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【DFBカップ決勝|採点&寸評】バイエルンの守護神が勝利の立役者。香川は15分間出場し、PK戦では1人目のキッカーとして成功

カテゴリ:ワールド

山口裕平

2016年05月22日

気持ちのこもったプレーを見せた香川はPK成功で味方を鼓舞。

誰もが疲労の極致にあったなかでの登場で、香川には決勝ゴールの期待もかけられたが……。奮闘はしたものの、あと一歩のところでタイトルを逃した悔しさは大きい。 (C) Getty Images

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MF
33 ユリアン・ヴァイグル 6.5
なかなかボールを支配することができない展開のなかでも、ボールを持った際は確実にボールを捌いてマイボールの時間を確保した。守備では背後のスペースへのケアを怠らず、飛び出していく選手を捕まえ続けた。
 
ゴンサロ・カストロ  (106分OUT
攻守が入れ替わった瞬間に的確な判断で前線へ飛び出し、27分、103分には正確なパスでそれぞれオーバメヤン、ムヒタリアンのチャンスを演出した。守備でも中央のスペースを確実に閉じ、ピンチの際には最終ラインまで戻って身体を張った。
 
10 ヘンリク・ムヒタリアン 6.5
最大の持ち味である長い距離をドリブルで持ち運ぶプレーは見られなかったが、19分、43分には正確なミドルレンジのパスを供給してチャンスを作り出した。 103分にはエリア右奥でボールを受けて決定機を迎えたが、シュートは枠を捉えられなかった。
 
FW
11 マルコ・ロイス 6
序盤こそ前線でのボールチェイスで相手の攻撃を防ぎ、そこからチャンスも作り出したが、守勢の展開のなかで徐々に存在感が消えていった。後半の序盤にはカウンターで長い距離をドリブルで運んだが、得点には繋がらなかった。
 
17 ピエール=エメリク・オーバメヤン 6
そのスピードを活かし、33分に左サイドを単独で持ち上がってシュートまで持ち込んだように、前線で相手の脅威となった。迎えたチャンスの数は決して少なくなかったが、決め切れず。85分にはピシュチェクのクロスを、フリーながら外してしまった。
 
交代出場
DF
37 エリック・ドゥルム 7(70分IN
フレッシュさを活かし、積極的にドリブルで仕掛けたり、前線に飛び出したりすることで縦への推進力となった。守備でも、疲れの見え始めていたD・コスタに食らいつき、多くを許さなかった。
 
28 マティアス・ギンター 6(78IN
78分にフンメルスとの交代で右CBに。すでにチームはゴール前で釘付けにされる展開になっていたため、1対1に晒されることは少なかったが、集中して任務をこなした。
 
23 香川真司 6(106分IN
15分間の出場ではあったが、気持ちのこもったプレーを見せた。疲れの溜まった味方選手に代わって前線を走り回り、相手の波状攻撃を防いだ。PK戦では1人目のキッカーとして成功させ、チームを鼓舞した。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
文:山口 裕平

【試合レポート】DFBカップ決勝
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