イングランドーー最終盤の交代とPK戦の選手選考が結果的に裏目に
[FW]
9 ハリー・ケイン 5.5
中盤に下りて組み立てを生かすことにも優れた本格派ストライカーは、この日も受けては確実につなぎ、先制点のアシストの前のパスを送ったが、自身シュートゼロは寂しい。
[交代出場]
25 ブカヨ・サカ 5.5(70分IN)
失点後に4-3-3に変更すべく、右ウイングで投入されるも、その後に中盤インサイドを任されるなど、主要大会の決勝で難しい仕事を託された。聡明な若者にも重い仕事は続き、最後はPKを外し、泣き崩れた。
8 ジョーダン・ヘンダーソン 5.5(74分IN/120分OUT)
中盤を活性化すべく投入され、幅広い動きとリーダーシップで一度は盛り返しそうになるも、徐々にミスも散見された。
7 ジャック・グリーリッシュ 5(99分IN)
期待されて延長に投入されるも、ファイナルでは持ち前の創造性を発揮できなかった。ジョルジーニョに踏まれた後は動きが鈍くなった印象も。
11 マーカス・ラッシュフォード ─(120分IN)
最終盤におそらくPK要員として投入されるも、3人目で登場したPK戦では考えすぎたようなキックを左のポストに当ててしまった。
17 ジェイドン・サンチョ ─(120分IN)
ラッシュフォードと同じように最終盤に投入されたが、こちらもPK戦で4人目に失敗。ドンナルンマに完全に読まれて、セーブされた。
[監督]
ガレス・サウスゲイト 5.5
ドイツ戦と同じ3バックは強敵相手の布陣だろう。警戒すべき敵の左サイドを、ウォーカーとトリッピーで対策し、逆サイドのウイングにもマウントを配して慎重に入った。開始早々に左下から始まった攻撃を中央、右を経て、左で仕留める最高の出だしとなり、これでさらに守備的な采配に。前半は堪えたが、後半は敵の攻勢を止められず、失点後の対応もうまいものではなかった。最終盤の交代とPK戦の選手選考も、結果的に裏目に出てしまった。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文●井川洋一
9 ハリー・ケイン 5.5
中盤に下りて組み立てを生かすことにも優れた本格派ストライカーは、この日も受けては確実につなぎ、先制点のアシストの前のパスを送ったが、自身シュートゼロは寂しい。
[交代出場]
25 ブカヨ・サカ 5.5(70分IN)
失点後に4-3-3に変更すべく、右ウイングで投入されるも、その後に中盤インサイドを任されるなど、主要大会の決勝で難しい仕事を託された。聡明な若者にも重い仕事は続き、最後はPKを外し、泣き崩れた。
8 ジョーダン・ヘンダーソン 5.5(74分IN/120分OUT)
中盤を活性化すべく投入され、幅広い動きとリーダーシップで一度は盛り返しそうになるも、徐々にミスも散見された。
7 ジャック・グリーリッシュ 5(99分IN)
期待されて延長に投入されるも、ファイナルでは持ち前の創造性を発揮できなかった。ジョルジーニョに踏まれた後は動きが鈍くなった印象も。
11 マーカス・ラッシュフォード ─(120分IN)
最終盤におそらくPK要員として投入されるも、3人目で登場したPK戦では考えすぎたようなキックを左のポストに当ててしまった。
17 ジェイドン・サンチョ ─(120分IN)
ラッシュフォードと同じように最終盤に投入されたが、こちらもPK戦で4人目に失敗。ドンナルンマに完全に読まれて、セーブされた。
[監督]
ガレス・サウスゲイト 5.5
ドイツ戦と同じ3バックは強敵相手の布陣だろう。警戒すべき敵の左サイドを、ウォーカーとトリッピーで対策し、逆サイドのウイングにもマウントを配して慎重に入った。開始早々に左下から始まった攻撃を中央、右を経て、左で仕留める最高の出だしとなり、これでさらに守備的な采配に。前半は堪えたが、後半は敵の攻勢を止められず、失点後の対応もうまいものではなかった。最終盤の交代とPK戦の選手選考も、結果的に裏目に出てしまった。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文●井川洋一