日韓戦後も続く戦い――五輪予選登録メンバー23人の所属クラブでの立場をチェック

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年02月01日

日韓戦前に離脱したふたりがザルツブルクで火花を散らす!?

1月16日で21歳の誕生日を迎えた南野。所属のザルツブルクには同年代だけでなく下の世代の選手も多く、決して若手とは言えない立場だ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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MF
14 豊川雄太(鹿島→岡山)
昨季成績(J1):6試合・0得点(鹿島)
今季のライバル:押谷祐樹、片山瑛一など
 
昨季は遠藤、金崎、カイオとのハイレベルな競争のなかで、6試合の途中出場にとどまった。出場機会を求めて、今季はJ2の岡山へレンタル移籍となっているが、レギュラー獲得は簡単ではなさそうだ。豊川の起用が見込まれるシャドーの位置には、チーム得点王の押谷、高い攻撃性能を誇る片山ら実力者が揃っており、まずはキャンプでのアピールが必要になる。
 
 
MF
18 南野拓実(ザルツブルク)
今季成績(オーストリア・リーグ):19試合・7得点
今季のライバル:ヴァレンティーノ・ラザロ(オーストリア代表)、ファン・ヒチャン(U-23韓国代表)
 
今季は開幕からゴールを量産。12節までに7ゴール・3アシストと、快調に結果を残してきた。圧巻は、首位ラピド・ウィーン戦での同点ゴールで、絶妙なファーストタッチから豪快なシュートを叩き込んでいる。だが、年内最終戦となったラピド・ウィーンとのリターンマッチでは先発から外れ、代わって日韓戦で対戦するはずだったファン・ヒチャンが起用された(ファン・ヒチャンも南野同様、オーストリアに帰国)。彼が新たなライバルとなる可能性も浮上している。
 
MF
19 井手口陽介(G大阪)
昨季成績(J1):8試合・0得点
今季のライバル:遠藤保仁、今野泰幸、内田達也など
 
昨季は4試合に先発し、チャンピオンシップの2試合に途中出場するなど急成長を遂げた。主戦場のボランチに君臨する遠藤と今野の壁は高いが、長谷川監督は「最も伸びた」と高く評価しており、出番は着実に増えそうだ。五輪予選では起用されたサウジアラビア戦で及第点以上のパフォーマンスを見せた。
 
 
MF
21 矢島慎也(岡山)
昨季成績(J2):38試合・8得点
今季のライバル:渡邊一仁、関戸健二など
 
昨季浦和からのレンタル移籍で岡山に加入。元々は3-4-2-1のシャドーでアタッカーとして起用されていたが、シーズン途中のボランチ起用によって、パフォーマンスレベルが向上。U-23日本代表では攻撃的MFでプレーしたが、今季も岡山ではボランチでの起用が濃厚だ。
 
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