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サッカーダイジェストのプレミアリーグ担当がシーズン徹底総括! Vol.2――明暗が分かれたロンドン勢&岐路に立ったユナイテッド

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部・サッカーダイジェストWeb編集部

2016年05月09日

岐路に立たされている超名門ユナイテッド。

ラッシュフォードやマルシアルなど期待の若手が芽吹いた一方で、大枚を費やしたシュバインシュタイガー、デパイなどが価値を示さなかったユナイテッド。豊富な財力をどこに費やすべきなのか――。超名門は岐路に立っている。 (C) Getty Images

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――マンチェスター・ユナイテッドはいかがでした? 色々と言われながらも、ここにきてCL圏内まで2ポイント差の5位(37節終了時点)です。
 
編集部H:守備陣の貢献度はかなり大きいと思いますね。ダビド・デ・ヘアとクリス・スモーリング、ダニー・ブリントが安定していたから大きく傾くことはなかった印象があります。
 
編集部K:一方で、前線の構成はルイス・ファン・ハールが試行錯誤していたけど、最終形が決まりきらなくて、迫力不足だったでしょ? あれは足を引っ張ったよ。
 
編集部N:ウェイン・ルーニーっていう大黒柱が長期離脱を強いられて、攻撃の軸が定まらなかったかな。新戦力の目玉だったメンフィス・デパイは大きく期待を裏切ったし、アントニー・マルシアルとマーカス・ラッシュフォードは頑張ったけどいかんせんユナイテッドのエースを張るには若すぎた。
 
編集部H:そうですね。攻撃が機能していれば、もう少し上にいけたと思いますよ。
 
編集部K:でも、CLもグループステージで敗退して、ELのラウンド・オブ16ではリバプールにオールド・トラフォードで簡単に負けたり、一時期の「超名門のカリスマ」みたいなものは薄れたように感じる。
 
編集部N:ファン・ハールが監督になってアカデミー出身の伸び盛りの若手を積極的に使っているんだけど、チームは大金を投じて外から選手を連れてこようとしてきた。チーム方針がいまいち定まっていない印象が強い。
 
編集部H:あとは、ポール・スコールズやライアン・ギグス、リオ・ファーディナンドのような、いざという時にチームを救ってくれるベテランがいなくなったのは、チームの成績とオーラの低下に大きく影響している気がします。
 
編集部K:来シーズン、噂通りにモウリーニョが監督に就任したら、若手がチェルシーのように潰される可能性もある。だから、本当にこの夏の動向がユナイテッドの分かれ道になるんじゃないかな? 伝統の育成路線でいくのか、それともすぐに結果を出すためにビッグネームを乱獲するのか。注目したいね。
 
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