クロアチアとチェコは小さくない不安を
イングランドがここで姿を消すようなら、それはスキャンダルでしかない。ハリー・ケインを筆頭に、ラヒーム・スターリング、フィル・フォデンら粒揃いの精鋭を擁し、ガレス・サウスゲイト監督が志向するポゼッションスタイルの質も高まっている。
クロアチアとの初戦からチェコとの第3戦まで“聖地”ウェンブリーが舞台となる地の利を考えても、サッカーの母国が16強入りを逃すシナリオは描きにくい。むしろ注目点は、優勝候補にも挙がるこのチームがどういう勝ち上がり方をするか。説得力のある勝利が求められる。
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クロアチアとの初戦からチェコとの第3戦まで“聖地”ウェンブリーが舞台となる地の利を考えても、サッカーの母国が16強入りを逃すシナリオは描きにくい。むしろ注目点は、優勝候補にも挙がるこのチームがどういう勝ち上がり方をするか。説得力のある勝利が求められる。
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同じ英国圏から出場のスコットランドにも、勝ち上がりのチャンスはありそう。実績でははるかに上を行くクロアチアとチェコが、それぞれ小さくない不安を抱えているからだ。
依然としてルカ・モドリッチが絶対な柱の前者は、DFラインの弱体化が深刻。名手ペトル・チェフが去るなど世代交代が進んだ後者は、全体的な経験不足が否めない。欲を出さずに、負けないサッカーに徹することが可能なスコットランドから、勝点3を奪うのはどちらも簡単ではないはず。2位争いは三つ巴のサバイバルになる可能性がある。
文●遠藤孝輔
※「ワールドサッカーダイジェスト責任編集 EURO2020展望&ガイド」から転載・加筆。
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