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【J1採点&寸評】名古屋0-2鹿島|速攻の起点となった杉岡はダメ押し点も。丸山&中谷は不甲斐ない出来

カテゴリ:Jリーグ

今井雄一朗

2021年05月13日

鹿島――荒木は素晴らしいジョーカーぶり

MF
25 遠藤 康 6.5(53分OUT)
右サイドで吉田豊とのマッチアップも軽快に対応し、左右を問わないポジショニングで名古屋の守備陣を翻弄。速攻と遅攻の使い分けをボールの持ち方で伝達させる匠の技も。

MF
37 小泉 慶 6.5
トップ下というよりは、ひとりでインサイドハーフをやっているような強度の高さ。守備の第一歩、二度追い、ペナルティアエリアへの侵入とチームを助ける働きが多く、名古屋の選手たちに自陣で決して楽をさせなかった。

MF
7 ファン・アラーノ 6.5(70分OUT)
左サイドでプレーし杉岡の空中戦をしっかり攻撃へとつないでいった。攻守の切り替えも速く、高い位置での即時奪回にも貢献。ゆったりとしているようで、プレスバックの鋭さは大いに相手を苦しめた。

FW
8 土居聖真 6.5(53分OUT)
1トップは本職ではないが、空中戦にもめっぽう強く、持ち前のテクニックでMF的なストライカーのこなし方を表現。シュートはなかったが、与えられた仕事は完遂した。
 
途中出場
MF
13 荒木遼太郎 6.5(53分IN)
最前線とサイドを行ったり来たりし、前に出たい名古屋の最終ラインとの駆け引きも多く、得点機にも多く顔を出した。終盤には杉岡の得点を演出し、素晴らしいジョーカーぶり。

MF
27 松村優太 6(53分IN)
スピードを生かしたチェイシングと、技術の高いボールの持ち方で、時間を使いながら相手の最終ラインを脅かす良い駆け引きを見せた。

FW
18 上田絢世 6(70分IN)
25分ほどの出場時間でチーム最多の3本のシュートを放ち、決定機もそのうち2回。決められなかったが、切り札としての存在感は抜群に過ぎた。

MF
20 三竿健斗 ―(88分IN)
試合終盤を締めるとともに、最後まで前に出続けたチームを後押しする気合いのこもったプレーをピッチで表現した。

監督
相馬直樹 6.5
「出しきる試合をしよう」と選手を焚きつけ、素晴らしくハイテンションで強度の高い試合をアウェーで成し遂げた。今季初の3連勝は選手に感謝と言うあたり、モチベーターとしての手腕も光る。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●今井雄一朗(フリーライター)
 
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