清水英斗 新着記事

むしろ期待を抱かせたウクライナ戦。進化の鍵は”自動化”と”再現性”だ

 キリンチャレンジカップの日本代表対ウクライナ代表は、2-1でウクライナが勝利を収めた。  日本も敗れはしたが、マリ戦からは改善が見られ、それほど悪くない試合だった。負傷欠場した吉田麻也、酒井宏樹... 続きを読む

対照的だった宇賀神と大島の守備対応、アフリカ勢相手に求められるのは”デュエル”より”ミス待ち”か

 日本対マリの国際親善試合は、1424人の観客を集めた。少ない? いや、むしろ「そんなにいたのか」という感想だ。  平日の昼間で閑散としたリエージュのスタジアム、スタッド・モーリス・デュフランには... 続きを読む

【戦術解析】またも露呈したハリルジャパンの弱み…守備がハマらなかった時の解決策は?

 国内組のハリルジャパンは、現状持っているすべてを、中国戦で出し尽くしていた。マンツーマンでつく守備ブロック、奪ったら1トップに蹴るロングボール、サイドから運ぶ攻撃ルート、テスト起用でコンバート... 続きを読む

伸び伸びとプレーする34歳の今野泰幸が、ハリルジャパンに心地よい風を吹き込む

 アンカー。中盤の底に錨(いかり)を下ろし、全体のバランスを安定させるポジション。 「とにかく、あのポジションにいろと言われました。バイタルエリアの辺り。そこを相手に渡さないように。攻撃になっても... 続きを読む

伊藤達哉に久保建英、堂安律… 高い技術力を持つ未来のA代表に相応しい戦術は?

 身長163センチの小さな日本人がボールを持つたび、スタジアムが沸騰する。小気味良 いドリブルで敵陣を切り裂く〝シューティングスター〞─。かつての香川真司と同じ愛称で呼ばれるハンブルク所属の20歳... 続きを読む

日本を救った中村航輔は、川島永嗣の背中にどこまで迫れるのか

 1、2回だけなら個人のひらめきか。しかし、2回も3回も、4回も5回も続いたら、チーム戦術と考えるしかない。  北朝鮮のGKリ・ミョングクは、キャッチしたボールを全部高く蹴り上げ、宇宙開発のような... 続きを読む

日本代表はなぜあっさりと点を取られたのか――失点シーンに潜む戦術的・個人的ミス

 ベルギー戦は72分に失点を喫し、0-1で敗れたものの、選手たちはチームの守備パフォーマンスに手応えを感じた試合だった。槙野智章は次のように語っている。 「ブラジル戦からチームで出た課題を、練習の... 続きを読む

「二面性」を見せたハリルジャパンがベルギー戦で解決すべきポイントは?

[親善試合]日本1-3ブラジル/11月10日/リール(フランス)「私のコメントには二面性がある」という言葉を皮切りに、ブラジル戦を振り返ったヴァイッド・ハリルホジッチ監督。日本代表のプレーは、ナ... 続きを読む

攻撃が行き詰ったハリルジャパン。引いた相手を崩すには、どうしたらいいのか?

[キリンチャレンジカップ2017]日本 3-3 ハイチ/10月10日/日産スタジアム ハリルジャパンは、カメレオン戦術だ。相手チームの特徴を分析し、その長所を消すところから戦術がスタート。そして、シ... 続きを読む

香川真司の「何の意味がある試合なのか」発言が巻き起こした議論。では、その解決策は?

「ワールドカップという意味では、正直、何の意味がある試合なのか。評価しづらいゲームになった」  2-1で勝利したキリンチャレンジカップ、ニュージーランド戦後の香川真司の言葉は、大きくメディアに報じ... 続きを読む

個の発掘か?戦術の熟成か? 戦略家ハリルホジッチが最終予選で見せた“一流の妥協”

 日本代表監督に就任した2015年、ヴァイッド・ハリルホジッチはチーム強化の過程を4つに分けて説明した。  第1段階は、2次予選。第2段階は、最終予選。第3段階が予選を突破した後の1年弱で、第4段... 続きを読む

ルヴァン杯の存在意義を問う②――「英国のリーグ杯決勝はシーズン半ばに開催するようになったが…」

 ルヴァンカップの準決勝は10月4日、同10日に準決勝が行なわれる。来年からはJ2に降格した2クラブの参戦が決定するなど改革も進むが、なお問題点の多いリーグカップの存在意義について、サッカーライ... 続きを読む

【識者コラム】本田圭佑が選んだ“メキシコ”は日本人選手の新たな選択肢となり得るか?

 先日のサウジアラビア戦では今ひとつの出来だった本田圭佑だが、自身は今季よりメキシコの強豪パチューカに新天地を求めた。これまで日本人選手が海外クラブに新天地を求める場合、「ヨーロッパ」がいわばフ... 続きを読む

余裕がなかった日本代表。“コントロール”と名のつく要素でもサウジに上回られた

[ロシアW杯アジア最終予選]サウジアラビア1-0日本/9月5日/キング・アブドゥラー・スポーツ・シティ 8月29日のUAE戦から、中6日で日本との大一番を迎えたサウジアラビア。一方、日本は8月3... 続きを読む

日本が目指すべきチリの「制圧サッカー」。Jクラブも参考になるスタイルの正体とは?

「世界で一番強いのはブラジルで、2番目に強いのはブラジルのBチーム」  そんなふうに言われていた時代もあったが、現在、そのフレーズがもっともしっくりくるのはドイツだろう。2014年のブラジル・ワー... 続きを読む

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