【J1採点&寸評】C大阪 2-1 川崎|決勝弾の鈴木がMOM!先制点の瀬古も貴重な働き

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2019年09月01日

川崎――エース小林は沈黙

リーグ3連覇へ厳しい敗戦を喫した川崎。選手たちは肩を落としながら引き上げた。写真:金子拓弥(本誌写真部)

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14 中村憲剛 5.566OUT
前半は司令塔としてチームをコントロール。ゴールこそ奪えなかったが自在に動き回り、攻撃にリズムを加えた。ただ、後半は流れを変えられずに66分に交代に。
 
41 家長昭博  5.559OUT
12分には右サイドからのクロスで阿部のゴールをお膳立て。マギーニョのフォロー役としても貢献した。ただ、徐々にボールに絡めなくなった。
 
8 阿部浩之 6
12分に一時、同点となるゴールをゲット! こぼれ球に上手く反応して豪快に叩き込んだ。その後も精力的に動き、チームを鼓舞したが、終盤はエネルギーが切れた。
 
FW
11 小林 悠 5
パスを受けようとポジショニングを巧みに変えたが、M・ヨニッチとのフィジカル勝負では分が悪かった。キレはあったが、77分のシュートもバーに弾かれ、エースとしてチームを救えなかっただけに悔いが残ったはずだ。
 
交代出場
MF
16 長谷川竜也 5.559 IN
左サイドで果敢に仕掛けたが、相手の固い守備の前に沈黙。77分の小林へのクロスも惜しくもゴールには結びつかなかった。
 
FW
9 レアンドロ・ダミアン 5.566 IN
短い出場時間ながらシュートを2本放ったが、ゴールは奪えず。チームの救世主にはなれなかった。
 
MF
28 脇坂泰斗 5.573 IN
78分には左からカットインしてシュートを放ち、その後は右サイドを破ってクロスを送るも、ともに奏功せず。積極性は買いたいが、もうひと工夫しても良かったか。
 
監督
鬼木 達 5
優勝戦線生き残りへ勝負をかけたはずだったが、敗戦。課題だったセットプレーの守備を改善できず、苦しい采配となった。

 ※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
 
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