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【連載・東京2020】立田悠悟/後編「先を行く冨安健洋の存在『いつ追い越せるか分からない。それでも…』」

カテゴリ:日本代表

前島芳雄

2020年01月13日

「早く追いつきたいし、早く追い越したい」

「東京五輪は人生を左右する大会」。出場に向けて意気込んでいる。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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――そこで、ヘコむ男ではないと。
「まあ……メンタルは強くないので、ヘコむ時はヘコみますよ。だけどいつまでも落ち込んではいられないし、そんな暇もない。その間に同い年のライバルたちは海外に行って、トップレベルの舞台で評価を受けて、A代表でもプレーしている。そう考えると、悔しがっている暇があるなら練習しろよって、自分で言い聞かせることができる。だからまだ腐っていない」

――A代表で言えば、同い年で同じセンターバックの冨安健洋選手も選ばれています。そういう選手たちにこれから追いつくぞという気持ちですか?
「早く追いつきたいし、早く追い越したい。そのためにはチームで結果を残すことも必要ですし、海外に出るのもそうだし、やらなきゃいけないことはたくさんあります。いつ追いつけるか、いつ追い越せるかわからないですが、それでも自分はコツコツやり続けるしかないんです」
 
――では最後に、東京五輪に向けて意気込みを聞かせてください。
「僕にとって東京五輪はすごく大きな大会です。その後の人生を左右するものだと思っています。もちろん五輪で終わる選手にはなりたくない。あくまで五輪は通過点で、その先に自分の目標があります。ただ今はまず五輪に出場する目標を達成できるように、日々の練習を大事にして頑張っていきたいです」

PROFILE
立田悠悟/たつた・ゆうご/1998年6月21日生まれ、静岡県出身。191㌢・81㌔。入江SSS―清水クラブSS―清水Jrユース―清水ユース―清水。清水ユース出身の長身センターバック。2017年12月の森保ジャパン発足時からコンスタントにメンバー入りし、2018年のアジア大会では準優勝に貢献した。2019年5月のコパ・アメリカではA代表デビューも果たしている。

取材・文●前島芳雄(スポーツライター)
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