小宮良之 新着記事

“世界一の名将”グアルディオラ、他の指揮官とは一線を画す「フィーリング」【コラム】

「(自分の采配について)知識や経験に基づいてはいるものだが、立て続けに決断を下す中で、直感が導いてくれるんだ」 今や世界一の名将と言えるジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)の... 続きを読む

「日本人はあまりに落ち着いているところがある」“ペップの右腕”リージョの指導に感じた選手との距離感「ベンチの顔色を伺うようでは高いレベルでプレーできない」【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「シャビ、イニエスタ、メッシ・・・こうした選手たちがいなかったら、私はここまで成功を収めていなかっただろう」 バルサでの最強時代を、ジョゼップ・グアルディオラ監督(現在はマンチェスター・シティ)... 続きを読む

世界的に希少な“両利き選手”がもたらす利点。Jリーグでは...【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 欧州や南米では、スカウトの段階で「Ambidextrous」は特級レベルの評価を受ける。Ambidextrousは「両利き」という意味になるだろうか。先天的に左右に偏らずに、利き手利き足が身体... 続きを読む

“脆さのない”攻撃サッカー。大躍進レバークーゼンはなぜ強いのか。守備時の原則は「ペナルティエリアにゾーンは存在しない」【コラム】

 シャビ・アロンソ監督が率いるレバークーゼンはヨーロッパリーグ(EL)決勝で敗れるまで公式戦51試合で無敗記録を続け、大躍進を遂げた。 その攻撃力は目覚ましい。どんどんパスを入れ、相手を動かしな... 続きを読む

世界最高レベルの大一番で“ミドル合戦”。守備戦術が極まった現代サッカーを象徴していた【コラム】

 4月9日、チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝ファーストレグ。レアル・マドリーがマンチェスター・シティを迎え撃ち、3-3で引き分けている。それぞれ違ったコンセプトのプレーだったが、世界最高レ... 続きを読む

日本代表に“レバンドフスキ”タイプのFWが必要な理由――。相手DFを心身ともに消耗させる老練な動き【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 FCバルセロナのポーランド代表ロベルト・レバンドフスキは、当代随一のストライカーと言えるだろう。 最盛期と比べると、たしかに瞬発力、爆発力は落ちている。年齢を重ねたことで、一瞬に対するパワーは... 続きを読む

大型ストライカーを次々に生み出すA・ビルバオの土壌「同じポジションの選手も仲間」【コラム】

 スペイン、北にあるバスク地方のクラブは、伝統的にクロスをゴールに叩き込む形が得点パターンとして愛される。必然的に、クロッサー、ストロングヘッダーが生まれやすい。育成から一貫した文化があるからだ... 続きを読む

久保建英の五輪招集は本人の意志にかかわらず、好ましくはない。なぜなら...【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 4月15日、カタールで開幕した「U-23アジアカップ」で、U-23日本代表はパリ五輪出場を懸けて戦う(アジアは上位3チームが出場、残り1チームはアフリカのギニアとプレーオフで枠を争う)。 8大... 続きを読む

今季最大のセンセーション。なぜレバークーゼンは“ビッグネームなし”でも強いのか【コラム】

 今シーズン、欧州で最もセンセーションを巻き起こしているチームは? そう訊かれたら、「レバークーゼン」と迷わずに答えられる。ドイツ、バイエルン・ミュンヘンが帝国を築いてきたブンデスリーガで首位。... 続きを読む

U-23日本代表は主力不在のウクライナに“受け身のサッカー”。攻撃の幅を広げなければ、世界では通用しない【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 今年3月、小倉。U-23日本代表はU-23ウクライナ代表を2-0で下している。<してやったり> そんな試合展開だっただろう。相手のパスの出所に対し、どんどんプレスをかける。失敗を誘って、カウン... 続きを読む

「プジョール以上にうまく、ピケ以上の安定感」バルサの17歳クバルシは“史上最強のCB”かもしれない 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 とんでもないセンターバックが誕生したものだ。 FCバルセロナの17歳センターバック、パウ・クバルシは今後、「史上最高」と言われても不思議ではない。両足を自由自在に用い、ビルドアップは特級レベル... 続きを読む

「リーダーは変われる」と証明したシメオネ。ポゼッションを捨てていた指揮官が“別人”のプレーモデル構築に成功しつつある 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 ディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレティコ・マドリーは、チャンピオンズリーグ(CL)でインテル・ミラノをPK戦の末に下し、ベスト8に駒を進めている。<リーダーとして大いなる可能性を示した> そ... 続きを読む

バスク人のみの“純血主義”で2部降格は一度もなし。「奇跡のクラブ」A・ビルバオの誇るべき強さ【コラム】

 スペイン国王杯、アスレティック・ビルバオがFCバルセロナ、アトレティコ・マドリーを撃破し、決勝に進出している。「純血主義」 アスレティックは「バスク人のみ」のチーム編成で100年間以上を戦い抜... 続きを読む

シャビ監督、異例の辞任発表。“苦肉の策”が苦境バルサの一致団結を生み出した【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「3年計画でチームを強化したい」 就任当初から、そうした長期的ビジョンを吐く監督は、多くの場合、信頼に値しない。 なぜなら、指揮官とは1試合1試合を生き抜く立場である。3年後は、1試合1試合の集... 続きを読む

2トップを使う極意――インテルを率いるインザーギは珍しい“FW出身の名将”だ【コラム】

 昨年9月、サン・セバスティアン。イタリアの強豪インテル・ミラノが、久保建英を擁するレアル・ソシエダ(以下ラ・レアル)に襲い掛かるゲームを現地で取材した。 チャンピオンズリーグ(CL)のグループ... 続きを読む

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