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「奇跡でした」最下位から急浮上、スタジアム問題…ベルギー2部デインズの飯塚晃央CSOが語る激動のシーズン「危機的な状況があった」

カテゴリ:海外日本人

中田徹

2023年04月10日

「あと一歩届かなかったことへの悔しさはものすごい」

デインズCSOとして奔走する飯塚氏。写真:中田徹

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 今季のデインズは開幕から躓き、ベルギー2部リーグの第10節を終えた時点で最下位に沈んでいた。勝点はわずか8だった。そこから驚異の追い上げを見せ12試合で勝点22を積み重ねた。後半戦だけ見ればリーグ3位の好成績だ。

 迎えたレギュラーシーズン最終節のRSCAフューチャーズ(アンデルレヒトのリザーブチーム)戦に勝てば、上位6チームによる昇格プレーオフに進出というところまでこぎ着けた。

 そのRCSAフューチャーズ戦、ホームのデインズが立ち上がりから圧倒し、13分にCBケネス・シューマンスが幸先よく先制弾を決めるも、53分に右SBゴンザロ・アルメナラが微妙な判定でシミュレーションを取られ、この日、2枚目のイエローカードで退場。これで試合の潮目が変わり、アンデルレヒトの俊英たちに1-2のリードを許した。

 それでも、ホームサポーターの熱烈な声援を受けるデインズは76分、得意の高速カウンターからMFユル・シュリベルスがヘディング弾を決めて試合を振り出しに戻す。だが、健闘はここまで。最後はFWニルソン・アングロのミドルシュートに屈し2-3で惜敗した。順位を一つ上げて6位に滑り込んだRCSAフューチャーズが昇格プレーオフ参戦を決めた一方、8位に留まったデインズは降格プレーオフに回ることになったが、彼らはすでに残留安全圏にいる。
 
 そのRCSAフューチャーズ戦から1か月半経った3月末。デインズの飯塚晃央CSO(最高戦略責任者)はこの激闘をこう振り返った。

「最下位から昇格プレーオフのところまで、最後まで望みをつないだこと自体、奇跡でした。(成績が振るわなかったときと比べ)選手は変わってないですからね。そこまでやりきったという感慨はあったものの、あと一歩届かなかったことへの悔しさはものすごいものがあります。

 チームを建て直さないといけない時期に、スタジアムのことなど同時に問題が起こり、体勢を建て直しながら、一方でアジアのネットワークを広げ、ビジネスも拡大していく。守りと攻めを同時に全部、この半年間でやった中、最後まで望みをつないだ大事な一戦で試合を支配しながら後半にまさかのレッドカードですよ……。もう、力が抜けちゃいました」(飯塚CSO。以下同)
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