横浜自陣からの攻撃vs徳島の敵陣での守備
今度は図のように横浜が自陣でビルドアップするシーンを解析します。自陣からの横浜の攻撃では、根本的に両ウイングがサイドに張って、中央にFWとトップ下がいる。前線の3選手を除いて、トップ下を含めた7人、GKを入れて8人で、対する徳島の最終ラインを除く6人を相手にする。8対6の形になります。
この攻防では、徳島としては「数的不利をどうカバーするか」「特にサイドハーフの後ろはプレスバックかボランチのカバーか」が注意点で、横浜は「SBがどこを狙うか」「縦を目指すか、キープを選択するか」という選択肢に迫られます。
横浜の前線3選手のスピードを考えると、徳島の最終ライン4枚が前に出てくるということはしないと思われ、基本、徳島は数的不利の状況でプレッシングしなければならなくなります。
その際にどうカバーするか。杉森選手、小西選手の両サイドが前からプレスすると、反面後ろのスペースが空いてしまう。また、横浜の中央にはトップ下のマルコス・ジュニオール選手と、ダブルボランチがいるので、徳島としても3枚残しておきたい。その際に裏のスペースをどうするか。
横浜のSBは度々中にも入ってプレーをします。そもそも数的不利なので、この際に捕まえる相手を間違えてしまうと、簡単にフリーの状況が作られてしまう。
徳島としては、前からプレスに行かないで、両サイドハーフが下がって守備するという状況も考えられます。
この攻防では、徳島としては「数的不利をどうカバーするか」「特にサイドハーフの後ろはプレスバックかボランチのカバーか」が注意点で、横浜は「SBがどこを狙うか」「縦を目指すか、キープを選択するか」という選択肢に迫られます。
横浜の前線3選手のスピードを考えると、徳島の最終ライン4枚が前に出てくるということはしないと思われ、基本、徳島は数的不利の状況でプレッシングしなければならなくなります。
その際にどうカバーするか。杉森選手、小西選手の両サイドが前からプレスすると、反面後ろのスペースが空いてしまう。また、横浜の中央にはトップ下のマルコス・ジュニオール選手と、ダブルボランチがいるので、徳島としても3枚残しておきたい。その際に裏のスペースをどうするか。
横浜のSBは度々中にも入ってプレーをします。そもそも数的不利なので、この際に捕まえる相手を間違えてしまうと、簡単にフリーの状況が作られてしまう。
徳島としては、前からプレスに行かないで、両サイドハーフが下がって守備するという状況も考えられます。
逆に横浜側としては、SBが開いてボールを受けるのか、中に入ってきてフリーで受けるのか。特にボールと逆のSBがどこに位置して、どこを狙っているのかというのが注目ポイントです。
徳島同様に、横浜も縦に行けるのであれば、スペースを使って走らせるということも良いでしょうが、当然徳島としてもそれをさせないように守ってくる。
スピードに勝るFWがいても、縦方向一辺倒になってしまうと、結局相手にボールが渡ってしまうということになりかねない。前節の鳥栖戦でも大きく蹴ってしまって、相手GKに処理されるというシーンが目立ちました。縦ばかりになってしまうと、意外にボールを持てないという展開にもなりかねず、それは極力避けたい。
そのため、横浜としては縦、縦と目指すのか、数的優位な状況も考えられるので、自分たちの時間を作り、キープの選択をするのか。さらに徳島がそもそも前からプレッシャーをかけない可能性もある。
その場合は横浜としては縦に急ぐ必要もなく、ビルドアップしながら敵陣に進むということも考えられます。
徳島同様に、横浜も縦に行けるのであれば、スペースを使って走らせるということも良いでしょうが、当然徳島としてもそれをさせないように守ってくる。
スピードに勝るFWがいても、縦方向一辺倒になってしまうと、結局相手にボールが渡ってしまうということになりかねない。前節の鳥栖戦でも大きく蹴ってしまって、相手GKに処理されるというシーンが目立ちました。縦ばかりになってしまうと、意外にボールを持てないという展開にもなりかねず、それは極力避けたい。
そのため、横浜としては縦、縦と目指すのか、数的優位な状況も考えられるので、自分たちの時間を作り、キープの選択をするのか。さらに徳島がそもそも前からプレッシャーをかけない可能性もある。
その場合は横浜としては縦に急ぐ必要もなく、ビルドアップしながら敵陣に進むということも考えられます。