【DF編】
 
●１位／17ポイント
太田宏介（FC東京）
生年月日（年齢）：1987年７月23日（28歳）
今季成績：30試合・３得点・13アシスト
 
「100パーセント危険なボールが来る。キックの質はワールドクラス」（宇賀神友弥／浦和）
 
　左SBながらも、「日本でトップクラスのクロス」（高木利／山形）を武器に今季はJ１最多の13アシスト。キックの精度が昨季以上に映った左足のポテンシャルは、フィテッセへの移籍が正式に決まった事実が裏付けている（12月15日に移籍決定）。
 
●２位タイ／９ポイント
千葉和彦（広島）
生年月日（年齢）：1985年６月21日（30歳）
今季成績：34試合・１得点・０アシスト
 
「広島の堅守をもたらしたのは、彼のリーダーシップ」（森脇良太／浦和）
 
　堅守・広島の象徴と見る向きは少なくなく、その抜群のリーダーシップを浦和の森脇も称えている。「抑え所を心得た」（飯田／松本）守備に加え、鹿島の西などは、その明るい人間性にも惚れ込む。
 
 
●２位タイ／９ポイント
西　大伍（鹿島）
生年月日（年齢）：1987年８月28日（28歳）
今季成績：30試合・０得点・６アシスト
 
「派手さはないけど、鹿島の攻撃をサイドから牽引」（丹羽大輝／Ｇ大阪）
 
　タイミングの良いオーバーラップやカバーリングは熟練の域。攻守で「鹿島の強さ」（東／FC東京）を体現するいぶし銀のプレーが光り、３人中ふたりが「対戦して改めて良さを感じた」と評している。