• トップ
  • ニュース一覧
  • 【新潟】「相手を厳しくマークするだけではダメ」――。“新潟の屋台骨”レオ・シルバが語る『ボランチ像』とは

【新潟】「相手を厳しくマークするだけではダメ」――。“新潟の屋台骨”レオ・シルバが語る『ボランチ像』とは

カテゴリ:Jリーグ

大中祐二

2015年09月06日

「Jリーグでプレーすることに大きな喜びを感じている」

Jを代表するボランチに君臨するが、現状に満足せずワンランク上を目指し続けている。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

――その驚異のボール奪取力のメカニズムは?
 
「企業秘密ですよ(笑)。まあ、それは冗談として、まずは相手との間合いをできるだけ詰めて、プレッシャーを掛けるんです。その時、相手がどうプレーするかを予測する。もし自分が相手の立場だったら、プレッシャーを掛けられて、どうするか。ゲームはもちろん、トレーニングでもその予測を繰り返すうちに、ボールを奪う技術の精度が上がっていく。
 
 つまり、積み重ねがすべてです。私はまったく満足していないし、ボールを奪い切る力をもっともっと高めたい。それによって、少しでもチームの力になりたいですね」
 
――Jリーグで注目するボランチの選手を挙げるとすれば?
 
「特定の選手を挙げるのは難しいです。たくさんの素晴らしいボランチがいますからね。いずれにせよ、Jリーグでプレーすることに私自身が大きな喜びを感じているのは間違いありません。日本でのプレーが終わる時は、クラブ側から“君はもう必要ない”といわれる時で、それは現役引退を意識するタイミングなのかもしれないと、最近では強く思うようになっていますよ」
 
取材・文:大中祐二(フリーライター)
通訳:渡邉基治(アルビレックス新潟)
 
■プロフィール■ 
レオ・シルバ
PROFILE 1985年12月24日生まれ、ブラジル出身。181センチ・75キロ。クルゼイロ(BRA)―イパチンガ(BRA)―ボタフォゴ(BRA)―グアラチンゲタ(BRA)―ポルトゲーザ(BRA)―新潟。J1通算80試合・11得点(8月7日時点)。圧倒的なボール奪取力と迫力ある攻撃参加で新潟の屋台骨を支えるJリーグ№1ボランチ。今年5月には、急性胆のう炎の手術で一時帰国していたが、すでに復帰を果たしており、中盤の底で相変わらず質の高いプレーを攻守両面で披露している。
【関連記事】
【ナビスコカップ展望】新潟、神戸はクラブ史上初の4強進出が目前。G大阪、名古屋、柏は秘策も!?
【ナビスコカップ準々決勝・第1戦】新潟が浦和に大勝。神戸は敵地で柏に快勝し4強に前進!
【新潟】指揮官も自画自賛! 横浜で燻っていた佐藤優平が“相思相愛”のチームで輝く理由
【新潟】ショッキングな敗戦に見えた大きな光明。J1残留は、決して難しいミッションではない
2015 J1 2ndステージ日程【7節~12節】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ