【ミランvsユーベ採点&寸評】ゴラッソ2発のイグアインがMOM! スソやカリニッチは…

カテゴリ:ワールド

片野道郎

2017年10月29日

イグアインの2ゴールはいずれも高難易度。

イグアインがこの大一番でドッピエッタ。コンディション不良が指摘された序盤戦から、ここにきて確実に身体のキレが増してきた。写真:Alberto LINGRIA

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[MF]
5 ミラレム・ピニッチ 6.5
ボールのラインより後ろにポジションを取り、攻撃のリズムを作る司令塔として機能。ミランの中盤ラインを切り裂いたディバラへのパス(23分の先制点の起点)は、スピード、タイミング、コースとも完璧な文字通りのキラーパス。守備でもパスコースを読んでのインターセプトでチームを助けた。
 
6 サミ・ケディラ 6(81分OUT)
献身的に中盤を動き回ってスペースを的確に埋め続け、センターレフトの危険なゾーンをスソにまったく使わせなかった。攻撃でもシンプルなパスとフリーランでつなぎ役として機能。攻守両局面において「量」の仕事でチームに貢献した。
 
7 ファン・ギジェルモ・クアドラード 5.5
右サイドでディバラ、ピャニッチと頻繁に絡んで多くのボールに触れるも、ロドリゲスとボリーニの連携を破れず、チャンスらしいチャンスは一度も作れず。球離れの悪さで攻撃をノッキングさせる場面も一度ならずあった。
 
10 パウロ・ディバラ 6
敵2ライン(DFとFW)間を動き回りイグアインの2得点をラストパスと華麗なスルーでアシスト。しかしそれ以外にチャンスに絡む働きは見せられず、コントロールやパスの精度もいまひとつだった。期待値の高さからすれば及第点ギリギリ。
 
17 マリオ・マンジュキッチ 6.5
自軍エリアでスソにスライディングタックルをかましたかと思えば、敵陣深くでのハイプレスでドンナルンマを追い詰める。まったく骨惜しみすることなく汚れ仕事に徹して左サイドの縦100メートルを90分間カバーし続け、勝利を下支えした。
 
[FW]
MAN OF THE MATCH
9 ゴンサロ・イグアイン 7.5
前線で身体を張って押し上げを助け、DFとの駆け引きを繰り返し、たった二度の決定機にゴールネットを揺らし勝利をもたらす。2ゴールともDFラインの手前でパスを受け、一瞬の動きとフェイントでマークを外した極めて難易度の高いシュートだった。
 
[交代出場]
15 アンドレア・バルザーリ 6(65分IN)
右SBに入ってディフェンス中心に安定したプレーを見せる。
 
12 アレックス・サンドロ 6(71分IN)
左SBを無難にこなす。得意の攻め上がりを披露する機会はなし。
 
14 ブレーズ・マテュイディ -(81分IN)
ケディラに代わって左セントラルMFに入り、試合を終わらせる。
 
文:片野道郎/ユベントス、白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)/ミラン
 
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
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