ACL参戦による過密日程も「幸せでしかない」
――今季はリーグ戦と並行してACLにも参戦し、アジアの舞台で現在3連勝中です。過密日程のなかで底力を発揮していますが、連戦に対する考えを教えてください。
幸せでしかないですよね。ネガティブな感情やマイナス要素と捉えられたことが一切ありません。真剣勝負の試合を、ACLに出ていないクラブよりも多くできていますし、その分、チームがタフになります。
環境も違えば、国によっては時差がありますし、帰国してすぐ試合をしなければいけないなど、タフな条件ですけど、出ていないチームがしたくてもできない経験なので、チームが逞しく、タフになっていくうえでは、すごく良い経験をしていると思っています。
――今季と同じくリーグ連覇を狙いながら9位に終わった20年シーズンよりも、現在はリーグ戦の順位は上。当時と比べて、どのような違いがあるのでしょうか?
たくさんありますね。優勝しないとできない経験があって、19年も15年ぶりのタイトル獲得でした。Jリーグのタイトルを取った翌年は、コロナ禍もあり、イレギュラーななかでしたけど、他チームから標的にされて。
F・マリノスが強いチームという認識に変わり、それを乗り越えて勝っていく難しさがあった。相手チームが自分たち仕様にシステムを変えてきたり、対策を練ってきたりするチームがほとんどで、それを超えられなかったのが20年だったと思います。そういった難しさへの免疫や超え方が、15年ぶりということもあり、備わっていなかったというのが、自分の感想ですね。
【PHOTO】アジアを勝ち獲ろう!横浜F・マリノスサポーターの大声援が、横浜国際総合競技場の夜空に響き渡る!
幸せでしかないですよね。ネガティブな感情やマイナス要素と捉えられたことが一切ありません。真剣勝負の試合を、ACLに出ていないクラブよりも多くできていますし、その分、チームがタフになります。
環境も違えば、国によっては時差がありますし、帰国してすぐ試合をしなければいけないなど、タフな条件ですけど、出ていないチームがしたくてもできない経験なので、チームが逞しく、タフになっていくうえでは、すごく良い経験をしていると思っています。
――今季と同じくリーグ連覇を狙いながら9位に終わった20年シーズンよりも、現在はリーグ戦の順位は上。当時と比べて、どのような違いがあるのでしょうか?
たくさんありますね。優勝しないとできない経験があって、19年も15年ぶりのタイトル獲得でした。Jリーグのタイトルを取った翌年は、コロナ禍もあり、イレギュラーななかでしたけど、他チームから標的にされて。
F・マリノスが強いチームという認識に変わり、それを乗り越えて勝っていく難しさがあった。相手チームが自分たち仕様にシステムを変えてきたり、対策を練ってきたりするチームがほとんどで、それを超えられなかったのが20年だったと思います。そういった難しさへの免疫や超え方が、15年ぶりということもあり、備わっていなかったというのが、自分の感想ですね。
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でも、そこから、毎年、優勝争いに絡めるような力をつけたチームになってきた。難しい戦いも、しっかりと乗り越えてきた経験もあるし、打ちのめされた経験もあるところでは、いろんな経験をしてきました。
酸いも甘いもじゃないですけど、しっかりとチームの骨格になっていったというのもあります。そこは、自分は大切にしたい。長く所属させてもらっていますけど、しっかりと、良い思いも悪い思いも、どちらも無駄にしない、しっかりとチームの力に繋げたい気持ちがあります。
去年、タイトルを取れて、今年、20年の経験を活かすべきだと思っています。色んな要素があるのですけど、一番変わる点は、やはりチャンピオンとして見られて、標的になると、皆、目の色を変えてやってくるし、そこをしっかりと乗り越えられるだけの過程を過ごせるかが生命線です。
20年と比べるとするなら、最終盤まで優勝を争えているのは、一つチームの成長です。自分が感じてきたこととか、チームに還元したいことはある程度、力になっていると感じています。みんなタフな条件のなか、頑張っていると思うので、最後に掴み切って、証明したいですね。
※後編に続く。後編は11月24日に公開予定です。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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去年、タイトルを取れて、今年、20年の経験を活かすべきだと思っています。色んな要素があるのですけど、一番変わる点は、やはりチャンピオンとして見られて、標的になると、皆、目の色を変えてやってくるし、そこをしっかりと乗り越えられるだけの過程を過ごせるかが生命線です。
20年と比べるとするなら、最終盤まで優勝を争えているのは、一つチームの成長です。自分が感じてきたこととか、チームに還元したいことはある程度、力になっていると感じています。みんなタフな条件のなか、頑張っていると思うので、最後に掴み切って、証明したいですね。
※後編に続く。後編は11月24日に公開予定です。
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