【C大阪】田代有三×玉田圭司 相思相愛の2トップが語る昇格への決意

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2015年10月10日

札幌戦の3点目はふたりの距離感が良かった。あの形を増やしていきたい。――田代有三

今季序盤は出番の少なかった田代だが、7月12日の札幌戦で今季初ゴールを決めると、以後6ゴールと調子を上げている。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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――それでも、ふたりの連係からのゴールは増えています。23節の札幌戦(○3-1)でも揃ってゴールを決めました。
 
田代 うーん、ただ、僕はその2試合前から先発で出られるようになって、玉さんがサイドを抉ってクロスをくれたシーンがあったんですが、決められなくて。結果を残すのが少し遅かったかなと感じています。
 
玉田 俺としては、当然、印象に残っているゲームですね。有三と良い関係ができたし、みんなに俺らふたりが活かせてもらえたと思います。
 
――特に田代選手のヒールパスに玉田選手が抜け出して奪った3点目は、ふたりのコンビネーションの良さが凝縮されていました。
 
田代 距離感が良かったし、(左SBの)マル(丸橋)からクサビのパスが出た時に、本来は玉さんが受けることが多いんですが、あの時は(左サイドハーフの)パブロが上手く潰れてくれて、僕が受けて、玉さんが裏に走るスペースができた。ああいう形が増えれば、玉さん自身の得点も増えると思います。
 
玉田 あれは自然に身体が動いたというか、動かされたというか。有三が言ったように、あのプレーがチームとして増えていけば、より相手に脅威を与えられるはずだよね。
 
――25節の岡山戦(○2-1)もお互いゴールを奪いました。田代選手はあの日が33歳の誕生日でしたね。
 
玉田 有三が決めたし、俺も有三の誕生日にゴールを取れたことがすごく嬉しかったんだよ。
 
田代 ありがとうございます! 
 
――玉田選手の得点後にはふたりでゴール裏の看板に腰をかけて肩を組んで喜び合っていました。
 
田代 あのシーンで玉さんがおめでとうと言ってくれたんですよね。
 
玉田 そうそう。
 
田代 でも看板の上は結構幅が狭くて、落ちそうになって。あれ危なかったですよね。
 
玉田 有三のケツのサイズが合ってないんだよ(笑)。よくすっと乗れたよね。下手したら一緒に落ちてたよ。
 
田代 僕は危ないと思ってすぐ降りましたもん。
 
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