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【J1採点&寸評】名古屋2-0G大阪|代表クラスのDFを翻弄!1G1Aの五輪候補アタッカーを最高評価

カテゴリ:Jリーグ

今井雄一朗

2021年04月23日

G大阪――序盤の狙いを采配で後押ししたかったが…

FW
9 レアンドロ・ペレイラ 5.5

行動範囲の広さが前半は裏目に出た印象。相手ディフェンスラインにもっとプレッシャーを与えたかったが、当たり障りのないエリアでのプレーが目立った。クロスを上げる側に回ってはチームの狙いは定まらない。

18 パトリック 5.5(62分OUT)
ペレイラとの連係は取れていたがタイミングが合わないことが多かった。キープしても味方の押し上げが遅く、孤立する場面も散見。惜しいシュートチャンスもあったが、決定力は見せられなかった。

39 宇佐美貴史 5.5
サイドハーフで起用されるも、起点となるプレーも仕掛けるプレーも不足しがち。後半になって相手が守りに重きを置くと能力は発揮されたが、リードがつく前にその迫力を見せたかった。
 
交代出場
MF
6 チュ・セジョン 5.5(HT IN)

ゲームの流れを変える最初の手として投入され、最初はうまく展開力も発揮。押し込む展開が続く中ではサイドにも張り出してチャンスメイクに励んだが、周囲との連係は上がらず。

DF
24 黒川圭介 6(59分IN)

崩されていた右に福田を回し、代わって左サイドの守備を任された。相手が5バックにして守る中では深い位置までのオーバーラップも繰り返し、懸命に巻き返しへ尽力。

MF
21 矢島慎也 5.5(70分IN)

巻き返しを図る中で高い位置を取り続け、常に敵最終ラインへの仕掛けを意識したプレー。相手が固める中央のブロックへのアタックは効果的で、チームを鼓舞した。

FW
32 チアゴ・アウベス 6(70分IN)

短い出場時間ながら縦への突破力、シュートへの積極性で追いかける展開を力強く引っ張った。周囲のサポートがもっと厚ければ、ゴール前に人数をかけられていれば、と悔やまれる活躍。

FW
20 一美和成 ― (81分IN)

反撃の最後の一手として投入され、アグレッシブな動きで前線にアクセントを加える。しかし決定的なスペースは名古屋の選手が固めており、大きな仕事にはならなかった。

監督
宮本恒靖 5.5

攻撃面でもっと徹底する部分があれば試合の流れが掴めたはず。序盤の狙いがどんどん薄れていくような試合展開に、采配で後押しを加えたかった。
   
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●今井雄一朗(フリーライター)
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