2019年10月27日
“ゲーム感覚を楽しめる”フットボーラーが生き残る【小宮良之の日本サッカー兵法書】
フランス代表が実施した「実験」で導き出されたのは… フランス代表監督だったローラン・ブランが、選手たちに対して一つの実験を行ったことがあった。 時間を決めて、選手を集合させる。選... 続きを読む
2019年10月27日
“ゲーム感覚を楽しめる”フットボーラーが生き残る【小宮良之の日本サッカー兵法書】
フランス代表が実施した「実験」で導き出されたのは… フランス代表監督だったローラン・ブランが、選手たちに対して一つの実験を行ったことがあった。 時間を決めて、選手を集合させる。選... 続きを読む
2019年10月17日
「トップ下+ストライカー」南野拓実はなぜゴールを量産できるのか【小宮良之の日本サッカー兵法書】
フランス代表エースとしてロシア・ワールドカップで優勝したアントワーヌ・グリエーズマン(バルセロナ)は、セカンドストライカーとして世界で一、ニを争う選手と言えるだろう。 ドリブルで持ち込み、決定... 続きを読む
2019年10月14日
FW対CBの「消耗戦」を制したチームが勝機を見出す【小宮良之の日本サッカー兵法書】
サッカーにおいて、最前線では常に「消耗戦」が行われている。端的に言えば、フォワードとセンターバックの争い。心身ともに疲弊しながら、勝機を得られるか――。それは力比べの取っ組み合いであり、神経戦... 続きを読む
2019年10月05日
“フツー”の指揮官、ジネディーヌ・ジダンの偉大さ【小宮良之の日本サッカー兵法書】
ジネディーヌ・ジダン第2次政権の実質1年目となった今シーズン、マドリーは開幕以来、数試合はもたついている。とりわけチャンピオンズ・リーグ開幕戦でパリ・サンジェルマンに敗れた試合は、惨憺たる内容... 続きを読む
2019年10月02日
“格下”との試合で森保ジャパンを強化していくには?【小宮良之の日本サッカー兵法書】
2022年のワールドカップ・カタール大会に向け、森保ジャパンは強化を進めている。 ベスト16に勝ち進んだ18年ロシア大会から1年以上が過ぎたが、これまでのところ、上々の成果を上げている。今年1... 続きを読む
2019年09月17日
マドリー出身のストライカーはなぜ活躍できるのか?【小宮良之の日本サッカー兵法書】
ストライカーは育てられない。素養を鍛えることはできても、才能を植え付けることや発生させることはできないものだ。 しかしながら、「生まれる気風」というのはある。 世界王者レアル・マドリーの下部組... 続きを読む
2019年09月13日
ミャンマーから2点は物足りない?「点差」はそれほど重要ではない【小宮良之の日本サッカー兵法書】
<2点では足りない> それがミャンマー戦の総括と言えるか。格下相手にシュートの雨を降らせただけに、決定力に物足りなさは残った。課題の一つとして指摘されるのは当然だろう。 しかしながら、ミャンマー... 続きを読む
2019年09月09日
“南米の伏兵”パラグアイをも上回った森保ジャパンの「局面の強さ」【小宮良之の日本サッカー兵法書】
9月5日、茨城。日本はパラグアイを相手にほとんど何もさせず、2-0で勝利を収めている。 立ち上がり、日本はパラグアイの頭をひしいだ。兵法で言う「先手を取る」という戦い方だろう。前線からの激しい... 続きを読む
2019年09月02日
悪くない久保建英の選択――ビッグクラブでプレーする“ストレス”は半端ではない【小宮良之の日本サッカー兵法書】
中堅以下のクラブでは、勝ったことが称賛され、大きなニュースとなる。一方、ビッグクラブでは、勝つことが当たり前。負けがトピックスになる。 後者における精神的ストレスは、半端ではない。かつて、選手... 続きを読む
2019年08月20日
佳境を迎えた欧州の移籍マーケット。“カネ”以外で決め手となるのは?【小宮良之の日本サッカー兵法書】
欧州サッカーマーケットは、8月末(今夏は9月2日)で一区切りとなる。 現時点で、夏の移籍の目玉は誰だったか? アトレティコ・マドリーからFCバルセロナに移籍したフランス代表FWアントワーヌ・グ... 続きを読む
2019年08月19日
Jリーグに問われる「プレーヤーズファースト」――鹿島が安定して強い理由を考えるべき【小宮良之の日本サッカー兵法書】
「プレーヤーズファースト」 それはJリーグ・クラブの理念の一つだ。 しかし、それは必ず守られているのか。選手が組織の中で身を捩っている――。どんな社会でもそうだが、悩みの実像はしばしば表に出ない... 続きを読む
2019年08月11日
「戦術は凡庸」それでもマドリーをCL3連覇に導いた指揮官ジダンの手腕【小宮良之の日本サッカー兵法書】
天下分け目の「関ヶ原の戦い」を、東軍、西軍の布陣配置図で見た場合、軍事的には東軍が勝つ可能性はほとんどないと言われる。 しかし実際に勝利したのは、東軍の徳川家康側だった。家康は、戦略的に勝利し... 続きを読む
2019年08月04日
豊田陽平の高さは平均的? チーム強化の鍵を握る独自の「スカウティング」【小宮良之の日本サッカー兵法書】
チーム強化において根幹になる一つが、「スカウティング」だろう。 選手の能力、キャラクターを見極められるか。戦いのデザインに合わせ、選手の長所、短所を理解。選手を配置するまでの“目利... 続きを読む
2019年07月29日
「戦術を動かすのは選手」――なぜ「バルサ化」は成功しないのか【小宮良之の日本サッカー兵法書】
世界に冠たるバルセロナは、独特のプレーモデルを持っている。徹底してボールをつなぎ、その技術の高さを頼りに周りが動き、ゴールに迫る。下部組織であるラ・マシアからトップチームまで一貫。そのオートマ... 続きを読む
2019年07月22日
「牢屋に入っているようなもの」大怪我を乗り越えたフットボーラーたちの物語【小宮良之の日本サッカー兵法書】
<サッカー選手と怪我> それは、理不尽さとの格闘だろう。「なぜ自分が!?」 その答えはどれだけ考えても出てこない。運命の悪戯、というのは陳腐な表現だろう。怪我を乗り越える間は、地獄にも思える日々... 続きを読む