清水英斗 新着記事

「未知の5分間」を経験し、鹿島はまた強くなる

 2013-14シーズンのチャンピオンズリーグ決勝、マドリード・ダービーを思い出す試合だった。ボールを持つチームと、ボールを持たれるチーム。90分の試合はイーブンでも、延長戦に入ると、残った体力... 続きを読む

【日本代表】ハリルジャパンが避けて通れない問題。「国内組を使ってよ」に対する回答

 サウジアラビアに勝利し、日本はワールドカップ出場圏内の2位につけた。これで最終予選も折り返し地点。来年3月に迎えるアウェーのUAE戦、ホームのタイ戦に向け、ひとまずハリルホジッチの続投は間違い... 続きを読む

【日本代表】本田の質と判断が生んだ日本の2点目。「ブレーキ」をかける背番号4の力は必要だ

[ロシアW杯アジア最終予選]日本 2-1 サウジアラビア/11月15日/埼玉 アジア最終予選、ホームのサウジアラビア戦。日本代表がハイプレッシングとスピードあるカウンターで攻め立てる前半に、本田圭佑... 続きを読む

【日本代表】存在感は薄まっているが、それでも本田は「ファーストチョイス」だ

 それでも、本田圭佑はファーストチョイスだ。  15日のサウジアラビア戦で、現実的に本田を外すことを考えてみたが、その結果、今回は外せないという結論に至った。  ビルドアップの起点を作り、身体の強さ... 続きを読む

ハリルジャパンに起きた良質な化学反応。その要因を「自由にプレーしたから」で済ませるのは、もったいない

 オマーン戦で最も印象に残るプレーは、山口蛍の飛び出しだった。  32分の先制ゴールは、左サイドに流れた清武弘嗣のクロスから生まれた。まず、清武がサイドに流れることで、相手2ボランチの1枚を釣り出... 続きを読む

【日本代表】ケルンで蘇った〝半端ない〞大迫を、前線の軸に据える価値はあるのか?

 好調のケルンで、大迫勇也が〝半端ない〞プレーを連発している姿を見ると、2014年の苦い記憶がよみがえる。  ペナルティエリアの幅に留まった1トップが、中盤に下がらずCBを背負う。それがザックジャ... 続きを読む

【日本代表】ハリルの本質は"カメレオン"。豪州戦のドローは真骨頂だった

 1-1の引き分けで勝点を分け合ったアウェーのオーストラリア戦は、戦術というよりも、戦略について、議論を巻き起こしている。あまりに消極的である、と。 ポゼッションを捨てた日本のカウンター戦術は、... 続きを読む

原口の台頭で”逆に”高まる本田の価値。2列目の生存競争は、よりデリケートな局面に

 持てる。打てる。競れる。  本田圭佑の良さは、汎用性だ。ボールを“持つ”キープ力があり、クロスやシュートなどを“打つ”決定力を備える。  さらに重要... 続きを読む

定期的に現われる”悪い時の香川”。相性が良いのは本田よりも…

 9月6日のワールドカップ最終予選・タイ戦では、上手くいかない時の香川真司に見られる典型的な”様子”があった。 “やめて、やめて、結局リズムが詰まってしまう&r... 続きを読む

【日本代表】ドルトムントで苦しむ香川が、日本代表で躍動できた理由。キーポイントは、本田や岡崎らとの「流動性」にあり

 3月29日に行なわれたワールドカップ2次予選のシリア戦。トップ下でフル出場した香川真司は、日本の5得点すべてに絡み、2ゴール・1アシストと結果を残した。  1点目のオウンゴールは17分、ショート... 続きを読む

【日本代表|戦術検証】トップ下・清武を活かす新システム。マルチMFに指揮権を委ねたのは、ハリルの期待の表われか

 ハリルホジッチ監督がアフガニスタン戦で試した、4-4-2のダイヤモンド型。中央に分厚く選手を配置できるシステムだ。キーポイントになるのは、清武弘嗣が務めたトップ下である。【マッチレポート】日本 ... 続きを読む

岡崎慎司の運動量と献身性がキーポイント! プレミアリーグで首位を走る"レスター式"カウンターの妙とは?

 世界的な注目を集めている"堅守速攻"のレスター・シティ。堅牢なディフェンスから、奪ったボールをスペースへ蹴り込み、ジェイミー・ヴァーディーやリャド・マハレズらが技術とスピー... 続きを読む

【J1昇格プレーオフの是非を問う②】無視できない経営メリット。今後は入れ替え戦の導入も検討すべきか

 現行制度のメリットは、なによりJ2の活性化にある。シーズン6位にまで昇格のチャンスが与えられるのだから、リーグ終盤の消化試合はかなり減る。 また、J1への可能性が広がれば、J2クラブは自治体や... 続きを読む

【日本代表】ひとりだけリズムが違う本田圭佑は、日本代表に必要か

 ゆったりとしたリズムでボールを持ち、タメを作る。そして、動き出した味方へパス。たしかに、本田圭佑は、ひとりだけリズムが異なる。特に、球離れの早い日本代表でプレーすると、その異質ぶりが際立つ。 ... 続きを読む

【日本代表】岡崎のPK失敗が暗示する組織的なツメの甘さ。主張しなければ、ディテールは詰められない

 カンボジア戦の47分、岡崎慎司がペナルティスポットへ向かった時は、驚いた。  この侍ストライカーがPKを蹴るのは、2011年アジアカップ準決勝、韓国とのPK戦以来、4年ぶりだ。当時はふたり目のキ... 続きを読む

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