【FW】堂々の1位は3年連続得点王の……。

今季23ゴールを挙げ、3年連続得点王に輝いた大久保。来年34歳を迎えるが、代表に推す声も多い。1位票を14人、2位票を7人、3位票を3人が投じた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
【FW編】
●1位/94ポイント
大久保嘉人(川崎)
生年月日(年齢):1982年6月9日(33歳)
今季成績:32試合・23得点・4アシスト
「警戒されているなかで、個でも連係からでも点を取る」(森﨑和幸/広島)
3年連続得点王の偉業を成し遂げたベテランストライカーには、最多の14人が1位票を投じている。
「ボールの置き所が素晴らしい」(岩間/松本)
「ミドルもあれば、こぼれ球も決める」(武藤/浦和)
「シュートもトラップもすべてが上手い」(高橋祥/神戸)
とりわけFWとしての高度なスキルを称えるコメントが相次いだ。川崎の攻撃的なサッカーとの相性が抜群で、周りに生かされている部分もあるとはいえ、個の能力でゴールをこじ開けるシーンは決して少なくなかった。
もはや「説明不要」(阿部/甲府)の得点力が、最多得票を集めた一番の理由だが、なによりも評価すべきは、マークが厳しくなるなか、プレッシャーなどどこ吹く風で三たびの栄冠に輝いた点だろう。
広島の佐藤はこう言う。
「大久保嘉人とはどういう選手か、誰もが知っているなかで結果を出し続けている」
30歳を過ぎて、心技体が充実一途の点取り屋ならば、“4年連続”も十分可能だ。
●2位/61ポイント
宇佐美貴史(G大阪)
生年月日(年齢):1992年5月6日(23歳)
今季成績:34試合・19得点・7アシスト
「自分で運んで決められる。個人的に参考にしています」(武富孝介/柏)
日本代表のハリルホジッチ監督が寵愛するアタッカーの才能は、同じピッチに立つ選手たちも当然ながら認めている。聞こえてくるのは「日本人離れしたセンス」への評価だ。
「普通なら打たないタイミングで打つなど独特のリズムがある」(村山/松本)
「技術はもちろん発想が凄い」(杉山/清水)
「プレーのすべてが滑らか」(梅崎/浦和)
仙台の金園が「サッカーの天才、日本のペレ」と絶賛する俊英の課題は、もはや持続力だけだろう。
●3位/59ポイント
ドウグラス(広島)
生年月日(年齢):1987年12月30日(27歳)
今季成績:33試合・21得点・3アシスト
「加入1年目でフィット。新たな得点パターンを生んだ」(豊田陽平/鳥栖)
加入1年目で広島のサッカーに適応しただけでなく、その前線に新たな一面をもたらしたブラジル人FWを、今季のMVPに推す声も少なくない。
「高さがあって足もとも収まる」(秋元/湘南)
「これまでの広島にはいなかったタイプのシャドー」(大谷/柏)
「1年を通してコンスタントにゴールを奪った」(レオ・シルバ/新潟)
文字通り優勝の立役者となった広島の背番号9は、「スーパーなシュートが少なくなか
った」(渡辺/山形)と、“印象点”もハイスコアだ。
●1位/94ポイント
大久保嘉人(川崎)
生年月日(年齢):1982年6月9日(33歳)
今季成績:32試合・23得点・4アシスト
「警戒されているなかで、個でも連係からでも点を取る」(森﨑和幸/広島)
3年連続得点王の偉業を成し遂げたベテランストライカーには、最多の14人が1位票を投じている。
「ボールの置き所が素晴らしい」(岩間/松本)
「ミドルもあれば、こぼれ球も決める」(武藤/浦和)
「シュートもトラップもすべてが上手い」(高橋祥/神戸)
とりわけFWとしての高度なスキルを称えるコメントが相次いだ。川崎の攻撃的なサッカーとの相性が抜群で、周りに生かされている部分もあるとはいえ、個の能力でゴールをこじ開けるシーンは決して少なくなかった。
もはや「説明不要」(阿部/甲府)の得点力が、最多得票を集めた一番の理由だが、なによりも評価すべきは、マークが厳しくなるなか、プレッシャーなどどこ吹く風で三たびの栄冠に輝いた点だろう。
広島の佐藤はこう言う。
「大久保嘉人とはどういう選手か、誰もが知っているなかで結果を出し続けている」
30歳を過ぎて、心技体が充実一途の点取り屋ならば、“4年連続”も十分可能だ。
●2位/61ポイント
宇佐美貴史(G大阪)
生年月日(年齢):1992年5月6日(23歳)
今季成績:34試合・19得点・7アシスト
「自分で運んで決められる。個人的に参考にしています」(武富孝介/柏)
日本代表のハリルホジッチ監督が寵愛するアタッカーの才能は、同じピッチに立つ選手たちも当然ながら認めている。聞こえてくるのは「日本人離れしたセンス」への評価だ。
「普通なら打たないタイミングで打つなど独特のリズムがある」(村山/松本)
「技術はもちろん発想が凄い」(杉山/清水)
「プレーのすべてが滑らか」(梅崎/浦和)
仙台の金園が「サッカーの天才、日本のペレ」と絶賛する俊英の課題は、もはや持続力だけだろう。
●3位/59ポイント
ドウグラス(広島)
生年月日(年齢):1987年12月30日(27歳)
今季成績:33試合・21得点・3アシスト
「加入1年目でフィット。新たな得点パターンを生んだ」(豊田陽平/鳥栖)
加入1年目で広島のサッカーに適応しただけでなく、その前線に新たな一面をもたらしたブラジル人FWを、今季のMVPに推す声も少なくない。
「高さがあって足もとも収まる」(秋元/湘南)
「これまでの広島にはいなかったタイプのシャドー」(大谷/柏)
「1年を通してコンスタントにゴールを奪った」(レオ・シルバ/新潟)
文字通り優勝の立役者となった広島の背番号9は、「スーパーなシュートが少なくなか
った」(渡辺/山形)と、“印象点”もハイスコアだ。