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【J1採点&寸評】名古屋2-3仙台|献身性と決定力を兼備する仙台の攻撃陣を高く評価!3戦連続3失点の名古屋は…

カテゴリ:Jリーグ

今井雄一朗

2018年04月12日

仙台――石原はいやらしいプレーでゲームをコントロール

2 永戸勝也 6
右の蜂須賀に負けじと頻繁に攻め上がり、ゴール前でのプレーも多数。サイドの主導権争いでも一歩も退かなかった。

FW
30 西村拓真 6.5(89分OUT)
MAN OF THE MATCH
切れ味鋭いドリブル突破を始め、前線での存在感は絶大。相手に持っていかれそうになった流れを引き戻す後半の2得点目は出色だった。

19 ジャーメイン良 6
抜群の身体能力、特にスピードを活かしてカウンターの急先鋒として機能。若さが目立つ場面も多かったが、裏のスペースにボールを引き出す動きは鋭かった。
 
11 石原直樹 6.5
行動範囲の広さでチームのバランスをとり、ゴール前でのプレーにも怖さ十分。リードを奪った後のゲームコントロールは名古屋にとって実にいやらしかった。
 
交代出場
MF
23 中野嘉大 6(57分IN)
相手に傾きかけた流れを引き戻すタイミングでの交代に、正確な技術と落ち着きで応えた。

DF
39 金正也 (81分IN)
脚がつった石原に代わって出場。イケイケの相手に対する防波堤としてしっかりプレー。
 
DF
13 平岡康裕 -(89分IN)
大岩の退場にともなって出場。1点を守り切る役目としても気持ちを見せた。
 
監督
渡邉 晋 6
非常に統制の取れた守備と分析力が生きた攻撃を、選手を入れ替えながら実現。後半の展開はもっとコントロールしたかったところだろうが、勝利で終わらせる現実的な采配は明確だった。
 
取材・文:今井雄一朗(フリーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
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