F・マリノスの色を示したいと臨んだ“初”のCB
――チームに団結力が生まれていたのですね。
プレーできる選手たちからは「やれない選手の分まで、自分の身体がどうなっても、やろう」という姿勢が見えています。そういったところで補い合えていますし、結果に繋げているというのもあります。
本来とは違うポジションを務めている選手もいます。そのなかでチームを勝たせるのは、言葉にするよりもずっと難しくて、とても難しい作業です。実現するための力は、みんなの日々の練習や姿勢でしか培えないものなので、日々の取り組みの賜物だと思います。
――喜田選手が主導するというよりも、選手たちが自発的に、という感じでしょうか?
キャプテンとしてというよりは、一人の人として、仲間として、やれることはやりたいとは思っていたので。もちろん、いろんなアプローチをしています。ただ、別に自分がどうこう、操作していると言いたいわけではなくて。
チームメイトみんなが自ら進んでやってくれていますし、しっかりと補い合える、助け合えるというところは表現してくれているので、それがF・マリノスの色になっていると思います。
プレーできる選手たちからは「やれない選手の分まで、自分の身体がどうなっても、やろう」という姿勢が見えています。そういったところで補い合えていますし、結果に繋げているというのもあります。
本来とは違うポジションを務めている選手もいます。そのなかでチームを勝たせるのは、言葉にするよりもずっと難しくて、とても難しい作業です。実現するための力は、みんなの日々の練習や姿勢でしか培えないものなので、日々の取り組みの賜物だと思います。
――喜田選手が主導するというよりも、選手たちが自発的に、という感じでしょうか?
キャプテンとしてというよりは、一人の人として、仲間として、やれることはやりたいとは思っていたので。もちろん、いろんなアプローチをしています。ただ、別に自分がどうこう、操作していると言いたいわけではなくて。
チームメイトみんなが自ら進んでやってくれていますし、しっかりと補い合える、助け合えるというところは表現してくれているので、それがF・マリノスの色になっていると思います。
――守備陣が手薄になるなかで、ボランチの喜田選手がCBでプレーする試合もありました。
3バックのセンターは、アンジェ(・ポステコグルー前監督)の時に数回やったことがありますけど、4バックのセンターでスタートからとなると、記憶にないですね。あったとしても、期間が空いていますし、やり方も違うので初めてに等しいです。そのなかで、「やるしかないな」というのはありました。
逆に、「この窮地を救えるのは自分しかいない」と、言い聞かせて試合に入りましたし、「自分次第で、チームを好転させられるんじゃないか」とも考えていました。タイミング的にも、チームに与える影響も、しっかりと分かったうえで務めました。
そこで、しっかりとチームを勝たせるところと、周りに良い影響を与えるところも、セットでやりたいと思っていました。後ろから与える影響や、長期離脱者が出て、「F・マリノスは終盤戦にかけて大丈夫か?」という見られ方もされていたはずです。
そういうなかで、できると示せれば、F・マリノスを見る目が変わるのではないかというのもあった。あとはもう、仲間を信じて、必ずチームを勝たせると腹を括って。
――実際にプレーしてみて、どうでしたか?
やっぱり、ボランチとは違う難しさもありました。ただ、普段センターバックを務めている選手とも、密にコミュニケーションをずっと取ってきましたし、僕らからも「こうしよう」というリクエストもあるし、センターバックの選手から「もっと、こうしよう」と、お互い要求し合ってきたなかで、ある程度チームのやりたい点は、頭には入っていたので。それをしっかり示せればできるのでは、というのはありました。
何よりも、F・マリノスの色を示したいと思っていて、みんなに思い出させるようなパフォーマンスを示せればと考えていたので。強気にラインも設定しましたし、ポジションが後ろなので、前の選手の背中を押してあげられるような振る舞いをしたかった。それを、しっかり示せたし、結果に現われたのではないでしょうか。
3バックのセンターは、アンジェ(・ポステコグルー前監督)の時に数回やったことがありますけど、4バックのセンターでスタートからとなると、記憶にないですね。あったとしても、期間が空いていますし、やり方も違うので初めてに等しいです。そのなかで、「やるしかないな」というのはありました。
逆に、「この窮地を救えるのは自分しかいない」と、言い聞かせて試合に入りましたし、「自分次第で、チームを好転させられるんじゃないか」とも考えていました。タイミング的にも、チームに与える影響も、しっかりと分かったうえで務めました。
そこで、しっかりとチームを勝たせるところと、周りに良い影響を与えるところも、セットでやりたいと思っていました。後ろから与える影響や、長期離脱者が出て、「F・マリノスは終盤戦にかけて大丈夫か?」という見られ方もされていたはずです。
そういうなかで、できると示せれば、F・マリノスを見る目が変わるのではないかというのもあった。あとはもう、仲間を信じて、必ずチームを勝たせると腹を括って。
――実際にプレーしてみて、どうでしたか?
やっぱり、ボランチとは違う難しさもありました。ただ、普段センターバックを務めている選手とも、密にコミュニケーションをずっと取ってきましたし、僕らからも「こうしよう」というリクエストもあるし、センターバックの選手から「もっと、こうしよう」と、お互い要求し合ってきたなかで、ある程度チームのやりたい点は、頭には入っていたので。それをしっかり示せればできるのでは、というのはありました。
何よりも、F・マリノスの色を示したいと思っていて、みんなに思い出させるようなパフォーマンスを示せればと考えていたので。強気にラインも設定しましたし、ポジションが後ろなので、前の選手の背中を押してあげられるような振る舞いをしたかった。それを、しっかり示せたし、結果に現われたのではないでしょうか。