日韓戦後も続く戦い――五輪予選登録メンバー23人の所属クラブでの立場をチェック

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年02月01日

着実に評価を高める久保。フランクフルトが獲得候補にリストアップしたとの報道も。

イラク戦で見事なコンビネーションを見せた久保と鈴木。所属チームでの立場は対照的だが、五輪本大会で再び息の合った連係が見られるか。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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FW
9 鈴木武蔵(水戸→新潟)
昨季成績(J1/J2):13試合・1得点(新潟)/6試合・2得点(水戸)
今季のライバル:ラファエル・シルバ、指宿洋史、酒井宣福など
 
新潟でも、レンタル先の水戸でも真価を発揮できなかった昨季は、不完全燃焼と言えるだろう。吉田新監督の下で序列が横一線となるなか、U-23日本代表での躍動感をクラブでも取り戻し、サイドハーフではなくFWとして勝負を挑む。
 
 
FW
11 久保裕也(ヤングボーイズ)
今季成績(スイス・リーグ):14試合・4得点
今季のライバル:アレクサンデル・ゲルント(スウェーデン代表)
 
4-2-3-1のトップ下を中心に、1トップや2トップの一角も担うなど、ヒュッター監督から前線のマルチロールとして重宝された。今季初得点をマークした6節のシオン戦を皮切りに、ここまで4得点・4アシスト。12月中旬には、この活躍にフランクフルトが目をつけ、乾が抜けた左ウイングの即戦力候補にリストアップしたとも現地で報じられた。
 
 
FW
16 浅野拓磨(広島)
昨季成績(J1):32試合・8得点
今季のライバル:佐藤寿人、皆川佑介
 
昨季同様、スーパーサブでの起用が濃厚だが、今季の成長次第ではスタメンへの抜擢もあり得なくはないだろう。そのためにはJ1通算最多得点をマークした大先輩の佐藤、巻き返しを期す皆川とのポジション争いに勝たなくてはらない。持ち前のスピードをスタートから活かすプレースタイルを確立したい。
 
 
FW
20 オナイウ阿道(千葉)
昨季成績(J2):33試合・3得点
今季のライバル:エウトン、船山貴之、吉田眞紀人など
 
昨季は3得点に止まったものの、今回の五輪最終予選でも見せつけた高い身体能力、とりわけ空中戦での強さは大きな武器だ。一つひとつのプレーは荒削りだが、特大のポテンシャルを持つストライカーだけに、予選での経験を糧に大化けする可能性も秘めている。現時点では2トップの控えの位置付けだが、今季が楽しみな存在だ。

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