2018年09月23日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 実は紙一重の勝利だった初陣…森保ジャパンが次になすべきは!?
ボール支配率など、参考にしかならない。 それを思い知らされたのが、森保ジャパンの初陣となったコスタリカ戦である。 この国際親善試合、日本はイニシアティブを握って、3-0で完勝。速いパス回しで攻... 続きを読む
2018年09月23日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 実は紙一重の勝利だった初陣…森保ジャパンが次になすべきは!?
ボール支配率など、参考にしかならない。 それを思い知らされたのが、森保ジャパンの初陣となったコスタリカ戦である。 この国際親善試合、日本はイニシアティブを握って、3-0で完勝。速いパス回しで攻... 続きを読む
2018年09月14日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 勢いに乗った者が勝ち! では、その「きっかけ」をどう掴むか!?
孫子曰く、「兵法の"勢"とは、集中力によって組織本来の力量を発揮することである」とある。 これは、あらゆる戦いの常道と言えるだろう。勢いを得るには、猛烈な集中力がアクセルに... 続きを読む
2018年09月08日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 サッカーの本質や神髄が凝縮されている、“空間”をめぐる攻防
「スペース」 それはサッカーというスポーツで、最も大事な言葉のひとつと言えるだろう。 空間において、スピードで勝ることができるか――。 そのタイミングで上回る選手が、一流の域に入ることができる。... 続きを読む
2018年09月01日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 Jリーグの混戦ぶりと順位予想の難しさが示している厳しい現実
「群雄割拠」とすべきだろうか。あるいは、「下克上」と表現すべきなのかもしれない。どこが勝っても負けても、おかしくないのだ。 Jリーグほど、各チームのレベルが拮抗しているリーグが、他にあるだろうか?... 続きを読む
2018年08月22日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 大舞台で日本代表に幾度も“悲劇”を引き起こさせたものの正体
「(プレスを)はめられてしまった」 日本では、試合後の監督記者会見で、そういう反省の弁がしばしば聞かれるものだ。それは、状況の説明としては正しいのだろう。決して間違っているわけではない。 とはい... 続きを読む
2018年08月17日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】W杯ベルギー戦でも思い知らされた、「中盤」の別の重要な側面
戦略的視点(大局的視点)で語る時、「中盤」の意味とはどこにあるのだろうか? 中盤は攻撃を組み立て、創り出す。攻めるための「策源地」という考え方がひとつあるだろう。そこでのボール回しで優位に立てる... 続きを読む
2018年08月08日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】「見られている」意識を持つのがプロになってからでは遅すぎる
駅のプラットホームで、列車の到着を待っていた時だった。 脇に並んでいた数人の少年たちが、そわそわしているのは分かった。中学校1、2年生だっただろうか。 電車が到着し、扉が開いて降車が完了した途... 続きを読む
2018年08月03日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】ピッチ上ではギリギリの勝負を楽しめる“一流ギャンブラー”が有利だ!
少し前に、ニューカッスルなどで活躍した元イングランド代表MF、キーロン・ダイアーの告白が話題になった。 「我々にとっての賭け事は、まるで麻薬のようなものだった。大会期間中、どっぷりとはまってしま... 続きを読む
2018年07月26日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】“局面の小さな勝利”で構成される「最も大番狂わせの多い球技」
11人対11人のチーム同士がぶつかり合う。 当たり前のことだが、サッカーとはそういうゲームである。 スタート時点では、敵は真正面から向かってくるもので、力と技を駆使し、お互いが対抗する。キック... 続きを読む
2018年07月15日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】ロシアW杯の“究極の一戦”に見つけた「情熱の力」と「教科書」
ロシア・ワールドカップ準々決勝のロシア対クロアチアは、フットボールの醍醐味に満ちていた。 「情熱ドーピング」 まず、そんな言葉を連想させた。 ロシアは戦力的には劣ったものの、開催国としての意地を... 続きを読む
2018年07月08日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】西野ジャパンも一時は手にした“全てを可能にする”必殺の武器
いよいよ佳境に入ったロシア・ワールドカップだが、今大会のグループリーグでは、終盤で試合が決まる展開が続いた。 ブラジルはアディショナルタイムに入ってからの2得点でコスタリカを下し、ドイツもアデ... 続きを読む
2018年06月28日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】西野ジャパンも然り! 代表チームの命運を左右する“天性”のポジション
ロシア・ワールドカップ、グループステージ初戦のコロンビア戦。日本代表FW大迫勇也のヘディングシュートは、痺れるようなインパクトだった。 本田圭佑が蹴ったボールの質も高かったが、やはりゴール前で... 続きを読む
2018年06月27日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】代表チームの「スタイル」とは「勝つこと」のみによって確立する
どんなサッカーをするのか? それは大切なテーマだろう。クラブレベルでは、プレースタイルを確立するのは常道だ。戦術的なアドバンテージによって、バルセロナは世界から羨望の眼差しを受けているのである。... 続きを読む
2018年06月19日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】守勢必至の西野ジャパンは正しい「籠城戦」「心理戦」を仕掛けられるか!?
ロシア・ワールドカップを戦う日本代表だが、「守りを固める」というスタンスにならざるを得ないだろう。コロンビア、セネガル、ポーランドは、どこも日本より実力は上。真っ向から挑み、叩き潰せる相手では... 続きを読む
2018年06月12日
【小宮良之の日本サッカー兵法書】 ピッチ上では全ての責任を背負い、勝利だけを追求する選手を求む!
「勝つことで、自信を取り戻したかった」 ガーナ、スイスに連敗した後、主将である長谷部誠は、こう洩らしている。それは本音だっただろう。サッカーは勝つことで、劇的に状況が変わることがあるからだ。 ロ... 続きを読む