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【新潟】「相手を厳しくマークするだけではダメ」――。“新潟の屋台骨”レオ・シルバが語る『ボランチ像』とは

カテゴリ:Jリーグ

大中祐二

2015年09月06日

「ヤヤ・トゥーレのプレーは、欠かさずチェックしている」

世界トップレベルでプレーするボランチもくまなくチェック。特にヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・C)のプレーに魅力を感じているという。(C) Getty Images

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――そうした観点で、注目しているボランチは誰ですか?
 
「ヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・シティ)、エリアス(コリンチャンス)、ラミレス(チェルシー)ですね。それこそ彼らは、非常に高いレベルでマークもパスも得点もできる。特に、マンチェスター・Cでのヤヤ・トゥーレのプレーは、いつも欠かさず映像をチェックしています。
 
 とてもバランスが取れた選手ですが、彼の魅力はやはり攻撃参加。ゴール前のスペースを見つけて、それを使うことに長けていて、前線にパスを当てて後方から駆け上がり、ポストプレーからフィニッシュに持ち込むだけの走力もある」
 
――彼らのエッセンスを、自身のプレーにも積極的に取り込んでいるのでしょうか?
 
「選手は一人ひとりに良さがあるので、単純に比較はできません。ただ、サッカーのゲームを見る時、同じポジション、同じ特徴を持った選手のプレーを分析して、どんどん吸収していく。それは自然なことです。ましてや、世界トップレベルのリーグで結果を出している選手のプレーであれば、なおさらです」
 
――ブラジルでは、2ボランチの場合、第1(プリメイロ・)ボランチと第2(セグンド・)ボランチという役割分担がありますよね?
 
「ただ、今の世界的な流れのなかでは、そういう捉え方はなくなりつつあると思います。ブラジルでも、これまでは相手をマークすることが第一の仕事であるプリメイロ・ボランチ、攻撃参加してアシストやゴールを狙うセグンド・ボランチと分けて考えられてきましたが、最近では単なるボランチ、あるいはMFのひとりと見られるようになってきています。
 
 それがなにを意味するかというと、今日のサッカーでピッチに立つ選手には、これも繰り返しになるかもしれませんが、すべての要素が必要になってきているというわけです。後方からゴール前に絡んでいくことが多いボランチにとっても、先ほど言ったように、マーク、パス、ゴールの能力を兼ね備えていなければならないのです」
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