「人間として成長していかないと、プレーヤーとしても伸びていかない」(原氏)
原「いいね。それはすべての競技で?」
嵜本「サッカーが一番多いんですけど、ラグビーとか陸上とか、あらゆる競技の方から応募をいただいています。本当はスポーツを続けたいんだけど、様々な事情で辞めざるを得なかったという社会人はすごく多いので、そういった方々に、練習や試合などで休まなくてはならない時は休んでいただきながら、スポーツと仕事を両立してもらうための制度を設けたんです」
原「それはいいなぁ。じゃあ、あれやってよ。選手だけじゃなくてレフェリーも。これからどんどん若い人を育てたいんだけど、レフェリーで多いのは教員とか公務員で、なかなか働き方が難しくてね。プロフェッショナルレフェリーになれる人はほんの一握りだから、ひとつの選択肢として、嵜本さんの会社で働きながらレフェリーを目指せるようになれたらいいな。真面目な人が多くて、結構優秀な人材がいるんだ」
嵜本「サッカーが一番多いんですけど、ラグビーとか陸上とか、あらゆる競技の方から応募をいただいています。本当はスポーツを続けたいんだけど、様々な事情で辞めざるを得なかったという社会人はすごく多いので、そういった方々に、練習や試合などで休まなくてはならない時は休んでいただきながら、スポーツと仕事を両立してもらうための制度を設けたんです」
原「それはいいなぁ。じゃあ、あれやってよ。選手だけじゃなくてレフェリーも。これからどんどん若い人を育てたいんだけど、レフェリーで多いのは教員とか公務員で、なかなか働き方が難しくてね。プロフェッショナルレフェリーになれる人はほんの一握りだから、ひとつの選択肢として、嵜本さんの会社で働きながらレフェリーを目指せるようになれたらいいな。真面目な人が多くて、結構優秀な人材がいるんだ」
嵜本「すぐにプロジェクトを立ち上げます(笑)。どんな競技もそうですが、それに夢中になれる人って、実はすごく少ないんですよね。特に今はコロナの影響があって、観客が入らずにクラブの収入が減ると、最初に手を付けられるのは人件費の部分になってしまう。そうして競技をあきらめざるを得ない人たちに、我々が手を差し伸べられたらと。アスリートというのは基本的に、自分自身を高める能力が優れているんです。だから別のフィールドでも、コツさえつかめばすぐに即戦力になれるはずなんです。社内にそういう人たちを抱えて、アスリートの可能性を証明していきたいですね」
原「確かにサッカーで一流になる人って、何かを持っているからね。スポーツって思いどおりにいかないもので、失敗したり、惨めさを味わったりしながら、人生の経験値を高めていくわけだよね。結局、そうやって人間として成長していかないと、プレーヤーとしても伸びていかない。カズがリスペクトされるのも、そういうところなんだよね。
嵜本さんの会社で、競技を続けたいけど続けられない人たちをサポートしてくれたら、その人たちの可能性も広がるし、スポーツ界全体にとってもありがたい。俺も早稲田を出たあと、三菱重工で働きながらサッカーをやっていたけど、要するにあれの新時代バージョンだよね」
原「確かにサッカーで一流になる人って、何かを持っているからね。スポーツって思いどおりにいかないもので、失敗したり、惨めさを味わったりしながら、人生の経験値を高めていくわけだよね。結局、そうやって人間として成長していかないと、プレーヤーとしても伸びていかない。カズがリスペクトされるのも、そういうところなんだよね。
嵜本さんの会社で、競技を続けたいけど続けられない人たちをサポートしてくれたら、その人たちの可能性も広がるし、スポーツ界全体にとってもありがたい。俺も早稲田を出たあと、三菱重工で働きながらサッカーをやっていたけど、要するにあれの新時代バージョンだよね」