戦術理解度も深まり、チームとしての一体感が生まれた
■FW
9 藤尾翔太 [評価]B
5試合(先発3)出場・1得点
サウジアラビア戦でレッドカードを受けたのは反省点だが、フィジカルの強さを生かしたプレーでチームに貢献。人員不足となった右サイドハーフでも起用され、ウイングストライカーとして新境地を切り開く。
11 細谷真大 [評価]A
5試合(先発4)出場・2得点
献身的な守備と泥臭くゴールを狙う姿勢を貫き、チームのために最後まで走り続ける。飛び出しのタイミングが良く、ファーストタッチの精度も良好。韓国戦ではこぼれ球からネットを揺らし、点取り屋の仕事を果たす。
18 鈴木唯人 [評価]S
5試合(先発4)出場・3得点
技術力とパワーを兼ね備えるアタッカーの存在感は圧倒的。囲まれてもボールを奪われず、数的不利でも相手を蹴散らす強さもあった。韓国戦で奪った2ゴールは圧巻。最もA代表に近い男と呼ぶに相応しい出来だった。
21 中島大嘉 [評価]C
6試合(先発1)出場・1得点
陽気なキャラでチームを盛り上げた一方で、ストライカーとしては物足りない結果に。気持ちがプレーとリンクせず、最後まで空回り。1ゴールを奪ったが、初先発となった3位決定戦では不発に終わり、試合後は涙に暮れた。
■監督
大岩 剛 [評価〕A
周到なチームマネジメントでチームを3位に導く。目標としていた優勝は果たせなかったが、コロナ禍の影響で限られたメンバーで選手のポテンシャルを最大限に引き出す。パリ五輪の最終予選を兼ねる2年後のU-23アジアカップの第1ポットも獲得し、今後に向けて弾みがつく結果に導く。
■チーム [評価]A
準々決勝の韓国戦では3−0の快勝を収めたのは、チームとして成長の証。大岩監督から求められるタフさを体現しながら大会を通じて安定したパフォーマンスを見せた。戦術理解度も深まり、チームとしての一体感が生まれたのも今後につながる。
――◆――◆――
9 藤尾翔太 [評価]B
5試合(先発3)出場・1得点
サウジアラビア戦でレッドカードを受けたのは反省点だが、フィジカルの強さを生かしたプレーでチームに貢献。人員不足となった右サイドハーフでも起用され、ウイングストライカーとして新境地を切り開く。
11 細谷真大 [評価]A
5試合(先発4)出場・2得点
献身的な守備と泥臭くゴールを狙う姿勢を貫き、チームのために最後まで走り続ける。飛び出しのタイミングが良く、ファーストタッチの精度も良好。韓国戦ではこぼれ球からネットを揺らし、点取り屋の仕事を果たす。
18 鈴木唯人 [評価]S
5試合(先発4)出場・3得点
技術力とパワーを兼ね備えるアタッカーの存在感は圧倒的。囲まれてもボールを奪われず、数的不利でも相手を蹴散らす強さもあった。韓国戦で奪った2ゴールは圧巻。最もA代表に近い男と呼ぶに相応しい出来だった。
21 中島大嘉 [評価]C
6試合(先発1)出場・1得点
陽気なキャラでチームを盛り上げた一方で、ストライカーとしては物足りない結果に。気持ちがプレーとリンクせず、最後まで空回り。1ゴールを奪ったが、初先発となった3位決定戦では不発に終わり、試合後は涙に暮れた。
■監督
大岩 剛 [評価〕A
周到なチームマネジメントでチームを3位に導く。目標としていた優勝は果たせなかったが、コロナ禍の影響で限られたメンバーで選手のポテンシャルを最大限に引き出す。パリ五輪の最終予選を兼ねる2年後のU-23アジアカップの第1ポットも獲得し、今後に向けて弾みがつく結果に導く。
■チーム [評価]A
準々決勝の韓国戦では3−0の快勝を収めたのは、チームとして成長の証。大岩監督から求められるタフさを体現しながら大会を通じて安定したパフォーマンスを見せた。戦術理解度も深まり、チームとしての一体感が生まれたのも今後につながる。
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新型コロナウイルス感染の影響で起用できないメンバーが複数いたなかで、疲労を抱えながら好プレーを見せた選手も多い。とりわけ、素晴らしかったのは鈴木唯人だ。UAEとの初戦では「高校時代にも記憶がない」という強烈なFKをねじ込み、準々決勝の韓国戦では2得点を奪い、細谷真大の得点にも関与。推進力はもちろん、ゴール前での冷静さが光り、クオリティが落ちる試合はほぼ見られなかった。今大会のMVPに推す。
アジアの舞台でたしかな成長の跡を示したが、視線は次の目標に向いている。「自分はA代表になっても遜色なくできるレベルになりたい」と言い切るアタッカーが、今後のどのような成長を見せるのか注目したい。
そのほかにも一戦毎に逞しくなったチェイス・アンリや、キャプテンとしてチームを牽引した藤田譲瑠チマ、守護神として好セーブを連発した鈴木彩艶も印象に残るプレーを見せた。今大会で評価を高めた選手たちのさらなる成長に期待したい。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【関連動画】U-21鈴木唯人、韓国戦で圧巻2発! 鮮烈FK弾&鮮やか反転ショット!
アジアの舞台でたしかな成長の跡を示したが、視線は次の目標に向いている。「自分はA代表になっても遜色なくできるレベルになりたい」と言い切るアタッカーが、今後のどのような成長を見せるのか注目したい。
そのほかにも一戦毎に逞しくなったチェイス・アンリや、キャプテンとしてチームを牽引した藤田譲瑠チマ、守護神として好セーブを連発した鈴木彩艶も印象に残るプレーを見せた。今大会で評価を高めた選手たちのさらなる成長に期待したい。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【関連動画】U-21鈴木唯人、韓国戦で圧巻2発! 鮮烈FK弾&鮮やか反転ショット!