「Jリーグでプレーすることに大きな喜びを感じている」
――その驚異のボール奪取力のメカニズムは?
「企業秘密ですよ(笑)。まあ、それは冗談として、まずは相手との間合いをできるだけ詰めて、プレッシャーを掛けるんです。その時、相手がどうプレーするかを予測する。もし自分が相手の立場だったら、プレッシャーを掛けられて、どうするか。ゲームはもちろん、トレーニングでもその予測を繰り返すうちに、ボールを奪う技術の精度が上がっていく。
つまり、積み重ねがすべてです。私はまったく満足していないし、ボールを奪い切る力をもっともっと高めたい。それによって、少しでもチームの力になりたいですね」
――Jリーグで注目するボランチの選手を挙げるとすれば?
「特定の選手を挙げるのは難しいです。たくさんの素晴らしいボランチがいますからね。いずれにせよ、Jリーグでプレーすることに私自身が大きな喜びを感じているのは間違いありません。日本でのプレーが終わる時は、クラブ側から“君はもう必要ない”といわれる時で、それは現役引退を意識するタイミングなのかもしれないと、最近では強く思うようになっていますよ」
取材・文:大中祐二(フリーライター)
通訳:渡邉基治(アルビレックス新潟)
■プロフィール■
レオ・シルバ
PROFILE 1985年12月24日生まれ、ブラジル出身。181センチ・75キロ。クルゼイロ(BRA)―イパチンガ(BRA)―ボタフォゴ(BRA)―グアラチンゲタ(BRA)―ポルトゲーザ(BRA)―新潟。J1通算80試合・11得点(8月7日時点)。圧倒的なボール奪取力と迫力ある攻撃参加で新潟の屋台骨を支えるJリーグ№1ボランチ。今年5月には、急性胆のう炎の手術で一時帰国していたが、すでに復帰を果たしており、中盤の底で相変わらず質の高いプレーを攻守両面で披露している。
「企業秘密ですよ(笑)。まあ、それは冗談として、まずは相手との間合いをできるだけ詰めて、プレッシャーを掛けるんです。その時、相手がどうプレーするかを予測する。もし自分が相手の立場だったら、プレッシャーを掛けられて、どうするか。ゲームはもちろん、トレーニングでもその予測を繰り返すうちに、ボールを奪う技術の精度が上がっていく。
つまり、積み重ねがすべてです。私はまったく満足していないし、ボールを奪い切る力をもっともっと高めたい。それによって、少しでもチームの力になりたいですね」
――Jリーグで注目するボランチの選手を挙げるとすれば?
「特定の選手を挙げるのは難しいです。たくさんの素晴らしいボランチがいますからね。いずれにせよ、Jリーグでプレーすることに私自身が大きな喜びを感じているのは間違いありません。日本でのプレーが終わる時は、クラブ側から“君はもう必要ない”といわれる時で、それは現役引退を意識するタイミングなのかもしれないと、最近では強く思うようになっていますよ」
取材・文:大中祐二(フリーライター)
通訳:渡邉基治(アルビレックス新潟)
■プロフィール■
レオ・シルバ
PROFILE 1985年12月24日生まれ、ブラジル出身。181センチ・75キロ。クルゼイロ(BRA)―イパチンガ(BRA)―ボタフォゴ(BRA)―グアラチンゲタ(BRA)―ポルトゲーザ(BRA)―新潟。J1通算80試合・11得点(8月7日時点)。圧倒的なボール奪取力と迫力ある攻撃参加で新潟の屋台骨を支えるJリーグ№1ボランチ。今年5月には、急性胆のう炎の手術で一時帰国していたが、すでに復帰を果たしており、中盤の底で相変わらず質の高いプレーを攻守両面で披露している。