MF
８ トニ・クロース　6.5
両チーム最多の102本のパスを出し、しかも成功率は96パーセント。ショートパスはもちろん、サイドチェンジも光る。走行距離の11.41kmはチーム最多と、貢献度は大きかった。
 
19 ルカ・モドリッチ　６
クロースと同じく仕掛けのパスこそ少なかったが、いつも通り縦横無尽に駆け巡って中盤を活性化。ナインゴランとピャニッチに対して、互角以上のパフォーマンスを見せた。
 
22 イスコ 5.5（64分OUT）
ボールに触る機会そのものが少なく、まったく創造性を発揮できず。64分にベンチに途中交代を命じられた。
 
FW
☆MAN OF THE MATCH
７ クリスチアーノ・ロナウド　７（89分OUT）
前半は良い形でボールを受けられず、ややイライラを募らせる。しかし57分、縦パスから左サイドを抜け出し、中央に切り返して右足で叩き込む十八番の形で値千金の先制点。前日会見で記者に「アウェーでのゴールが少ない」と指摘されて怒りを露わにしたエースが、「これでどうだ！」とばかりの結果を叩き出した。
 
９ カリム・ベンゼマ  ６
C・ロナウドにスペースを提供すべく、中央を起点に左サイドにも流れるお馴染みの仕事を全う。先制後は自身も何度かチャンスを得たが、決定的な働きはできなかった。
 
10 ハメス・ロドリゲス　5.5（82分OUT）
怪我で欠場したベイルに代わって右ウイングに入るも、らしいプレーはC・ロナウドに高精度クロスを上げた78分くらい。51分にはヴァンクールのスパイクが左耳に当たって出血する。
 
交代出場
16 マテオ・コバチッチ　5.5（64分IN）
目立ったミスはなく、スペースへの持ち出しも。ただ、交代したイスコと同じく、期待されたスルーパスなどは皆無だった。
 
20 ヘセ・ロドリゲス　6.5（82分IN）
投入から４分後の86分、自陣からドリブルで持ち上がってペナルティーエリア内に侵入し、ディーニュが前方にいながら素早く右足を振り抜いて試合を決める２点目。スーパーサブとして満点の結果を残した。
 
14 カゼミーロ　－（89分IN）
守備固め＆時間稼ぎのために、C・ロナウドに代わってピッチに立つ。ほとんどプレーに関与せず。
 
※MAN OF THE MATCH＝この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。