全員が集中力を切らさず勝利に近づいたチームは軒並み高採点。

9シーズンを過ごしたドルトムントでのラストマッチは、フンメルスにとって幾らか悔いが残るものだっただろう。せめて最後の瞬間までピッチに立っていたかったに違いない。 (C) Getty Images
【ドルトムント|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 7
バイエルンに70パーセントのボール支配を許しながらも、一人ひとりの選手が集中を切らさずに守備を続け、120分間失点を許さなかった。前半は幾つかのチャンスを作ったが、守備の時間が長くなると選手の疲労が溜まり、後半はカウンターに出ることも難しかった。全体を通してよく戦ったがチャンスを決め切れず、あと一歩届かなかった。
監督 トーマス・トゥヘル 6
スコアレスの戦いを演じた後半戦のバイエルン戦と同じスタメンでこの試合に臨んだ。耐える展開もあってなかなか動けず、70分にはシュメルツァーを、78分にはフンメルスを戦術的ではない理由で替えざるを得なかった。延長後半には香川を投入したが、展開を変えるまでには至らなかった。
【ドルトムント|選手採点・寸評】
GK
38 ロマン・ビュルキ 6.5
多くのチャンスを許しながらも堅実なセーブを続け、120分間ゴールを許さなかった。PK戦では1本のシュートをストップしたが、他は止め急ぐあまり、先に動いたところをバイエルンの選手に狙われてしまった。
DF
25ソクラティス・パパスタソプーロス 7
球際で身体を張り、56分のクロスにミュラーが飛び込んだシーンでは、身体を投げ出してゴールを許さなかった。1対1で抜群の強さを発揮し、終盤でもその集中力を切らすことはなかった。PK戦では3人目のキッカーを務めたが、左に外れた。
26 ウカシュ・ピシュチェク 6
サイドでリベリと対峙し、突破を許した場面も少なくはなかったが、最後まで粘り強い守備を見せ、決定的なチャンスは許さなかった。85分には右サイドを駆け上がり、オーバメヤンの決定機を演出した。
6 スベン・ベンダー 6.5
最終ラインの中央で相手の動きに対応してポジションを変え、中央でボールを受けようとしたレバンドフスキ、ミュラーに身体を寄せ続けた。PK戦では2人目のキッカーとして右下を狙ったが、ノイアーにセーブされた。
15 マッツ・フンメルス 6.5(78分OUT)
守勢の試合展開とあって、攻撃面で大きな存在感を発揮することはできなかった。64分にはミュラーに背後を取られたが、スライディングで阻止。右足を痙攣し、78分に交代を余儀なくされた。
29 マルセル・シュメルツァー 6(70分OUT)
攻守において存在感を発揮することができなかった。攻撃時にはボールを繋ごうとする姿勢が見られたが、攻撃にあまり人数がかけられないなかでは、あまり効果的ではなかった。後半に入ると背後にロングボールを蹴り込まれ、その対応のなかで負傷し、ピッチを後にした。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
チーム 7
バイエルンに70パーセントのボール支配を許しながらも、一人ひとりの選手が集中を切らさずに守備を続け、120分間失点を許さなかった。前半は幾つかのチャンスを作ったが、守備の時間が長くなると選手の疲労が溜まり、後半はカウンターに出ることも難しかった。全体を通してよく戦ったがチャンスを決め切れず、あと一歩届かなかった。
監督 トーマス・トゥヘル 6
スコアレスの戦いを演じた後半戦のバイエルン戦と同じスタメンでこの試合に臨んだ。耐える展開もあってなかなか動けず、70分にはシュメルツァーを、78分にはフンメルスを戦術的ではない理由で替えざるを得なかった。延長後半には香川を投入したが、展開を変えるまでには至らなかった。
【ドルトムント|選手採点・寸評】
GK
38 ロマン・ビュルキ 6.5
多くのチャンスを許しながらも堅実なセーブを続け、120分間ゴールを許さなかった。PK戦では1本のシュートをストップしたが、他は止め急ぐあまり、先に動いたところをバイエルンの選手に狙われてしまった。
DF
25ソクラティス・パパスタソプーロス 7
球際で身体を張り、56分のクロスにミュラーが飛び込んだシーンでは、身体を投げ出してゴールを許さなかった。1対1で抜群の強さを発揮し、終盤でもその集中力を切らすことはなかった。PK戦では3人目のキッカーを務めたが、左に外れた。
26 ウカシュ・ピシュチェク 6
サイドでリベリと対峙し、突破を許した場面も少なくはなかったが、最後まで粘り強い守備を見せ、決定的なチャンスは許さなかった。85分には右サイドを駆け上がり、オーバメヤンの決定機を演出した。
6 スベン・ベンダー 6.5
最終ラインの中央で相手の動きに対応してポジションを変え、中央でボールを受けようとしたレバンドフスキ、ミュラーに身体を寄せ続けた。PK戦では2人目のキッカーとして右下を狙ったが、ノイアーにセーブされた。
15 マッツ・フンメルス 6.5(78分OUT)
守勢の試合展開とあって、攻撃面で大きな存在感を発揮することはできなかった。64分にはミュラーに背後を取られたが、スライディングで阻止。右足を痙攣し、78分に交代を余儀なくされた。
29 マルセル・シュメルツァー 6(70分OUT)
攻守において存在感を発揮することができなかった。攻撃時にはボールを繋ごうとする姿勢が見られたが、攻撃にあまり人数がかけられないなかでは、あまり効果的ではなかった。後半に入ると背後にロングボールを蹴り込まれ、その対応のなかで負傷し、ピッチを後にした。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。