［チャンピオンズ・リーグ決勝］ユベントス １-４ レアル・マドリー／６月３日／ナショナル・スタジアム（カーディフ）
 
　大会方式が1992-93シーズンにチャンピオンズ・リーグになって以降では史上初の連覇を成し遂げたレアル・マドリー。２ゴールを挙げてチームに勝利をもたらしクリスチアーノ・ロナウドは、両チームを通じて最多６本のシュートを放つなど、さすがの存在感を見せつけた。
 
　そのＣ・ロナウドと同等、いやそれ以上に際立っていたのが、マドリーの左サイドバックを務めたマルセロと、ユーベの右ウイングバックで躍動したダニエウ・アウベス。ブラジル代表の偉大な両ラテラウだ。
 
　とりわけ後半に抜群の脚力とテクニックでマドリーのアタックにクオリティーをもたらしていたマルセロは、チーム内１位の90回を記録したボールタッチ数をはじめ、シュート数（２本）、パス本数（71本）、ドリブル成功（３回）、クリア（２回）の５項目で３位以内にランクインした。
 
　一方、攻守両面で奮闘したのがユーベのダニエウ・アウベスだ。ボールタッチ数（68回）とインターセプト（３回）がチーム最多、キーパス（１本）とタックル成功（２回）が同３位と、幅広い貢献が個人スタッツからも窺える。 
 
≪チームスタッツ≫
■ボールポゼッション
ユベントス（46％）　－　レアル・マドリー（54％）
 
■パス総数
ユベントス（409本）　－　レアル・マドリー（524本）
 
■パス成功率
ユベントス（82％）　－　レアル・マドリー（90％）
 
■総走行距離
ユベントス（107.5km）　－　レアル・マドリー（103.9km）
 
■シュート数
ユベントス（11本）　－　レアル・マドリー（18本）
 
■枠内シュート数
ユベントス（４本）　－　レアル・マドリー（５本）
 
■タックル成功
ユベントス（14回）　－　レアル・マドリー（19回）
 
■クリア
ユベントス（12回）　－　レアル・マドリー（13回）
 
■インターセプト
ユベントス（10回）　－　レアル・マドリー（12回）
 
■空中戦勝利
ユベントス（４回）　－　レアル・マドリー（６回）
 

≪個人スタッツ（TOP３）≫
■シュート数
［ユベントス］
１位　イグアイン（３本）
　　　ピャニッチ（３本）
３位　マンジュキッチ（１本）　他２人
 
［レアル・マドリー］
１位　C・ロナウド（６本）
２位　イスコ（２本）
　　　マルセロ（２本）　他１人
 
■パス本数
［ユベントス］
１位　D・アウベス（53本）
２位　ピャニッチ（47本）
３位　ボヌッチ（46本）
 
［レアル・マドリー］
１位　クロース（75本）
２位　マルセロ（71本）
３位　カルバハル（63本）
 
■キーパス（シュートに繋がったパス）
［ユベントス］
１位　マンジュキッチ（２本）
２位　ボヌッチ（１本）
　　　D・アウベス（１本）　他１人
 
［レアル・マドリー］
１位　カルバハル（３本）
２位　イスコ（２本）
　　　クロース（２本）　他１人
 
■ドリブル成功
［ユベントス］
１位　ディバラ（２回）
　　　ピャニッチ（２回）
３位　イグアイン（１回）　他１人
 
［レアル・マドリー］
１位　ベンゼマ（４回）
２位　マルセロ（３回）
３位　イスコ（２回）　他１人
 
■ボールタッチ数
［ユベントス］
１位　Ｄ・アウベス（68回）
２位　Ａ・サンドロ（59回）
　　　ピャニッチ（59回）
 
［レアル・マドリー］
１位　マルセロ（90回）
２位　クロース（89回）
３位　カルバハル（75回）
 
■インターセプト
［ユベントス］
１位　Ｄ・アウベス（３回）
２位　ケディラ（１回）
　　　ボヌッチ（１回）
 
［レアル・マドリー］
１位　モドリッチ（２回）
　　　Ｓ・ラモス（２回）
　　　ヴァランヌ（２回）　他１人
 
■クリア
［ユベントス］
１位　キエッリーニ（６回）
２位　Ａ・サンドロ（２回）
３位　マンジュキッチ（１回）　他３人
 
［レアル・マドリー］
１位　ヴァランヌ（４回）
２位　Ｓ・ラモス（３回）
３位　マルセロ（２回）　他１人
 
■タックル成功
［ユベントス］
１位　ボヌッチ（３回）
　　　マンジュキッチ（３回）
３位　Ｄ・アウベス（２回）　他１人
 
［レアル・マドリー］
１位　カゼミーロ（７回）
２位　Ｓ・ラモス（４回）
３位　ヴァランヌ（３回）

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