プロレフェリーはどんな生活を送っているのか?
――どのように1週間を過ごされていますか?
「次の試合まで1週間の期間がある時で、日曜日に試合があったという仮定でお話します。
月曜日は試合翌日ですので、リカバリーにあてます。ただし、完全に休まずにストレッチやウォーキングをして、身体をリフレッシュさせます。
火曜日は休みとしますが、完全に休む時と自転車に乗って身体を動かす時もあります。
水曜日からは徐々に上げていきます、先ほど言った下半身のトレーニングをメインに、ジョギングも行ないます。
木、金曜日からインターバルを行ないます。50mや100mなど距離で、時間を変えて強度のあるトレーニングを行ないます。また、レフェリーに必要な『頭の回転』を落とさないように、有酸素運動時には周りを見て、歩いている人やランニングしている人、犬の散歩をしている人など、それぞれの次の行動を予測します。
土曜日の試合前日は調整で走ります。これが1週間の試合間隔がある時のルーティンです。
起きる時間は、大体朝6時くらいで、寝るのは夜10時くらい。8時間は睡眠をとるようにしています。ナイトゲームがあると寝る時間は遅くなりますが、それでコンディションが乱れたりはしません。トレーニングを行なうのは、9時から11時など暑い時間帯で行ないます。水曜日と日曜日など、週に2回試合がある時は、ほとんどをリカバリーにあてます。若い頃はトレーニングしていたのですが、50歳に近付き、超えてからは身体の回復に時間がかかるようになったためです」
「次の試合まで1週間の期間がある時で、日曜日に試合があったという仮定でお話します。
月曜日は試合翌日ですので、リカバリーにあてます。ただし、完全に休まずにストレッチやウォーキングをして、身体をリフレッシュさせます。
火曜日は休みとしますが、完全に休む時と自転車に乗って身体を動かす時もあります。
水曜日からは徐々に上げていきます、先ほど言った下半身のトレーニングをメインに、ジョギングも行ないます。
木、金曜日からインターバルを行ないます。50mや100mなど距離で、時間を変えて強度のあるトレーニングを行ないます。また、レフェリーに必要な『頭の回転』を落とさないように、有酸素運動時には周りを見て、歩いている人やランニングしている人、犬の散歩をしている人など、それぞれの次の行動を予測します。
土曜日の試合前日は調整で走ります。これが1週間の試合間隔がある時のルーティンです。
起きる時間は、大体朝6時くらいで、寝るのは夜10時くらい。8時間は睡眠をとるようにしています。ナイトゲームがあると寝る時間は遅くなりますが、それでコンディションが乱れたりはしません。トレーニングを行なうのは、9時から11時など暑い時間帯で行ないます。水曜日と日曜日など、週に2回試合がある時は、ほとんどをリカバリーにあてます。若い頃はトレーニングしていたのですが、50歳に近付き、超えてからは身体の回復に時間がかかるようになったためです」
――水曜日にVARが入った時は変わりますか?
「VAR後も実はすごく疲れるのです。肉体的な疲労ではなく、頭が疲れて、翌日は激しいトレーニングが出来る状態ではなくなります。脳が疲れる『脳疲労』という言葉がありますが、それをVARで体感しています。そのため、VAR担当試合の翌日は、自転車に乗った有酸素運動程度にしています」
(後編に続く)
取材・文●石井紘人 @targma_fbrj
「VAR後も実はすごく疲れるのです。肉体的な疲労ではなく、頭が疲れて、翌日は激しいトレーニングが出来る状態ではなくなります。脳が疲れる『脳疲労』という言葉がありますが、それをVARで体感しています。そのため、VAR担当試合の翌日は、自転車に乗った有酸素運動程度にしています」
(後編に続く)
取材・文●石井紘人 @targma_fbrj