――そのためには所属チームでのプレーが大事になります。もっと伸ばしたい部分は？
川又　チャンスで決め切る力に尽きます。シュートの精度だったり、状況判断はまだまだなので、そこが改善されない限り進歩はないかなと思っています。
 
永井　同じく決定力はもっと上げたいです。２節の甲府戦とかシュートをポストに当てる場面がとにかく多い。決めていれば違う展開だっただろうなって思うんだよね。
川又　あまり楽観するのも良くないけど、気負い過ぎても良くないんじゃない？　きっかけを掴めば勢いは出ると思う。
 
俺はあまりネガティブに考えすぎるとなにもかも悪くなりそうって思うほうだから、常にポジティブに構えてたいんだよね。もちろん反省も必要だけど、終わったことをいつまでも引きずらず、次の試合に向けて上手く切り替えないとやってられない。
 
――今季はチャンピオンシップ出場を目標としていますが、上位進出への鍵はズバリなんでしょう？
永井　勝ち続けることでしょう。まさに昨年の後半戦がそうだったように、勝つことで自信が付くしムードはガラッと変わる。今はどんな形でも良いから、とりあえず結果を求め続けるべき。
 
川又　内容がいくら良くても、勝てなかったら意味がない。内容は疎かにしないけど、勝つことにシビアにならないと。
 
――貪欲に勝利を追求するには、やはりおふたりの活躍が不可欠です。サポーターもかなり期待しているでしょう。
永井　もちろん、このままで終わるつもりはないし、ここから這い上がっていきたい。個人的にはもっとゴールに拘って、上位進出への原動力になれるよう頑張ります。
 
川又　大事なのは目の前の試合を全力で勝ちにいくこと。それをチームとして共有して戦えれば勝ち癖も付いてくるはずだし、チームのポテンシャルを考えればもっと強くなれると思う。