【連載・東京2020】旗手怜央/前編「大学屈指のアタッカーはいかに育ったのか。名門”静学”を選んだ理由」

カテゴリ:日本代表

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年07月08日

「毎日いろんな人に1対1の練習を付き合ってもらっていた」

旗手の言葉からは強烈な向上心がうかがえる。「ひたすらうまくなりたい」という気持ちは幼少期が持っていた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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――旗手選手はいつからトップチームに絡むように?
「1年の後期から、プレミアリーグに少しずつ出場させてもらいました。2年生になってからは、夏前までは全然出られなかったんですけど、夏過ぎにフォーメーションを3-4-1-2に変えて、うまく左ウイングバックにはまって、そこからはずっと使ってもらっていました」
 
――ウイングバックは、守備も求められるポジションです。
「たしかに守備は手こずりました。攻撃面では、個人でどんどん仕掛ける僕のスタイルに合っていたし、監督にも個でゴールに向かう能力を見込んでもらってていて。でも初めは守りになるとてんでダメ。毎日いろんな人に1対1の練習を付き合ってもらっていました」
 
――守備に本気で取り組んだのがその時期?
「そうですね。でも帰陣のタイミングやポジショニングは難しくて……とにかく対峙した相手に負けないことを考えて対人だけは磨いていました」
 
───◆───◆───
 活発で好奇心だった少年は、いつの間にかサッカーにのめり込んでいった。好きなことだからこそ、『うまくなりたい』という強い気持ちが芽生えたのは当然だった。そして名門・静岡学園に入学。初の寮生活に四苦八苦しながらも、仲間とともに切磋琢磨し、技術を磨いていったのである。
 
 7月15日にお届けする中編では、10番を背負った高校3年次から大学進学までを深く掘り下げる。一度はスタメンを外される時期にも腐らなかった――そのエネルギーの根源とは。
 
PROFILE
旗手怜央/はたて・れお/1997年11月21日生まれ、三重県出身。172㌢・70㌔。FC四日市ジュニア―FC四日市―静岡学園高―順天堂大(2020年川崎加入内定)。高校時代には2年次の全国選手権に出場し、チームのベスト8進出に貢献。10番を背負った3年次には全国大会には出場できなかったものの、高校卒業後に順天堂大に入学した。1年次に関東大学サッカーリーグで9ゴールを決めて新人王に輝くと、2年次には全日本大学選抜や世代別代表にも選ばれるようになる。3年次には複数のJクラブの練習に参加し、2020年の川崎への入団が内定した。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

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