［MF］
23 ダニエウ・アウべス　５
少なくとも前半は対面のマルセロの攻め上がりに蓋をする。しかし、ボールを持った時はいつもの鋭さと多彩なパスが鳴りを潜めた。
 
５ ミラレム・ピャニッチ  5.5（71分OUT）
６分に惜しいミドルを放ち、その後は中盤低めの位置でボールを巧みに捌く。後半は押し込まれて存在感が希薄になり途中交代。
 
６ サミ・ケディラ　4.5
戻ってのクリアなど守備の局面で存在感を見せるも、徐々にペースが落ちカバーしきれなくなる。攻撃ではいつもの鋭いオーバーラップを繰り出せず。
 
12 アレックス・サンドロ　５
攻撃時はサイドハーフ、守備時はSBに。カルバハルとほぼ互角に近い攻防を見せたが、オフェンス時の決定的な働きでは劣った。
 
［FW］
21 パウロ・ディバラ　4.5
一瞬のアジリティ―でファーストプレスをかわすも、その後に囲まれて潰されるという繰り返し。閃きを発揮できなかった。
 
９ ゴンサロ・イグアイン  4.5
マンジュキッチの同点ゴールをアシスト。しかし、全般的にはS・ラモスに封じ込まれ、肝心のフィニッシュでは輝けなかった。
 
17 マリオ・マンジュキッチ　6.5
超絶的なバイシクルで１-１とするゴールを決める。ロングボールのターゲットにもなり、守備でも相変わらず献身的だった。
 
［交代出場］
７ ファン・ギジェルモ・クアドラード　４（66分IN）
最初の交代カードとして送り出されるも、72分に早々に警告を食らうと、84分にS・ラモスの挑発に乗って２枚目を受けて退場……。チームを救うどころか不利にした。
 
８ クラウディオ・マルキージオ　５（71分IN）
１-３になってから投入されるも、失った流れを引き戻せなかった。
 
18 マリオ・ルミナ －（78分IN）
右サイドに入る。マルセロに振り切られた４失点目に絡む。
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文：高橋泰裕（ワールドサッカーダイジェスト編集部）
 
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