上位との直接対決は引き分けじゃダメ。絶対勝ち切らないと。――玉田圭司
――セレッソは現在3位に位置しています(9月16日時点)。玉田選手は今季、初のJ2での戦いになりましたが、難しさは感じていますか?
玉田 別に舐めていたわけじゃないですが、想像以上にレベルが高いなと。セレッソ自体も自動昇格は余裕でしょと思われていましたが、やっぱりやってみなきゃ分からないってことですよね。
田代 僕は2年前(神戸時代)に戦っていますが、レベルはJ1もJ2もそこまで変わらないのかなと感じています。ただ一発で試合を決められる選手はやはりJ1に多く、J2は組織という印象が強いです。
――そのなかでC大阪は前半戦、予想外の苦戦を強いられました、チームの現状はどう感じていますか?
玉田 うーん。
田代 言い辛いですか?
玉田 いやセレッソの本来の実力を考えれば、もっと上を目指せるはずだけどね。今季は戦っていて、安定感がなかった。連勝が少なかったし。
田代 そこはチームとして上手く上積みができなかったということだと思います。ただ、ここからの終盤戦は内容も大切ですけど、なによりも勝点3。勝ち切ることが重要です。
――では今後の改善点は?
田代 改善点は「すべて」です。得点数も増やしたいですし。
玉田 それにどの試合も大事だけど、上位の対決は絶対に落としちゃいけない。ここからは引き分けでもダメ。必ず勝点3を奪わなくちゃ。
――若手が多いこのチームでは、より重要度の増す終盤戦に、ふたりの経験値が必要になりそうです。
田代 そうですね。伝えられる部分は伝えていきたいです。ただ、自分としては年齢は関係ないというところも見せたいですね。33歳になって落ちてきたとか言われたくないので。若々しいところを……って、そう考えている時点で老けているのかな?
玉田 そうだよ、そんな風に考えてちゃダメでしょ。
田代 そうですね。年齢は気にせず、もう33歳なのって観ている人たちに驚かれるようなプレーをして、チームを引っ張っていきたいです。
玉田 身体のケアはもちろんしても、それを周囲に見せることはない。伝えたいという気持ちもあるけど、一番は自然にやること。声を出すことも自然にしたいし、そういう姿勢が若手に伝わって、チームが良い方向に行けばいいと思います。
――では、最後に終盤戦への意気込みをお願いします。
玉田 とにかくチームとしてまとまって戦っていくことが大事だと思います。あとはチームのなかで、自分は重要な選手なんだ誰もがと自覚すること。それが大切です。
田代 チームがひとつになってやっていかなくちゃいけないし、ベンチ、ベンチ外の選手も含めてチームなので、みんなが勝ちたいと強く思える集団になっていきたいです。
取材・文:本田健介(本誌編集部)
インタビュー写真:田中研治
■プロフィール
PROFILE
たしろ・ゆうぞう/1982年7月22日生まれ、福岡県出身。181センチ・79キロ。石丸FC―下山門中―福岡大大濠高―福岡大―大分―鳥栖―鹿島―山形―鹿島―神戸―C大阪。J1通算175試合・48得点。J2通算48試合・10得点。日本代表3試合・0得点(10月8日時点)。
PROFILE
たまだ・けいじ/1980年4月11日生まれ、千葉県出身。173センチ・67キロ。入船SSC―市川カネヅカSC―習志野高―柏―名古屋―C大阪。J1通算342試合・96得点。J2通算25試合・8得点。日本代表72試合・16得点(10月8日時点)。
玉田 別に舐めていたわけじゃないですが、想像以上にレベルが高いなと。セレッソ自体も自動昇格は余裕でしょと思われていましたが、やっぱりやってみなきゃ分からないってことですよね。
田代 僕は2年前(神戸時代)に戦っていますが、レベルはJ1もJ2もそこまで変わらないのかなと感じています。ただ一発で試合を決められる選手はやはりJ1に多く、J2は組織という印象が強いです。
――そのなかでC大阪は前半戦、予想外の苦戦を強いられました、チームの現状はどう感じていますか?
玉田 うーん。
田代 言い辛いですか?
玉田 いやセレッソの本来の実力を考えれば、もっと上を目指せるはずだけどね。今季は戦っていて、安定感がなかった。連勝が少なかったし。
田代 そこはチームとして上手く上積みができなかったということだと思います。ただ、ここからの終盤戦は内容も大切ですけど、なによりも勝点3。勝ち切ることが重要です。
――では今後の改善点は?
田代 改善点は「すべて」です。得点数も増やしたいですし。
玉田 それにどの試合も大事だけど、上位の対決は絶対に落としちゃいけない。ここからは引き分けでもダメ。必ず勝点3を奪わなくちゃ。
――若手が多いこのチームでは、より重要度の増す終盤戦に、ふたりの経験値が必要になりそうです。
田代 そうですね。伝えられる部分は伝えていきたいです。ただ、自分としては年齢は関係ないというところも見せたいですね。33歳になって落ちてきたとか言われたくないので。若々しいところを……って、そう考えている時点で老けているのかな?
玉田 そうだよ、そんな風に考えてちゃダメでしょ。
田代 そうですね。年齢は気にせず、もう33歳なのって観ている人たちに驚かれるようなプレーをして、チームを引っ張っていきたいです。
玉田 身体のケアはもちろんしても、それを周囲に見せることはない。伝えたいという気持ちもあるけど、一番は自然にやること。声を出すことも自然にしたいし、そういう姿勢が若手に伝わって、チームが良い方向に行けばいいと思います。
――では、最後に終盤戦への意気込みをお願いします。
玉田 とにかくチームとしてまとまって戦っていくことが大事だと思います。あとはチームのなかで、自分は重要な選手なんだ誰もがと自覚すること。それが大切です。
田代 チームがひとつになってやっていかなくちゃいけないし、ベンチ、ベンチ外の選手も含めてチームなので、みんなが勝ちたいと強く思える集団になっていきたいです。
取材・文:本田健介(本誌編集部)
インタビュー写真:田中研治
■プロフィール
PROFILE
たしろ・ゆうぞう/1982年7月22日生まれ、福岡県出身。181センチ・79キロ。石丸FC―下山門中―福岡大大濠高―福岡大―大分―鳥栖―鹿島―山形―鹿島―神戸―C大阪。J1通算175試合・48得点。J2通算48試合・10得点。日本代表3試合・0得点(10月8日時点)。
PROFILE
たまだ・けいじ/1980年4月11日生まれ、千葉県出身。173センチ・67キロ。入船SSC―市川カネヅカSC―習志野高―柏―名古屋―C大阪。J1通算342試合・96得点。J2通算25試合・8得点。日本代表72試合・16得点(10月8日時点)。