2018年02月04日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】たったひとりのカリスマが一国のサッカーの潮流を劇的に変える!
「例えば中国のFWには、フィジカルがとても強いタイプと、テクニックのあるタイプがいたり、様々なんだよ。それは欧州や南米にもあるんだろうけど、少し気になる。テクニックがあまりない選手の"... 続きを読む
2018年02月04日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】たったひとりのカリスマが一国のサッカーの潮流を劇的に変える!
「例えば中国のFWには、フィジカルがとても強いタイプと、テクニックのあるタイプがいたり、様々なんだよ。それは欧州や南米にもあるんだろうけど、少し気になる。テクニックがあまりない選手の"... 続きを読む
2018年01月25日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】戦術に動かされるのではなく、己の意思でプレーできているか!?
昨年12月に行なわれたE-1選手権で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は不可解にも、相手の土俵に立つような戦いを選んでいる。「中盤で繋ぐな! ボールを持ったら、縦に蹴れ!」 ボールプレーに長じ、コ... 続きを読む
2018年01月21日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】ハリルジャパンが採るべきは「卑屈な戦術」でなく「謙虚な戦術」
今夏のロシア・ワールドカップ、日本代表はコロンビア、セネガル、ポーランドを相手に、グループステージの3試合を戦う。 日本は第4ポッド。格下であることを認めた上で、戦略を練るべきだ。勝ち目は薄いわ... 続きを読む
2018年01月16日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】無限の力を生み出す戦術、それを封じる戦術…駆け引きも無限だ
「リアクション」は、立派な戦術のひとつである。 相手の動きに合わせ、その体勢のズレやコントロールの乱れを攻撃する。ボールを扱う方が行動としては難しく、それに対して手を打つ。それは論理的な戦い方と... 続きを読む
2018年01月08日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】「ファイター集団」A・マドリーを“焦げ付かせた”サッカーの原点
プロとしては、結果が問われる。その点、どのような内容であっても、勝者と敗者は強い陰影を作る。それは自然なことなのだろう。 勝利することは、自信と陶酔をもたらす。それが、プレーそのものをレベルア... 続きを読む
2017年12月27日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】一戦術を追求したC大阪、一戦術に固執し過ぎたハリルジャパン
「縦に速いサッカー」 2017年シーズンのセレッソ大阪は、その模範を示した。 まず、真ん中では手数をかけない。ボールを奪ったら、素早くサイドに展開。そこでアドバンテージを作り、クロスをピンポイン... 続きを読む
2017年12月20日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】わざわざ相手の土俵に降りて敗れたハリル…言い訳は通用しない
「勝てば官軍、負ければ賊軍」 それは、プロスポーツにおけるひとつの真理である。勝つことで自信を得て、プレーが好転することもある。そもそも、勝たないことには立ちゆかない。 しかし、スペイン・サッカー... 続きを読む
2017年12月12日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】選手を戦術にはめ込もうとするハリルの「引き出し」はいかほどか!?
E-1選手権、開幕の北朝鮮戦。Jリーガーで構成された日本代表は、終了間際に井手口陽介のミドルシュートで1-0と勝利を収めたものの、苦戦を余儀なくされた。 格下の北朝鮮は、日本との戦力差を的確に... 続きを読む
2017年12月10日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】シャビ・アロンソ、グリエーズマンが示したスカウティング、育成の難しさ
「ポジティブな才能の余白を見出せる」 それが、優れたスカウトの条件といわれる。「伸びしろ」というのか。「ポテンシャル」という言い方でも外れてはいない。 例えば、昨シーズン限りで引退したスペインの... 続きを読む
2017年12月03日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】ハリルにとっても国内組にとってもE-1選手権は「最後のチャンス」
12月8日に開幕するEAFF E-1サッカー選手権の代表メンバーが、先月29日に発表された。 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督らしさの出た選考になった。スピードのインテンシティーの高い初瀬亮(ガン... 続きを読む
2017年11月22日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】武器は必要だが、それを有効とする土台はでき上がっているか!?
先日、ルポ取材のため、スペイン・バスクで数日間を過ごした。 現地では、林業、建築業、畜産業、鉱業、漁業など、その地域に根付いてきた生業が、スポーツに結び付いた様子を追った。巨石を持ち上げる競技... 続きを読む
2017年11月12日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】ブラジルの巧さ・強さを際立たせたハリルジャパンの“無邪気さ”
11月10日、ハリルジャパンはブラジル代表に、完膚なきまでに叩きのめされた。スコアは1-3だったが、両者にはそれ以上の差があった。 日本のチーム戦術は機能せず、個人でも敗れていた。 しかし、赤... 続きを読む
2017年11月08日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】久保建英も例外ではない! 若手の台頭は正しい手順を踏むべき
「若手に切り替える」 シーズンを前にこうした政策を打ち出し、戦いに挑むチームを見かける。 当然ながら、若い力がなければ、チームは勢いを得られない。その意味では、若手起用を促すのは、ひとつの正道だ... 続きを読む
2017年11月01日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】「目的」を果たすためにあるはずの「手段」に縛られてはいないか!?
日本では、ポゼッションサッカーが流行った時代、ボールを持つことそのものに強く執着した。 ポゼッションとは、ボールを支配し、繋ぎ、イニシアチブを取ることである。しかし、それは目的であってはならな... 続きを読む
2017年10月29日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】守備を進化させるのは攻撃への対応、機能させるのは攻撃の姿勢
近年、守備戦術は革新的に変化を遂げたといわれる。大別すると、「プレッシング」と「リトリート」で、守備は存在している。 プレッシング。 それは、前線から相手選手にプレッシャーを掛け、ボールの出ど... 続きを読む