• トップ
  • ニュース一覧
  • 【新潟】「相手を厳しくマークするだけではダメ」――。“新潟の屋台骨”レオ・シルバが語る『ボランチ像』とは

【新潟】「相手を厳しくマークするだけではダメ」――。“新潟の屋台骨”レオ・シルバが語る『ボランチ像』とは

カテゴリ:Jリーグ

大中祐二

2015年09月06日

「マークも、パスも、ゴールもできるのが、現代に求められるボランチ」

今季で来日3年目。ボランチとして体現するプレーの基本は「フットサルで培ってきた経験が活きている」という。写真:徳原隆元

画像を見る

――フィクソからボランチへはスムーズに切り替えられましたか?
 
「フットサルは11人制のサッカーよりもずっと難しい。プレーするためのスペースがそもそも狭いし、ずっとスピーディですからね。フットサルに比べればスペースも時間も十分にある11人制のサッカーに適応していくのは、難しくはありませんでした」
 
――フィクソでやっていたプレーを、サッカーのフルピッチで表現するということですね?
 
「シンプルに言ってしまえば、ピッチの大きさがフットサルから11人制に変わっただけです。その分、スペースが増えますが、ポジションに求められる役割は変わらない。フィクソ、つまり後方の選手が出したパスを前線の選手がポストプレーでしっかりと落とし、2列目の選手が受けてフィニッシュに持ち込む。私のプレーの基本的な部分にはフットサルで培ってきた経験が活きているし、それがボランチとして進化するカギでもあるんです」
 
――ちなみに、ブラジルの子どもたちにとって、ボランチは人気のポジションなのでしょうか?
 
「いいえ(笑)。先ほども少し触れましたが、やはりCFが人気だし、私の息子もCFをやりたいと言っています(笑)。だったら、私を困らせるようなCFを目指しなさいと、息子には言っています。父親の実力を10パーセントでも越えてくれたら、それでパパは満足だよ、と」
 
――そのボランチに必要な資質とはなんでしょうか?
 
「今、世界のどのリーグや代表を見ても、現代サッカーにおけるボランチ像ははっきりしています。相手を厳しくマークするだけではダメだし、パスが出せるだけ、エリアに侵入して点を取るだけでも足りない。マークも、パスも、ゴールもできるのが、現代に求められるボランチです」
【関連記事】
【ナビスコカップ展望】新潟、神戸はクラブ史上初の4強進出が目前。G大阪、名古屋、柏は秘策も!?
【ナビスコカップ準々決勝・第1戦】新潟が浦和に大勝。神戸は敵地で柏に快勝し4強に前進!
【新潟】指揮官も自画自賛! 横浜で燻っていた佐藤優平が“相思相愛”のチームで輝く理由
【新潟】ショッキングな敗戦に見えた大きな光明。J1残留は、決して難しいミッションではない
2015 J1 2ndステージ日程【7節~12節】

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ