「1部リーグの下位クラブだったら、うちも戦える」
デインズの試合の映像を見ていると、試合後のゴール裏に挨拶へ行く選手たちの姿に混じり、飯塚CSOの姿もあった。
「チームが最下位に落ちたり、スタジアムの問題が起こったり、危機的な状況がいろいろとありました。そうした現状をファンの人たちにお伝えすることを、クラブとしてしっかりやってきました。なにか起こったときにはサポーターの方々に来ていただいて『今、スタジアムのことはこうなってます』『ムスクロンのスタジアムを代替開催地として確保したのはなぜか』ということを全部一つ一つ説明しているんです。
こうしたコミュニケーションを通じて、毎試合、私もきちんとゴール裏にいる方々に挨拶させてもらってます。サポーターとの意思疎通は問題なく出来るような関係性を築けていると思います。もちろん、彼らには彼らの意見がありますから主張もあります。お互いに壁があって話せないということはない状況を作れたと思います」
「チームが最下位に落ちたり、スタジアムの問題が起こったり、危機的な状況がいろいろとありました。そうした現状をファンの人たちにお伝えすることを、クラブとしてしっかりやってきました。なにか起こったときにはサポーターの方々に来ていただいて『今、スタジアムのことはこうなってます』『ムスクロンのスタジアムを代替開催地として確保したのはなぜか』ということを全部一つ一つ説明しているんです。
こうしたコミュニケーションを通じて、毎試合、私もきちんとゴール裏にいる方々に挨拶させてもらってます。サポーターとの意思疎通は問題なく出来るような関係性を築けていると思います。もちろん、彼らには彼らの意見がありますから主張もあります。お互いに壁があって話せないということはない状況を作れたと思います」
カップ戦ではオイペンに完勝し、ラウンド・オブ16のズルテ・ワレヘムとのダービーマッチでは負けてしまったものの試合を優勢にすすめることが出来た。3月のインターナショナルマッチウイークに行ったオーステンデとの練習試合には勝った。いずれもベルギー1部リーグのチームだ。
「1部リーグの下位クラブだったら、うちも戦える。そんなサッカーになってきています」
雨降って地固まる――。そんな言葉がふさわしいACAFPのデインズ参画1年目のシーズンだった。
取材・文●中田徹
「1部リーグの下位クラブだったら、うちも戦える。そんなサッカーになってきています」
雨降って地固まる――。そんな言葉がふさわしいACAFPのデインズ参画1年目のシーズンだった。
取材・文●中田徹