【J1採点&寸評】川崎1-1広島|MOMの田中は限界突破か。森島は乾坤一擲の同点弾

カテゴリ:Jリーグ

江藤高志

2021年04月18日

広島――ワンチャンスを確実にねじ込んだ森島

2連敗中だったが、首位チーム相手にドローに持ち込む。敵地で貴重な勝点1を掴み取った。写真:徳原隆元

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MF
18 柏 好文 5.5(66分OUT)
守備に回る時間が長く、攻撃面ではそれほど良さを出せず。そもそもボールにあまり関われていなかった印象。

MF
10 森島 司 7
乾坤一擲の同点ゴールは見事。ワンチャンスを確実にねじ込んだ。チームが守備に回る時間が長いときに、助ける働きを期待。

FW
29 浅野雄也 5.5(73分OUT)
周りとの連係もあるのだろうが前からのプレスがハマらず。川崎の守備陣に上手く逃げられてしまっていた。攻撃面でもミスが目立った印象。

FW
37 ジュニオール・サントス 6.5
身体を張って攻撃の起点になろうと試みたが、前半は全くいいところなし。期待はずれだと思っていた後半の同点ゴールは、それまで完璧に封じられていたジェジエウを振り切ったことから生まれたもの。その後もチャンスを作るなど存在感を示しただけに低調だった前半が悔やまれる。
 
途中出場
FW
14 エゼキエウ 5.5(66分IN)
前線からの守備で川崎の攻撃を遅らせるなど一定の働きを見せた。ただしチャンスでパスミスするなど、攻撃面では良さを出し切れず。

MF
30 柴崎晃誠 6(73分IN)
攻守の切り替えでリズムをもたらす。負けはしなかったが、チームを逆転に導くまでには至らず。

FW
23 鮎川 峻 5.5(73分IN)
疲労した川崎守備陣と対峙。88分の決定機を演出したが単発だった。

MF
25 茶島雄介 -(85分IN)
長谷川に何度か裏を取られるなどしていた印象。

監督
城福 浩 6.5
複数の主力選手が離脱していることもあり苦しい前半を過ごしたが、その難しい試合で勝点1をもぎ取った采配は称賛されるべき。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●江藤高志(川崎フットボールアディクト)

【J1第10節PHOTO】川崎 1-1 広島|川崎の華麗なパスサッカーに広島がタイトな守備で対抗。試合は両者譲らずのドロー決着
 
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