻撃の選手... 続きを読む

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